錬金魔導師、魔法少女を奴隷調教する

濡れ雑巾と絞りカス

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第3章

テンネブリス ―クリ・チクビ荷物引き(3)―

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「ひ、ひどい目に会いましたわ……」

 スライムに侵食され、猛烈な痒さと熱さに襲われたテンネブリスは、開放されてからもしばらくその余韻で動けずにいた。
 魔法少女衣装の回復効果に加えて慣れない回復魔法も使って、ようやく痒みが収まる。
 なりふり構わずブロックを引いたせいで、限界を超えて伸びきっていた両乳首とクリトリスも、今は少し腫れている程度まで治まっていた。

「こ、これを後9回…繰り返さないといけませんの…?」

 両手で胸を抱き、内股で太ももをこすり合わせながら立ち塞がる石壁を見やる。

 先程の激感は、幼い少女にとってはまさしく拷問だった。
 オーク2匹に嬲られたのも同様に凄惨なものだ。これだけの仕打ちが続けば、少女の心を折るには十分だろう。

 なんとか次のブロックの前へまで歩みを進めたが、その壁を見ながら少女の動きが止まってしまった。

 ブロックに手を触れて、念じて、動かす。

 頭では理解できてもそれができない。
 手を伸ばそうとすると、自然と手足が震え、無意識のうちに体が拒む。

 オークに嬲られたときは、魔獣との戦いで負けたのだから仕方ない。魔獣に破れ死んでいったり、助かってもトラウマを負って戦えなくなった魔法少女の話は以前から聞いていた。そのため多少の覚悟もできていた。
 自分はこんなことでは折れない、自力でなんとか倒すことができたのだから次はもっと慎重に、負けないようにすれば良いと、心と体に傷を負いながらも先へ進むことができた。

 だが今度は違う。

 少なくとも対処方法が有るオークと違い、スライムには一切対処ができなかった。
 とにかく逃げたい一心でブロックを引ききったら、スライムが勝手に無力化されただけ。

 襲われれば確実に嬲られる。
 あの恐ろしく激しい刺激には、死の恐怖すら覚えた。
 何度も味わいたいものではないし、次も耐えられる確証はない。

 普通の魔法少女であれば、たまたま神に選ばれただけの普通の少女であれば、この時点で心が折れていた。

 しかし、テンネブリスの心は未だ折れない。

「こんなところで、止まっていられませんのっ!わたくしは茉莉香先輩を、お姉さまを助けるためにここにいるのですから……!!」

 握りこぶしにギラギラした瞳で一人決意を口にする。
 何があってもプリズマシャインを助けるという強い思い。
 正確には助け出したことによりプリズマシャインとの仲をより深くすることを目標に、テンネブリスは折れずに進む。

 鼻息を荒くした少女は、若干興奮…というか発情している。
 先程のスライム責めの余韻だろうか。
 今のテンネブリスは、プリズマシャインを助け出した後のご褒美のことで頭がいっぱいになっていた。

(お姉さまを助け出して、お礼にデートを…待ち合わせをして一緒にお買い物、お食事、そうですわお姉さまが行きたがっていた猫カフェに行きましょう、あぁでもSNSに載っていたあの映えるスイーツのお店も捨てがたいですわ…そうそう、お姉さまがお使いになっているボディクリームのお店も連れて行っていただきたいですの!それにあの綺麗なストレート髪に使われているヘアセラムを買っていただいて、わたくしの髪に塗っていただいて、「クロエの髪はふわふわして可愛らしいですね」とか言ってもらっちゃったりしますの!!そのあとランジェリーショップでお姉さまに好みの下着を選んでいただいて、夜はそのまま…きゃっ、いやん♡)

 少女の描く未来絵図。
 というより妄想。
 茉莉香とのベッドインシーンまで想像して、頬を赤くし両手で抑えブルブルと頭をふる。

 もうこの時点で恐怖心など吹き飛んでいた。
 プリズマシャイン、輝山茉莉香を助けるためテンネブリスは次のブロックへと手をのばす。

「くっ…ふぅん…今度は初めから全力で引きますの。スライムが時間で出てくるなら、早く動かせば襲われるのはより短い時間で済みますわ」

 妄想で頭を膨らませながらも、ダンジョン攻略に対してテンネブリスは冷静だった。
 スライムがダンジョンに仕掛けられたトラップの類だと見抜き、動かし始めてからの時間で出てくるパターンと、一定位置まで動かしたら出てくるパターンの2つを想定し1つ目の時間依存のパターンで決め打ちして対応しようと試みた。

「んぐっ…んーーーッ、んーーーーーッ!ンンーーーーッゥ!!ンぐいいぃぃーーーーーッ!!ふにいいぃぃぃぃーーーーーーーー!!ふにゅいいいぃいーーーーーッ!!」

 当然、乳首とクリトリスはこれまで以上の激痛にさらされる。

 グイグイ伸びて引きちぎれそう。

 最初の頃のように、乳首を中心に力を込めているのではなかなか動かせないので、全身を使って、クリトリスにもかなりの負荷をかけて引いている。

「ふにっ、ふぐううぅぅうーーーーーーー、ううっ…んぐぅぅぅーーーーーっ!ンーーーーッ!ンーーーーッ!!ふングーーーーッ!!はひいぃい…はひぃぃ…クリっ、きつ…いい…ッ、ングーーーーッ!!」

 3つの突起がビンビンに伸び切り、少女の顔が苦痛に歪む。
 普通なら悲鳴をあげて泣き叫んでも仕方がないような刺激が股間に走っている。

 それでも、先程のスライム責めに比べたら天と地、全然マシだ。
 あの責めの時間を少しでも短く出来るのならば、と必死の様相で敏感な突起を酷使しブロックを引く。

 そんな中でも、テンネブリスはブロックの動いた距離もきちんと確認していた。
 先程のブロックでスライムが湧き始めた2割を超える。
 今回のブロックはそのタイミングでもスライムが湧かない。
 時間がキーだったのか、と更に引く力を強くするテンネブリス。

「んぐううぅぅ!!ふひぃぃーーーーはひいぃぃぃーーーーーーッ!!ふぃーー、ふぃーー………ほおおおぉぉおーーーーーゥゥゥ!!ウ゛んぐぅぅ……んーーークッ!んぐぐぅぅぅぅ………!!」

 3本の糸全てに力を入れるために腰を落とし、足を引く。

「くううぅ………うううぅーーーーーッ!ひぃ…はぁ…ひぃ…っ、もっと、つよ…くううぅぅ、ううう…おおおぉぉーーーーい゛いいいいいいーーーーッ!!」

 少女の突起がどんどん伸びる。中途半端な回復魔法しかかけられず、完全に元に戻ったわけではない両乳首とクリトリスは、再びの伸張陵辱にすぐに屈する。

「ふおぉ……………んっくうぅ……………ウんおおおおぉぉぉぉーーーほおおおおおぉぉーーーー……っ……」

 奇妙な気張り声をあげて7割ほど動かした。
 この時既にテンネブリスの3突起は今日一番のデカクリ乳首に成っていた。

(おかしいですわ…スライムが出てきませんの)

 疑問に思いながらも、手を…いや乳首とクリを緩めること無く引き続ける。
 そのまま、ブロックを1マス動かしきった。

「くはぁっ!ふぅ…ふぅ…はひぃ……何も、でませんでした……の?」

 結局、何も起こらずにブロックを動かしきることができた。
 覚悟をして引き始めただけに、拍子抜けだ。
 とはいえ、無事に動かせたのだから文句などない。

 肥大した乳首とクリに回復魔法をかける。
 あまり得意ではないテンネブリスの回復魔法ではなかなか回復しきらないので、魔法少女衣装の回復効果も併せてデカクリ乳首を元に戻していく。

 なにはともあれ後8回。
 続くブロックとその次も今と同じ勢いで動かしていく。そのブロックも何事もなく乳首とクリトリスを引き伸ばしただけで無事に動かしきった。

 ブロックを引き終わる度に痛む突起を回復するが、回を追うごとに終わった時の肥大化具合が大きくなっている。

「くひいぃぃぃ……んっ、くううぅぅぅ!!はひぃ、はひぃ…んっ、んぐぐ、んっ、ぐううぅぅーーーー!ふひぃっ、ふひいぃ…んぐぎいいいいいぃぃぃ!!」

 その後もスライムに襲われること無く、勢いよくブロックを引き続けること2回。
 ブロックを動かす回数は残り6回になるまで進んでいった。
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