錬金魔導師、魔法少女を奴隷調教する

濡れ雑巾と絞りカス

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第3章

戦闘 ―テンネブリス対オーク戦(7)―

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 感覚の全てを痛みに塗りつぶされ、目を見開いて悲鳴を上げるテンネブリス。
 犯される穴の感覚は既に麻痺し、次第に大きくなる肉棒にされるがまま陵辱される。

 今の少女に、出来ることはなにもない。

 テンネブリスはただただ早く、この処刑じみた拷問が終わることを祈るだけだ。
 そして…いつかは終わりがやってくる。

「フゴッ!フゴゴッ!!フゴオオオォ!!」

 オークの動きがクライマックスに向けてどんどん激しくなっていく。
 無抵抗に体の中身を吐き出し続けるテンネブリスは、犬に咥えられて遊ばれ振り回される人形のようだ。

 痛みももはや感じない、何をされても無反応、後は死を待つだけか、とされるがままの虚ろな瞳の少女。
 死にかけマグロ状態のテンネブリスの様子も気にせず、オークは本能の赴くままに少女を嬲る。

 ついに、限界が訪れた。

『ブモオオオオオオオーーーーーーーー!!!!』

 揃って吠える二匹のオーク。

「……………ッ!……………ッ!……ッ!……ッ!…ッ!」

 ――びゅるびゅりゅびゅる!!

 丸太のような極太チンポを少女の最奥まで叩き込み、溜め込んだ白濁液を破れた水道管のような勢いで注ぎ込む。

「……お゛………あぁ…………ぐ……ぶっ………ぷぎっ………お゛お゛ッ!」

 みるみるうちにテンネブリスの腹が膨らんでいく。

 ――どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ!

 二匹の射精が止まらない。
 萎えることないオークの肉棒。それが蓋となり、テンネブリスの体内へ余すことなく雄汁が注がれ続ける。

「お゛お゛お゛…………お゛……お゛お゛……ぐお゛お゛お゛ぉ゛!?」

 妊婦を例にたとえられる大きさなどすぐに超え、水風船のようにパンパンになっていく。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛―――――――――――――――――ツッ!!!」

 高まり続ける体内の圧力に、腹の底から響く死にそうな泣き声が少女から漏れる。

「お゛お゛う゛ッ!お゛げえぇぇぇぇ!!お゛お゛お゛げえええええええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!ぶげっ!!!げえええぇぇぇぇぇぇ!!!」

 今にも破れそうな腹部、吐いても吐いても楽にならない。真っ赤になっていた顔は、次第に青く、白く変わっていく。それにつられてか、高圧電流でも流されているかのように、少女の身体が危ない痙攣をひき起こした。

 オーク精子に身体を破られる寸前、ブルブルと緑色の巨体が震え、激流のような射精が止む。

 出し切ったらば用はないと言わんばかりに、二本の肉棒があっさりと引き抜かれ、テンネブリスは地面へ打ち捨てられる。

「おぎいいいいいぃぃ!!――――ッ!!――――――――――ッ!!――――――――――ッ!!」

 声にならない悲鳴をあげ、体内の精子が広がりっぱなしの二穴から蛇口を捻ったように勢いよく飛び出る。

「ブギャハハハハハ!!」

 仰向けのまま大の字で痙攣するテンネブリス。
 精液にまみれた魔法少女の無様な姿を見て、手を叩き笑い合うオーク。
 と、そのうちの一匹が思いついたかのように足をあげ、未だパンパンに膨らんだ少女の腹へと振り下ろした。

 ――ドゴン!

「お゛げえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!?!!?!?!?」

 無理やり押し出されるオーク精子。
 腹が破けなかったのが奇跡だ。

 だが、粘質の高い液体を全てすぐに吐き出すことはできず、少女の腹部は未だに膨らんだまま。
 となれば、もう一匹のオークも黙っているはずがなく。

 ――ドゴン!!

「ふ゜げえ゛え゛え゛え゛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!!!!!」

 一匹が蹴れば続いてもう一匹が。

 ――ドゴン!!

「ふ゜ぎいいいぃぃぃぃっっっぃぃぃっぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

 さらに続けてもう一撃。

 ――ドゴン!!

「ぷぎょおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

 餅つきのように、交互に何度も何度もテンネブリスの腹部を踏み抜く。
 少女の反応がなくなり、穴から精子が飛び出なくなるまで執拗に太い足裏でスタンプされる。

「お゛………あ゛…………ぎ………んぶっ………」

「ブギャギャギャギャギャギャ!!」

 潰れたヒキガエルのようになったテンネブリスを見て、笑い転げるオーク二匹。

「プギャ……」

 そのうちの一匹が、急に動きを止める。

「プギギッ………プギャッ……」

 プルプルと震え出すと、それがもう伝播したようにもう一匹も苦しみだす。
 最初に苦しみだしたほうは顔から、もう一方は足先から、急激に皮膚が紫色に変色していく。
 程なく全身が染まり、そのまま二匹は息絶えた。

 ドシーンドシーンと二匹が大地に倒れ、しばらくの沈黙が訪れる。
 二匹の死因は遅効性の毒魔法。テンネブリスが最後の気力を振り絞り、オークの体内へ注いでいた毒が、やっと効果を発揮したのだ。すぐには効果を発揮しない反面、一度効果が出てしまえば強烈だった。

 カヒューカヒューとテンネブリスの死にそうな呼吸音だけが室内に響く。意識は辛うじてあるものの、思考力はほとんど無い。
 オークを倒したことも正しく認識できているか怪しいような状態ではあるが、なんとかテンネブリスは生きていた。

 魔法少女衣装が、ほとんど切れかけた魔力を吸って少女の身体をゆっくりと癒やす。
 と、そこへまた例のアナウンスが響いた。

 ――ピーンポーンパーンポーン

『魔獣討伐おめでとうございます。死にかけの《泡姫》様に、今回限定特別プレゼントがございます』

 アナウンスが終わると、テンネブリスの顔の上にポーション瓶が現れる。
 突如現れたそれは、誰もいないのに勝手に傾き、青色の液体を少女の口内へと垂らしていく。

「んくっ…んっ…く……んっ……んぐっんぐっ」

 飲んだポーションはすぐに効果を発揮し少女の身体を急速に癒やす。最初は抗う力すら無く勝手に体内へ入ってきたポーションだが、テンネブリスが半分ほど飲んだときには既に自力で飲み込めるほどに回復しており、そのまま一息に全てのポーションを飲みきった。

「げぷっ……これ…は……」

 可愛らしいげっぷ一つ。
 痛みが消え、手足が動く。身体が軽い。ボロボロに壊され死ぬ寸前だった少女の全身は瞬く間に修復されていた。上半身を起こし、手をグーパーグーパー動かしてみるが全く問題がない。先程まで指先一つ動かせなかったのが嘘のようだ。
 疲れもなく、むしろダンジョンに入る前よりも爽快なくらいだ。当然のごとく、枯渇寸前だった魔力も全快している。

『今回は、死ぬのも回復するのも時間がかかりそうな状態である為の特別措置になります。それでは引き続きダンジョン攻略を頑張ってください!』

 それ以降、アナウンスは完全に沈黙してしまう。

 残されたのは二匹のオークの死骸と、そこら中に飛び散った少女の血と肉片。
 まるで夢でも見ているようだ。

 だがしかし、我が身に降り掛かった惨劇と、全快し生きているという事実。
 そのどちらも現実だった。
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