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第3章
ダンジョン攻略開始
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部屋に入る前に中の様子を探っているテンネブリス。
しばらくして危険はないと判断した彼女が室内へ脚を踏み入れる直前、征司は口元を歪ませニヤリと笑う。
「大丈夫そうですわね。それにしても、今日は偵察だけのつもりでしたのに、入るだけでここまで苦労するとは思いませんでした………の?」
突然の視界の変化に、少女の独り言が疑問形に変わる。
テンネブリスは、茶色い土で覆われた洞窟の中にいた。
「えっ、えっ!?なんですの!?」
ガラス越しに見えていたリビングの風景とは似ても似つかない洞窟。
「まさか…罠っ!?」
完全に不意を突かれた。予想外の状況変化に魔法少女は身構える。
後ろを振り返っても土の壁。
自動車がギリギリ一台通れるくらいの通路が、正面にのみ続いている。
松明のような照明器具はないが、壁全体が光っているのか蛍光灯をつけた室内と同程度の明るさが確保されていた。
「ねぇ、これどうなってるの?」
「空間、魔法…?」
画面越しにテンネブリスの様子を見ていた茉莉香と梨姫が、それぞれ疑問を口にする。第三者視点で眺めていた彼女らですら、何が起きたのか正確には理解できていなかった。
「侵入者用の転移魔法だな。玄関や窓、壁に個別にかけている防犯魔法とは別に、俺が許可していない人間が勝手に家の中に入ると転送されるようになっているんだ。窓を無理やり開けると電撃と捕縛、無事に開けて入ってもダンジョン内に飛ばされる二段階仕掛けだったんだぜ」
2つ目の仕掛けに気づかないとはまだまだだな、と自慢げな征司に梨姫が続けて質問を投げる。
「ダンジョン、って…魔界、の?」
「いや、これは違うぞ。アトリエの実験室、今はお前らの拷問部屋になっているところを山の地下に作ったって話はしただろ。そこの更に地下深くに、最近俺が作った人工ダンジョンだ」
「いつの、間に…」
ほとんど表情を動かさないが、梨姫の目元がピクリと動き驚いた様子が伝わってくる。それに征司はウィンクをしながら得意げに、「朝食の前に」などと返した。
「相変わらず、ものすごい技術が要求されることをあっさりとやるわね、あなた…」
彼ら3人が喋っている間、画面内では慎重にコンコンと壁を叩いたり、魔力感知や超音波を使った探索魔法等をいくつも繰り出し辺りを探っていたテンネブリスが困ったように声を漏らす。
「出口はありませんわね…壁もただの土に見えて、魔法障壁でガッチリとコーティングされていますの。これは、前に進むしかありませんわ」
少女が見据える通路の先には一般的な学校のプールほどの大きさの部屋がある。探索魔法でその部屋に行く以外に進む道が無いことを悟ったテンネブリスは、意を決して歩きだした。
壁に施された魔力コーティングの異様な練度に、自分の実力では気づけ無い罠があることも考慮しながら、慎重に進んでいく。偵察が得意というだけあって、手慣れた手付きだ。
しかし少女の警戒をよそに、部屋の入り口までは一切の罠が仕掛けられていなかった。
「ここまで、なにもない…ご主人さまにしては…優し、すぎる」
「確かに、極悪非道の変態錬金術師が作ったダンジョンとは思えないわ…ねっイッタアアアァァァァァ!!?ちょっ、やめっ、ひぎいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
茉莉香が言い終わる直前に、呪印を使った感覚制御で両乳首にピアッシングをした痛みを再現する。ノーモーションで突然与えられた激痛にソファーにのけぞりながら叫ぶ茉莉香。それを見て満足した様子の征司が答える。
「いきなり罠だらけだと警戒されるからな。罠っていうのは程よく油断したところに仕掛けるのが一番効果的だ」
「んっ、前言撤回、ちゃんと、優しく…ない」
「ほんと…にっ!優しくなっイイイィィィィィ!!?痛い痛い痛いッやめ!もうやめてぇ!!何度も乳首プスプスしないでぇぇ!!おっほぉぅ!?」
再びのたうつ茉莉香。懇願の後、最後に胸全体を撫でするような感覚が生じ、激痛が止む。
征司が少しは口の聞き方に気をつけろ、と言い、茉莉香がどうして私ばっかり、と恨めしげな視線を投げつけ、梨姫がそれを羨ましそうに眺める。
画面に視線を戻すと、テンネブリスが恐る恐る大部屋に入るところだった。
「なにも…なさそうですけれど……」
人為的に作られたと思わしきダンジョン内で通路の先にある大部屋、通常であれば罠を疑うなという方が無理がある状況だ。
何も起きないことに逆に不安を感じながら、少女は部屋の中央へと歩いていく。部屋は入ってきた通路からみて横に長い長方形。
あたりを見回すが、四方を土壁が囲っていて先へ進む道はない。
テンネブリスはどうしたものかと思案しながら向かいの壁に近づいていく。壁の前1mほどまで近づいたその時。
――ドゴーン!ガシャーン!!
爆音を立てて一瞬で正面の壁が崩れ、通路が現れる。それと同時に背後で鉄格子が轟音を立てて落ち、部屋に入ってきた通路が塞がれた。
「なっ、ちょっと!!?」
慌てふためくテンネブリス。
突如できた通路の先、彼女から5mもない距離に光る瞳が4つ。漆黒の毛に覆われた、巨大な狼のような魔獣。ブラッドファングが2匹、テンネブリスに向かって襲いかかってきた。
「きゃあぁぁ!!!」
とっさに飛び込むように左に飛び、ブラッドファングの突進を回避する。
すぐに体を起こし、魔法で身体強化し全力で距離を取る。地面を蹴ること2回、飛び退いた先で体制を整え、魔法で短剣、少女のメインウェポンである全長20cmほどのダガーを召喚し構える。
グルルルルと吠えながら、少女の様子を伺う2匹の魔犬。
少女の額に冷や汗が浮かぶ。
戦闘があまり得意ではないテンネブリスでも、本来の戦い方ができればブラッドファングの2匹程度倒すのは簡単だ。
だがしかし、今彼女がいるのは大部屋と言っても一般的な学校のプール程度の広さしかない閉鎖空間だ。すでに少女の後ろの壁までは、魔法少女ならば軽く一歩で飛べるほどの距離しかない。
機動力のある魔犬を相手に正面から戦うには、障害物もないこの部屋は環境が悪すぎた。
『ガウガウッ!!ガヲオォーーーーン!!』
一匹のブラッドファングが魔力のこもった咆哮を放つ。
テンネブリスが一瞬怯んだ隙に、もう一匹が飛び込んできた。
「くっ!!」
振り下ろされる前足をダガーで受けながら、体をずらし突進するブラッドファングを後方へ受け流す。
空中で身を翻し、壁に衝突する勢いを4足で殺したブラッドファングが、そのまま跳ねるようにテンネブリスへ再び襲いかかる。
「《アースウォール!!》」
高速で地面から盛り上がった土壁が、ブラッドファングの行く手を遮る。
飛びかかる勢いのままに魔犬が衝突した壁は、崩壊はしないものの反対側まで大きくひびが入った。
直後、咆哮を放ったブラッドファングもテンネブリスへ飛びかかる。
少女は壊れかけの土壁を蹴って飛び、さらに天井を蹴り飛びかかってきたブラッドファングの反対側へと着地する。二匹目のブラッドファングが土壁へぶつかり、魔法でできたそれはあっさりと崩壊しただの土へ戻ってしまった。
「これは…まずいですわね」
とっさに地形にあった土魔法を使ったが、本来彼女が得意とする属性の魔法ではない。何度も使えるものではないし、2匹の魔犬にはさほどダメージも与えられない。魔獣の突進を辛うじて2度耐えたので時間稼ぎには使えるが、相手にダメージを与えられなければジリ貧だ。
「仕方ありません、出し惜しみなしでいきますわっ!」
言うとブラッドファングに背を向け、反対側の壁まで走る。その間約2秒。数瞬に過ぎない時間だが、テンネブリスはその間に体内で魔力を練り上げる。それを追うブラッドファングが少女の元に到達するまで更に1秒。
ギリギリのところで勝負は決した。
「《エアスラッシュ!!》」
前方へ突き出した少女の両手から、無数の風の刃が吹き荒れる。
少女へ向かって飛び込んできたブラッドファングは、それに正面から突っ込み、断末魔を上げる暇さえなく膾切りにされる。
「きゃっ!!」
多少勢いを殺したものの、眼前で切り裂かれた魔犬の体がそのまま少女へ向かって飛んでくる。ブラッドファングの肉の一部と、大量の血がテンネブリスにぶち当たる。当たらなかった残りの肉片も背後の壁にぶちまけられた。
恐る恐る目を開け、テンネブリスは倒したブラッドファングと血みどろになった自身の身体を確認する。
「なんとか…なりましたわね」
体についたブラッドファングの肉片を落としながら、ふぅ、と一息。
「もう、全身血なまぐさいですわ…最低ですの」
水魔法で全身についた血を荒い流し、少女は独りごちる。
――ゴゴゴゴゴッ!
ブラッドファングが飛び出してきた通路の先から、扉の開く音が聞こえた。
「魔獣を倒したら先に進めるということかしら…?」
通路に目をやり、テンネブリスは怪訝そうな顔でつぶやいた。
しばらくして危険はないと判断した彼女が室内へ脚を踏み入れる直前、征司は口元を歪ませニヤリと笑う。
「大丈夫そうですわね。それにしても、今日は偵察だけのつもりでしたのに、入るだけでここまで苦労するとは思いませんでした………の?」
突然の視界の変化に、少女の独り言が疑問形に変わる。
テンネブリスは、茶色い土で覆われた洞窟の中にいた。
「えっ、えっ!?なんですの!?」
ガラス越しに見えていたリビングの風景とは似ても似つかない洞窟。
「まさか…罠っ!?」
完全に不意を突かれた。予想外の状況変化に魔法少女は身構える。
後ろを振り返っても土の壁。
自動車がギリギリ一台通れるくらいの通路が、正面にのみ続いている。
松明のような照明器具はないが、壁全体が光っているのか蛍光灯をつけた室内と同程度の明るさが確保されていた。
「ねぇ、これどうなってるの?」
「空間、魔法…?」
画面越しにテンネブリスの様子を見ていた茉莉香と梨姫が、それぞれ疑問を口にする。第三者視点で眺めていた彼女らですら、何が起きたのか正確には理解できていなかった。
「侵入者用の転移魔法だな。玄関や窓、壁に個別にかけている防犯魔法とは別に、俺が許可していない人間が勝手に家の中に入ると転送されるようになっているんだ。窓を無理やり開けると電撃と捕縛、無事に開けて入ってもダンジョン内に飛ばされる二段階仕掛けだったんだぜ」
2つ目の仕掛けに気づかないとはまだまだだな、と自慢げな征司に梨姫が続けて質問を投げる。
「ダンジョン、って…魔界、の?」
「いや、これは違うぞ。アトリエの実験室、今はお前らの拷問部屋になっているところを山の地下に作ったって話はしただろ。そこの更に地下深くに、最近俺が作った人工ダンジョンだ」
「いつの、間に…」
ほとんど表情を動かさないが、梨姫の目元がピクリと動き驚いた様子が伝わってくる。それに征司はウィンクをしながら得意げに、「朝食の前に」などと返した。
「相変わらず、ものすごい技術が要求されることをあっさりとやるわね、あなた…」
彼ら3人が喋っている間、画面内では慎重にコンコンと壁を叩いたり、魔力感知や超音波を使った探索魔法等をいくつも繰り出し辺りを探っていたテンネブリスが困ったように声を漏らす。
「出口はありませんわね…壁もただの土に見えて、魔法障壁でガッチリとコーティングされていますの。これは、前に進むしかありませんわ」
少女が見据える通路の先には一般的な学校のプールほどの大きさの部屋がある。探索魔法でその部屋に行く以外に進む道が無いことを悟ったテンネブリスは、意を決して歩きだした。
壁に施された魔力コーティングの異様な練度に、自分の実力では気づけ無い罠があることも考慮しながら、慎重に進んでいく。偵察が得意というだけあって、手慣れた手付きだ。
しかし少女の警戒をよそに、部屋の入り口までは一切の罠が仕掛けられていなかった。
「ここまで、なにもない…ご主人さまにしては…優し、すぎる」
「確かに、極悪非道の変態錬金術師が作ったダンジョンとは思えないわ…ねっイッタアアアァァァァァ!!?ちょっ、やめっ、ひぎいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
茉莉香が言い終わる直前に、呪印を使った感覚制御で両乳首にピアッシングをした痛みを再現する。ノーモーションで突然与えられた激痛にソファーにのけぞりながら叫ぶ茉莉香。それを見て満足した様子の征司が答える。
「いきなり罠だらけだと警戒されるからな。罠っていうのは程よく油断したところに仕掛けるのが一番効果的だ」
「んっ、前言撤回、ちゃんと、優しく…ない」
「ほんと…にっ!優しくなっイイイィィィィィ!!?痛い痛い痛いッやめ!もうやめてぇ!!何度も乳首プスプスしないでぇぇ!!おっほぉぅ!?」
再びのたうつ茉莉香。懇願の後、最後に胸全体を撫でするような感覚が生じ、激痛が止む。
征司が少しは口の聞き方に気をつけろ、と言い、茉莉香がどうして私ばっかり、と恨めしげな視線を投げつけ、梨姫がそれを羨ましそうに眺める。
画面に視線を戻すと、テンネブリスが恐る恐る大部屋に入るところだった。
「なにも…なさそうですけれど……」
人為的に作られたと思わしきダンジョン内で通路の先にある大部屋、通常であれば罠を疑うなという方が無理がある状況だ。
何も起きないことに逆に不安を感じながら、少女は部屋の中央へと歩いていく。部屋は入ってきた通路からみて横に長い長方形。
あたりを見回すが、四方を土壁が囲っていて先へ進む道はない。
テンネブリスはどうしたものかと思案しながら向かいの壁に近づいていく。壁の前1mほどまで近づいたその時。
――ドゴーン!ガシャーン!!
爆音を立てて一瞬で正面の壁が崩れ、通路が現れる。それと同時に背後で鉄格子が轟音を立てて落ち、部屋に入ってきた通路が塞がれた。
「なっ、ちょっと!!?」
慌てふためくテンネブリス。
突如できた通路の先、彼女から5mもない距離に光る瞳が4つ。漆黒の毛に覆われた、巨大な狼のような魔獣。ブラッドファングが2匹、テンネブリスに向かって襲いかかってきた。
「きゃあぁぁ!!!」
とっさに飛び込むように左に飛び、ブラッドファングの突進を回避する。
すぐに体を起こし、魔法で身体強化し全力で距離を取る。地面を蹴ること2回、飛び退いた先で体制を整え、魔法で短剣、少女のメインウェポンである全長20cmほどのダガーを召喚し構える。
グルルルルと吠えながら、少女の様子を伺う2匹の魔犬。
少女の額に冷や汗が浮かぶ。
戦闘があまり得意ではないテンネブリスでも、本来の戦い方ができればブラッドファングの2匹程度倒すのは簡単だ。
だがしかし、今彼女がいるのは大部屋と言っても一般的な学校のプール程度の広さしかない閉鎖空間だ。すでに少女の後ろの壁までは、魔法少女ならば軽く一歩で飛べるほどの距離しかない。
機動力のある魔犬を相手に正面から戦うには、障害物もないこの部屋は環境が悪すぎた。
『ガウガウッ!!ガヲオォーーーーン!!』
一匹のブラッドファングが魔力のこもった咆哮を放つ。
テンネブリスが一瞬怯んだ隙に、もう一匹が飛び込んできた。
「くっ!!」
振り下ろされる前足をダガーで受けながら、体をずらし突進するブラッドファングを後方へ受け流す。
空中で身を翻し、壁に衝突する勢いを4足で殺したブラッドファングが、そのまま跳ねるようにテンネブリスへ再び襲いかかる。
「《アースウォール!!》」
高速で地面から盛り上がった土壁が、ブラッドファングの行く手を遮る。
飛びかかる勢いのままに魔犬が衝突した壁は、崩壊はしないものの反対側まで大きくひびが入った。
直後、咆哮を放ったブラッドファングもテンネブリスへ飛びかかる。
少女は壊れかけの土壁を蹴って飛び、さらに天井を蹴り飛びかかってきたブラッドファングの反対側へと着地する。二匹目のブラッドファングが土壁へぶつかり、魔法でできたそれはあっさりと崩壊しただの土へ戻ってしまった。
「これは…まずいですわね」
とっさに地形にあった土魔法を使ったが、本来彼女が得意とする属性の魔法ではない。何度も使えるものではないし、2匹の魔犬にはさほどダメージも与えられない。魔獣の突進を辛うじて2度耐えたので時間稼ぎには使えるが、相手にダメージを与えられなければジリ貧だ。
「仕方ありません、出し惜しみなしでいきますわっ!」
言うとブラッドファングに背を向け、反対側の壁まで走る。その間約2秒。数瞬に過ぎない時間だが、テンネブリスはその間に体内で魔力を練り上げる。それを追うブラッドファングが少女の元に到達するまで更に1秒。
ギリギリのところで勝負は決した。
「《エアスラッシュ!!》」
前方へ突き出した少女の両手から、無数の風の刃が吹き荒れる。
少女へ向かって飛び込んできたブラッドファングは、それに正面から突っ込み、断末魔を上げる暇さえなく膾切りにされる。
「きゃっ!!」
多少勢いを殺したものの、眼前で切り裂かれた魔犬の体がそのまま少女へ向かって飛んでくる。ブラッドファングの肉の一部と、大量の血がテンネブリスにぶち当たる。当たらなかった残りの肉片も背後の壁にぶちまけられた。
恐る恐る目を開け、テンネブリスは倒したブラッドファングと血みどろになった自身の身体を確認する。
「なんとか…なりましたわね」
体についたブラッドファングの肉片を落としながら、ふぅ、と一息。
「もう、全身血なまぐさいですわ…最低ですの」
水魔法で全身についた血を荒い流し、少女は独りごちる。
――ゴゴゴゴゴッ!
ブラッドファングが飛び出してきた通路の先から、扉の開く音が聞こえた。
「魔獣を倒したら先に進めるということかしら…?」
通路に目をやり、テンネブリスは怪訝そうな顔でつぶやいた。
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