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第2章
アクアブロンテ調教―三角木馬・蝋燭(3)―
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「さて、後はその裂けた股間くらいか。蝋を垂らすにしろ薬をつけるにしろ、一度持ち上げないといけないが……このまま持ち上げたら、間違いなく大量の血が飛び出るよなぁ」
さてどうしたものかと顎に手を当て、木馬の上でピクピク震えるアクアブロンテを眺めながら征司が思案する。
「ほおぉ………ふうぅぅ………はひぃ……はあぁ……はぁぁ………」
未だに変身状態を維持したまま、木馬にまたがるアクアブロンテ。彼女は、これまでに加えられた苦痛が強すぎて、とっくに痛いのか気持ちいいのかわからなくなっていた。
股間以外から発せられる劇感が治まり、アクアブロンテが少し落ち着いたような呼吸を取り戻す。
とはいえ、全身蝋まみれにコーティングされ、何度ショック死してもおかしくないような激痛に責められ、体力も魔力もほとんど削りきられた。
下手に刺激が止み、身体が落ち着こうものなら、このまま意識が落ちてしまいかねない。
「仕方ない、止血して持ち上げるか」
少年の声を聞き、この状態でさらに回復魔法をかけられたら気が抜けてしまいそうだと、既に落ちかけのアクアブロンテに危機感が生まれた。
だが、その心配は杞憂に終わる。
征司が木馬に対して魔法で新たな命令を発すると、少女と接している木馬の背が赤く輝き始めた。
一瞬で赤熱する鋭い背刃と側面の棘山。
全身に垂らされた蝋などとは比べ物にならないほどの灼熱地獄が、アクアブロンテの股間を襲う。
――ジュワジュワジュワーーーッ!!
「――――――ッ!!?!?!?ヒッ……ぎいいいいいいやああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?!?!?!?!?!!!!!!!」
木馬の棘に開けられた太ももの無数の穴が、木馬の背に盛大に裂かれどこが何の穴かもわからなくなった股間が、焼き肉でもしているかのような音と香ばしい匂いを立ててて焼け焦げる。
あたりに、少女の肉が、脂肪が、焼ける匂いが充満する。
傷口は血管ごと焼かれ、すぐに滲んでいた血が止まる。垂れていた血が一瞬で気化し、血液中に含まれていた成分が炭化する。
「ア゛ア゛ア゛~~~~~~~~~~~~~!お゛っお゛っオ゛オ゛オ゛オ゛!!ぐぐぐぎぎぎがががががががががががあがあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!あ゛あ゛ッ!あ゛あ゛ッ!あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!」
たっぷりと焼灼止血法を施し、もう良いかと征司が加熱を止めた直後、彼ですら予想していなかった事態が引き起こされた。
――ボワッ!!メラメラメラ!
「ぴぎょっ!?お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ん゛ん゛ん゛!!?!?ひっ、あ゛、あ゛、あ゛お゛お゛お゛???!」
股間の周辺、太もも付近にコーティングされた蝋が発火温度に達し燃え始めた。
「ンンンンンギギギいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!」
火は瞬く間に周囲の蝋を伝い広がっていく。
――ボワアアアァァァァァァァァァァ!!!
「ぎゃあああぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!あぁぁぁぁぁぁぁあーーーーーーーッ!!!ぎぎぎぎぎあああああやあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!焼゛け゛る゛う゛ぅぅぅぅぅ燃え゛る゛うぅぅぅぅぅぅぅぅぅ、オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛―――――――――ツ゛ツ゛ッ゛ッ゛ッ゛ッ゛!!!!!?」
少女の全身を炎が包む。
「――っと、これはやばいな」
とっさに征司が、少女の顔や髪など蝋がコーティングされていない無防備な部分に防御魔法を展開する。
火炙りにあっている張本人、アクアブロンテにはこの事態に対抗するだけの魔力は残っていない。
防御魔法が展開されていない部分、蝋がこびり付いた太ももや背中、腹、胸にまたたく間に火が回る。
「う゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛~~~~~!!あづっ、あづっあ゛づいぃぃぃーーーーーーーー!!!焼けるううぅぅぅぅ!!!あづびいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!あづイ゛イ゛ィィィィィィィーーーーーーーーーッッ!!」
焼かれて、限界を超えて気絶、変身解除がされるのならばまだ少女も救われたであろう。
だが、あろうことか、少女の柔肌が焼けると同時に、こびり付いた蝋による修復が始まる。
焼かれる度、即座に修復される身体。
「だす、げっ、だすげでぇぇぇぇぇぇぇ!!うンぎぎぎぎぎぎぎいぃぃぃぃぃ!!!あづあづあづいいいぃぃたづげでぇぇぇぇぇぇぇぇぇーー!!」
焼かれる痛み。それを回復するときに再生される痛み。ただ焼かれるのに倍する苦痛を、蝋が全て溶けきるまで少女は味わい続ける。
「うわぁ……これは想定してなかった。まじで死んじまうぞ。ほら、『やめて、無理、痛い、許して』どれでもいいぞ」
「いやっいやっいやっいやっいやっいやっいやっあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ーーーーーー!!!い゛や゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!」
――ジュワジュワジュワァァァァ!!
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛――――――ッ!!あ゛あ゛゛あ゛゛゛ぁぁぁぁぁぁ!!!お゛、お゛、お゛、お゛、お゛゛゛゛!?!?」
燃え続けるアクアブロンテ。
少女を包む高温に、太ももにつけられた鎖が溶け始める。
「あ゛づ、あ゛づ、あ゛づ、あ゛づ、あ゛づあ゛づあ゛づあ゛づあ゛づあ゛づい゛い゛い゛い゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!焼゛けっ、ぢぬ゛う゛ぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
――ズドーン!ズドーン!
熱に弱い金属で作られていたのか、両足につけられた重りを繋ぐ鎖も溶け始め、柔らかくなるとすぐにその重量で引きちぎられた。
股を割く重圧から開放され、少女の身体が勢いよく動き出す。
木馬から転落しかねない状況に気づいた征司が、浮遊魔法でアクアブロンテの身体を宙へ浮かした。
すると体の下から酸素が供給されるようになり、さらに少女の身体が勢いよく燃え始めた。
「あ゛づい゛ぃぃぃ、死゛ぬ゛う゛ぅぅぅぅ、あ゛づい゛ぃあ゛づい゛ぃあ゛づい゛ぃ死゛ぬ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛――――――――――――――――――――――――――――――――――――!!」
さらなる火力で溶けた蝋が、少女の股間にも一気に垂れ広がる。裂けた股間がジュワジュワと音を立て、瞬く間に修復され、そこも炎に包まれる。
再生される苦痛。
股を裂かれ、肉を抉られ、骨を砕かれた苦痛が一瞬のうちにまとめて襲ってくる。
「あびびびびびびびびびおおおおおおおおおおごごごごごごごごげげげがあああぁぁぁ…………ぁええええええあ゛あ゛あ゛ぽぴぴぴぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!おおおんぎいいいいいやああぁぁぁぁぁぁぁぁ……おぎゃあぁぁぁーーーーーおぎゃあぁぁぁぁぁーーーーーうんぎぃゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーー」
少女の意識のすべてが苦痛に染まる。
「―――――――――――――――――――――――――――!?―ッ!―ッ!―ッ!―ッ!――ッ!――ッ!――ッ!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ア゛ッア゛ッア゛ッッ!!!!」
視界は真っ白、体は一切の制御を受け付けず、自分がどうなっているのかもわからない。
ただただ熱く、痛い。その痛みも、今の彼女には痛いのか気持ちいいのか区別がつかなかった。
感覚の激流にアクアブロンテの全てが飲み込まれる。
「―――――――――――――――――ッ!!――――――――――――――――――――――ッッ!!ァッ………………………………………………、ぺぎゅっ……………………ぉ………………」
初めは大粒の涙をぼろぼろとこぼし目を白黒させていた少女だが、しばらくすると完全に裏返ったまま戻ってこなくなり、壊れたように白目を剥いて首が揺れる。
「ンオォォォォォッーーーーー!ンオッ!ンオッ!ん゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉぉぉぉぉぉぉぉーーー!!ふぎゅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅう゛゛う゛う゛」
悪魔にでも取り憑かれ、気が狂ったかのように暴れまわるアクアブロンテ。
「い゛ぐむむむぎおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ………!!ひぐぅぅぅぅ、ひぎゅうぅぅぅぅ!!んほっ…おぉぉぉ…ひんっ、ぎゅおぉぉ…ひぎゅうぅぅぅがひゅっ……お゛゛お゛!」
それも次第に静かになっていく。
「ふおおぉぉ…………おぉぉぉ……ン…ぉぉぉ」
あまりの激痛に、呪印の強制ですらも少女の意識を留めることができず、壊れたように数度大きく痙攣すると、ついに気絶が許された。
しかし、未だ変身は解けておらず、灼熱の人間ろうそく責は暫く続く。
「………………………………ぁぁ………………………………ぉ……………………ぽ……………………ぴぃ………………………………ぐ…ぴっ……………………………ッ」
少女にまとわりついた蝋がほとんど全て燃え尽きる直前まで変身が解けることはなく、意識をなくした少女はメラメラと灼熱の炎に晒され続けた。
炎が消え、変身が解けた少女から残った蝋を剥ぎ取る。
宙に浮いた少女の裸体は、蝋による回復が完璧に行われ、拷問開始時と変わらぬ傷一つない綺麗な様相。
結局、少女は変身が解ける最後まで、許しを請うことはなかった。
この奇妙な勝負は、この時松崎征司が敗北し、アクアブロンテの勝利が確定した。
さてどうしたものかと顎に手を当て、木馬の上でピクピク震えるアクアブロンテを眺めながら征司が思案する。
「ほおぉ………ふうぅぅ………はひぃ……はあぁ……はぁぁ………」
未だに変身状態を維持したまま、木馬にまたがるアクアブロンテ。彼女は、これまでに加えられた苦痛が強すぎて、とっくに痛いのか気持ちいいのかわからなくなっていた。
股間以外から発せられる劇感が治まり、アクアブロンテが少し落ち着いたような呼吸を取り戻す。
とはいえ、全身蝋まみれにコーティングされ、何度ショック死してもおかしくないような激痛に責められ、体力も魔力もほとんど削りきられた。
下手に刺激が止み、身体が落ち着こうものなら、このまま意識が落ちてしまいかねない。
「仕方ない、止血して持ち上げるか」
少年の声を聞き、この状態でさらに回復魔法をかけられたら気が抜けてしまいそうだと、既に落ちかけのアクアブロンテに危機感が生まれた。
だが、その心配は杞憂に終わる。
征司が木馬に対して魔法で新たな命令を発すると、少女と接している木馬の背が赤く輝き始めた。
一瞬で赤熱する鋭い背刃と側面の棘山。
全身に垂らされた蝋などとは比べ物にならないほどの灼熱地獄が、アクアブロンテの股間を襲う。
――ジュワジュワジュワーーーッ!!
「――――――ッ!!?!?!?ヒッ……ぎいいいいいいやああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?!?!?!?!?!!!!!!!」
木馬の棘に開けられた太ももの無数の穴が、木馬の背に盛大に裂かれどこが何の穴かもわからなくなった股間が、焼き肉でもしているかのような音と香ばしい匂いを立ててて焼け焦げる。
あたりに、少女の肉が、脂肪が、焼ける匂いが充満する。
傷口は血管ごと焼かれ、すぐに滲んでいた血が止まる。垂れていた血が一瞬で気化し、血液中に含まれていた成分が炭化する。
「ア゛ア゛ア゛~~~~~~~~~~~~~!お゛っお゛っオ゛オ゛オ゛オ゛!!ぐぐぐぎぎぎがががががががががががあがあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!あ゛あ゛ッ!あ゛あ゛ッ!あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!」
たっぷりと焼灼止血法を施し、もう良いかと征司が加熱を止めた直後、彼ですら予想していなかった事態が引き起こされた。
――ボワッ!!メラメラメラ!
「ぴぎょっ!?お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ん゛ん゛ん゛!!?!?ひっ、あ゛、あ゛、あ゛お゛お゛お゛???!」
股間の周辺、太もも付近にコーティングされた蝋が発火温度に達し燃え始めた。
「ンンンンンギギギいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!」
火は瞬く間に周囲の蝋を伝い広がっていく。
――ボワアアアァァァァァァァァァァ!!!
「ぎゃあああぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!あぁぁぁぁぁぁぁあーーーーーーーッ!!!ぎぎぎぎぎあああああやあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!焼゛け゛る゛う゛ぅぅぅぅぅ燃え゛る゛うぅぅぅぅぅぅぅぅぅ、オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛―――――――――ツ゛ツ゛ッ゛ッ゛ッ゛ッ゛!!!!!?」
少女の全身を炎が包む。
「――っと、これはやばいな」
とっさに征司が、少女の顔や髪など蝋がコーティングされていない無防備な部分に防御魔法を展開する。
火炙りにあっている張本人、アクアブロンテにはこの事態に対抗するだけの魔力は残っていない。
防御魔法が展開されていない部分、蝋がこびり付いた太ももや背中、腹、胸にまたたく間に火が回る。
「う゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛~~~~~!!あづっ、あづっあ゛づいぃぃぃーーーーーーーー!!!焼けるううぅぅぅぅ!!!あづびいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!あづイ゛イ゛ィィィィィィィーーーーーーーーーッッ!!」
焼かれて、限界を超えて気絶、変身解除がされるのならばまだ少女も救われたであろう。
だが、あろうことか、少女の柔肌が焼けると同時に、こびり付いた蝋による修復が始まる。
焼かれる度、即座に修復される身体。
「だす、げっ、だすげでぇぇぇぇぇぇぇ!!うンぎぎぎぎぎぎぎいぃぃぃぃぃ!!!あづあづあづいいいぃぃたづげでぇぇぇぇぇぇぇぇぇーー!!」
焼かれる痛み。それを回復するときに再生される痛み。ただ焼かれるのに倍する苦痛を、蝋が全て溶けきるまで少女は味わい続ける。
「うわぁ……これは想定してなかった。まじで死んじまうぞ。ほら、『やめて、無理、痛い、許して』どれでもいいぞ」
「いやっいやっいやっいやっいやっいやっいやっあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ーーーーーー!!!い゛や゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!」
――ジュワジュワジュワァァァァ!!
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛――――――ッ!!あ゛あ゛゛あ゛゛゛ぁぁぁぁぁぁ!!!お゛、お゛、お゛、お゛、お゛゛゛゛!?!?」
燃え続けるアクアブロンテ。
少女を包む高温に、太ももにつけられた鎖が溶け始める。
「あ゛づ、あ゛づ、あ゛づ、あ゛づ、あ゛づあ゛づあ゛づあ゛づあ゛づあ゛づい゛い゛い゛い゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!焼゛けっ、ぢぬ゛う゛ぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
――ズドーン!ズドーン!
熱に弱い金属で作られていたのか、両足につけられた重りを繋ぐ鎖も溶け始め、柔らかくなるとすぐにその重量で引きちぎられた。
股を割く重圧から開放され、少女の身体が勢いよく動き出す。
木馬から転落しかねない状況に気づいた征司が、浮遊魔法でアクアブロンテの身体を宙へ浮かした。
すると体の下から酸素が供給されるようになり、さらに少女の身体が勢いよく燃え始めた。
「あ゛づい゛ぃぃぃ、死゛ぬ゛う゛ぅぅぅぅ、あ゛づい゛ぃあ゛づい゛ぃあ゛づい゛ぃ死゛ぬ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛――――――――――――――――――――――――――――――――――――!!」
さらなる火力で溶けた蝋が、少女の股間にも一気に垂れ広がる。裂けた股間がジュワジュワと音を立て、瞬く間に修復され、そこも炎に包まれる。
再生される苦痛。
股を裂かれ、肉を抉られ、骨を砕かれた苦痛が一瞬のうちにまとめて襲ってくる。
「あびびびびびびびびびおおおおおおおおおおごごごごごごごごげげげがあああぁぁぁ…………ぁええええええあ゛あ゛あ゛ぽぴぴぴぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!おおおんぎいいいいいやああぁぁぁぁぁぁぁぁ……おぎゃあぁぁぁーーーーーおぎゃあぁぁぁぁぁーーーーーうんぎぃゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーー」
少女の意識のすべてが苦痛に染まる。
「―――――――――――――――――――――――――――!?―ッ!―ッ!―ッ!―ッ!――ッ!――ッ!――ッ!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ア゛ッア゛ッア゛ッッ!!!!」
視界は真っ白、体は一切の制御を受け付けず、自分がどうなっているのかもわからない。
ただただ熱く、痛い。その痛みも、今の彼女には痛いのか気持ちいいのか区別がつかなかった。
感覚の激流にアクアブロンテの全てが飲み込まれる。
「―――――――――――――――――ッ!!――――――――――――――――――――――ッッ!!ァッ………………………………………………、ぺぎゅっ……………………ぉ………………」
初めは大粒の涙をぼろぼろとこぼし目を白黒させていた少女だが、しばらくすると完全に裏返ったまま戻ってこなくなり、壊れたように白目を剥いて首が揺れる。
「ンオォォォォォッーーーーー!ンオッ!ンオッ!ん゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉぉぉぉぉぉぉぉーーー!!ふぎゅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅう゛゛う゛う゛」
悪魔にでも取り憑かれ、気が狂ったかのように暴れまわるアクアブロンテ。
「い゛ぐむむむぎおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ………!!ひぐぅぅぅぅ、ひぎゅうぅぅぅぅ!!んほっ…おぉぉぉ…ひんっ、ぎゅおぉぉ…ひぎゅうぅぅぅがひゅっ……お゛゛お゛!」
それも次第に静かになっていく。
「ふおおぉぉ…………おぉぉぉ……ン…ぉぉぉ」
あまりの激痛に、呪印の強制ですらも少女の意識を留めることができず、壊れたように数度大きく痙攣すると、ついに気絶が許された。
しかし、未だ変身は解けておらず、灼熱の人間ろうそく責は暫く続く。
「………………………………ぁぁ………………………………ぉ……………………ぽ……………………ぴぃ………………………………ぐ…ぴっ……………………………ッ」
少女にまとわりついた蝋がほとんど全て燃え尽きる直前まで変身が解けることはなく、意識をなくした少女はメラメラと灼熱の炎に晒され続けた。
炎が消え、変身が解けた少女から残った蝋を剥ぎ取る。
宙に浮いた少女の裸体は、蝋による回復が完璧に行われ、拷問開始時と変わらぬ傷一つない綺麗な様相。
結局、少女は変身が解ける最後まで、許しを請うことはなかった。
この奇妙な勝負は、この時松崎征司が敗北し、アクアブロンテの勝利が確定した。
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