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第2章
茉莉香へのお仕置き―水中懸垂(3)―
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征司が遠ざかった直後、茉莉香は再び息が苦しくなり、両腕に力込め体を持ち上げる。
「―――ふっ!!――――んっげほっ!!―――アァ!」
膣に入れられたバイブの先端は子宮口にまで到達している。バイブはさらにグイグイと、子宮の中まで入り込みそうなほど押し込んでくる。出来る限り痛くないように、早く息がしたいと焦る気持ちを抑えながら茉莉香はゆっくりと体を持ち上げていく。
「ぷはっ!!!ハァハァーはぁーーはぁ……」
水面に顔を出すと、必死に呼吸し酸素を貪る。
(何がっ、全自動よ!!)
心の中で悪態をつきながら、自由に動く顔を振って征司の姿を探す。征司は茉莉香のいる水槽には目もくれず、儀式中の梨姫を近くで眺めていた。
(ほんとに、私のことを見てない……)
この距離なので、声は届くだろうが征司は反応しないだろう。
それは、どれだけ懇願しても征司の助けが得られないことを意味している。
「はぁ…はぁ……はぁ……」
(腕で、体を引っ張り上げていると…股間のバイブが…すごい…食い込んで、痛い…)
「はぁ…んっ…はぁ…ぁ…ぅ…はぁ…くぅっ」
グイグイと二穴を押し込む2本のバイブに、茉莉香から苦悶の声が漏れる。
(だめっ、そろそろ、力が……)
両腕がプルプルと震えだすと、茉莉香は覚悟を決めて一度大きく息を吸い、両腕の力を抜いた。
ザバンと水中に茉莉香の頭が音を立て沈み込む。
そのまま再びバンザイ姿勢になると、両手両穴で体と重りを支える体勢になる。
「………こぷっ………ほぁ………ぁ………」
吸い込んだ酸素を体中に巡らせるべく、瞑想するように落ち着いて、ゆっくりと息を吐き出す。シンクロの経験から、水中で息を止めた行動に慣れているためか、このような窒息拷問をされているにも関わらず、茉莉香は既に状況に対応しつつあった。
息を止め、2分と少しくらいだろうか、しばらく両腕の筋肉を休めている。そして、再び息苦しさを感じ、まだ動ける程度に呼吸の余力を残したタイミングで両腕に力を込め、体を持ち上げていった。
「ンギギッ!ぷはぁっ!!ハァーハァー」
両腕の筋肉が許す限り、水面へ顔を上げ呼吸をし、筋肉が限界に来ると水面へ潜りそこで得た酸素を消費して両腕の疲労を回復する。
始めは長かった体を持ち上げる時間も、次第に疲労とともに短くなってくる。それに応じて、水中で息を止めている時間も短くなり、懸垂を繰り返す間隔が短くなっていく。
「ぷはぁっ!!はぁ……はぁ……きつ…ぃ……はぁはぁ……」
どれくらいの時間が経ったのか、既に茉莉香には分からなかったが梨姫の儀式はまだ続いているようだ。
何度も繰り返した懸垂のせいで、水面に顔を上げた直後から茉莉香の両腕が疲労でプルプルと震えだす。
「はぁーッ、うぶっ、フーーーッ!」
さほどの時間も呼吸に費やすことができず、腕が力尽きる直前に大きく息を吸い込み、再び水中へと潜っていく。
「……ごぼっ……こぷっ……ぶっ……ぁ…」
少しの間腕の筋肉を休めることが出来るが、疲労した体はすぐに酸素を求めて喘ぎだす。
このまま窒息するわけにはいかないと、茉莉香は震える両腕にムチを打って短いインターバルで両腕の鎖を引いていく。
幾度となく繰り返された懸垂で、茉莉香の体を支えるバイブはどちらも最初よりも奥深く突き刺さり、2つの穴はその刺激に赤く腫れ上がり始めていた。
「ぷはぁぁっ!!はぁーはぁーはぁ……」
一呼吸目から両腕が辛い。
このままでは茉莉香が力尽きるのも時間の問題である。
(だめ……体が冷えて、いつもみたいに息が続かない……足の先の感覚が無くなってきた……)
茉莉香は、中学までやっていたシンクロの練習中に、これくらいキツイ息止めや運動は何度かやってきたことがある。恥部の痛みを除けば、1時間程度であれば耐えられる自信もあった。しかし、茉莉香の体温よりもかなり低めの水温が、急激に体力を奪い、疲労を加速させていた。
救いを求めるように征司を、梨姫の儀式の様子を見るが、未だに拷問部屋には梨姫の悲鳴が断続的に響いており終わる気配がない。
(長い……!いったい、いつになったら終わるの……?)
「ふぅ……ふぅ……ふぅ……はひいぃぃぃぃぃっ!!?」
延々儀式に抵抗し続ける梨姫に、茉莉香が怒りと憤りを覚えかけたその瞬間、これまで茉莉香の体を支え続けていた2本のバイブから強烈な刺激が襲いかかってきた。
――ブブブブブブブッ
「ほひいぃい゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
尻穴と膣のバイブが勢いよく震える。
バイブに巻き込まれ、体内に入っているスクール水着ごと震えることで、体を締め付ける紺色の生地が、絡みついたクリトリスや胸にまでも振動を伝える。
堪らず茉莉香の両腕からは力が抜け、叫び声で空気を吐き出したまま重りに引かれて水中へと引きずり込まれる。
「ごぼごぼごぼっ!」
予想外の刺激とタイミングで突如水中に戻されたことで、軽いパニック状態になり水中で呼吸しようとしてしまい、茉莉香は大量の水を飲んでしまう。
慌てて息を止め、とにかく水面へ出ようと震える両腕に力を込める。
「――――ンッ!!――――ンンーッ!!――――フン゛ン゛ッ!」
(んぎぎぎぃぃーー!ふぐぅぅぅぅッ!!あおおおおおおっ!)
両腕が鎖を引く力が、震える2本のバイブに伝わり2つの穴へ力強く押し付けられる。それにより加わる強烈な刺激に、茉莉香は息を止めながら必死に耐えた。
「プハァっ!!げほっ!ごぼっ!ごぼっ!ハァ!ハァ!ハァ!」
水面へ出ると、勢いよく咳き込み飲み込んだ水を吐き出すと、必死に呼吸し酸素を貪る。
股間から加えられる刺激が、これまでの比ではない。電マを直接突っ込まれているかのように、体の中でバイブが暴れている。
「くおおおぉーーーッ!バイブっ!ハァッ!ハァッ!だめぇっ!ぷはぁぁッ!」
(だめっ、これ刺激がキツすぎるぅ!ふあぁぁぁぁぁぁぁああ筋肉がぁ!揺れてっ、力がぁぁ)
バイブから伝わる振動で、腹部の筋肉がつりそうな感覚を覚える。伝わる振動で腹筋が震え、堪らず身を捩るがとても耐えられない。それにつられて腕を引いて体を支えている大胸筋や広背筋にも力が入らなくなり、ろくに呼吸も出来ないままドボンと水中へ落ちていく。
「ごぼごぼっ!!―――げぼっ!がぁ!―――――ッ!!」
水中で震えるバイブを体内へ抱えながら、酸素を吐き出さないように必死に堪える。
(まずいっ、息が!体が冷えて、筋肉がつる!?)
窒息と筋痙攣の二重苦に苛まれそうになる茉莉香。だが、しばらく耐えたところでバイブの振動が収まり、危ういところで筋痙攣の危機を逃れる。
「ぷはっ……うぶっ……こぽっ……」
(息がもう…バイブが動き出す前に、早く上がらないとっ…!)
茉莉香はなりふり構わず、思い切り両手を引いてその肢体を持ち上げようとする。
(お尻が、痛い……おまんこもすごい……)
頭の先が水上へ出たその時、再び2本のバイブが猛烈な振動を再開した。
「―――ふっ!!――――んっげほっ!!―――アァ!」
膣に入れられたバイブの先端は子宮口にまで到達している。バイブはさらにグイグイと、子宮の中まで入り込みそうなほど押し込んでくる。出来る限り痛くないように、早く息がしたいと焦る気持ちを抑えながら茉莉香はゆっくりと体を持ち上げていく。
「ぷはっ!!!ハァハァーはぁーーはぁ……」
水面に顔を出すと、必死に呼吸し酸素を貪る。
(何がっ、全自動よ!!)
心の中で悪態をつきながら、自由に動く顔を振って征司の姿を探す。征司は茉莉香のいる水槽には目もくれず、儀式中の梨姫を近くで眺めていた。
(ほんとに、私のことを見てない……)
この距離なので、声は届くだろうが征司は反応しないだろう。
それは、どれだけ懇願しても征司の助けが得られないことを意味している。
「はぁ…はぁ……はぁ……」
(腕で、体を引っ張り上げていると…股間のバイブが…すごい…食い込んで、痛い…)
「はぁ…んっ…はぁ…ぁ…ぅ…はぁ…くぅっ」
グイグイと二穴を押し込む2本のバイブに、茉莉香から苦悶の声が漏れる。
(だめっ、そろそろ、力が……)
両腕がプルプルと震えだすと、茉莉香は覚悟を決めて一度大きく息を吸い、両腕の力を抜いた。
ザバンと水中に茉莉香の頭が音を立て沈み込む。
そのまま再びバンザイ姿勢になると、両手両穴で体と重りを支える体勢になる。
「………こぷっ………ほぁ………ぁ………」
吸い込んだ酸素を体中に巡らせるべく、瞑想するように落ち着いて、ゆっくりと息を吐き出す。シンクロの経験から、水中で息を止めた行動に慣れているためか、このような窒息拷問をされているにも関わらず、茉莉香は既に状況に対応しつつあった。
息を止め、2分と少しくらいだろうか、しばらく両腕の筋肉を休めている。そして、再び息苦しさを感じ、まだ動ける程度に呼吸の余力を残したタイミングで両腕に力を込め、体を持ち上げていった。
「ンギギッ!ぷはぁっ!!ハァーハァー」
両腕の筋肉が許す限り、水面へ顔を上げ呼吸をし、筋肉が限界に来ると水面へ潜りそこで得た酸素を消費して両腕の疲労を回復する。
始めは長かった体を持ち上げる時間も、次第に疲労とともに短くなってくる。それに応じて、水中で息を止めている時間も短くなり、懸垂を繰り返す間隔が短くなっていく。
「ぷはぁっ!!はぁ……はぁ……きつ…ぃ……はぁはぁ……」
どれくらいの時間が経ったのか、既に茉莉香には分からなかったが梨姫の儀式はまだ続いているようだ。
何度も繰り返した懸垂のせいで、水面に顔を上げた直後から茉莉香の両腕が疲労でプルプルと震えだす。
「はぁーッ、うぶっ、フーーーッ!」
さほどの時間も呼吸に費やすことができず、腕が力尽きる直前に大きく息を吸い込み、再び水中へと潜っていく。
「……ごぼっ……こぷっ……ぶっ……ぁ…」
少しの間腕の筋肉を休めることが出来るが、疲労した体はすぐに酸素を求めて喘ぎだす。
このまま窒息するわけにはいかないと、茉莉香は震える両腕にムチを打って短いインターバルで両腕の鎖を引いていく。
幾度となく繰り返された懸垂で、茉莉香の体を支えるバイブはどちらも最初よりも奥深く突き刺さり、2つの穴はその刺激に赤く腫れ上がり始めていた。
「ぷはぁぁっ!!はぁーはぁーはぁ……」
一呼吸目から両腕が辛い。
このままでは茉莉香が力尽きるのも時間の問題である。
(だめ……体が冷えて、いつもみたいに息が続かない……足の先の感覚が無くなってきた……)
茉莉香は、中学までやっていたシンクロの練習中に、これくらいキツイ息止めや運動は何度かやってきたことがある。恥部の痛みを除けば、1時間程度であれば耐えられる自信もあった。しかし、茉莉香の体温よりもかなり低めの水温が、急激に体力を奪い、疲労を加速させていた。
救いを求めるように征司を、梨姫の儀式の様子を見るが、未だに拷問部屋には梨姫の悲鳴が断続的に響いており終わる気配がない。
(長い……!いったい、いつになったら終わるの……?)
「ふぅ……ふぅ……ふぅ……はひいぃぃぃぃぃっ!!?」
延々儀式に抵抗し続ける梨姫に、茉莉香が怒りと憤りを覚えかけたその瞬間、これまで茉莉香の体を支え続けていた2本のバイブから強烈な刺激が襲いかかってきた。
――ブブブブブブブッ
「ほひいぃい゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
尻穴と膣のバイブが勢いよく震える。
バイブに巻き込まれ、体内に入っているスクール水着ごと震えることで、体を締め付ける紺色の生地が、絡みついたクリトリスや胸にまでも振動を伝える。
堪らず茉莉香の両腕からは力が抜け、叫び声で空気を吐き出したまま重りに引かれて水中へと引きずり込まれる。
「ごぼごぼごぼっ!」
予想外の刺激とタイミングで突如水中に戻されたことで、軽いパニック状態になり水中で呼吸しようとしてしまい、茉莉香は大量の水を飲んでしまう。
慌てて息を止め、とにかく水面へ出ようと震える両腕に力を込める。
「――――ンッ!!――――ンンーッ!!――――フン゛ン゛ッ!」
(んぎぎぎぃぃーー!ふぐぅぅぅぅッ!!あおおおおおおっ!)
両腕が鎖を引く力が、震える2本のバイブに伝わり2つの穴へ力強く押し付けられる。それにより加わる強烈な刺激に、茉莉香は息を止めながら必死に耐えた。
「プハァっ!!げほっ!ごぼっ!ごぼっ!ハァ!ハァ!ハァ!」
水面へ出ると、勢いよく咳き込み飲み込んだ水を吐き出すと、必死に呼吸し酸素を貪る。
股間から加えられる刺激が、これまでの比ではない。電マを直接突っ込まれているかのように、体の中でバイブが暴れている。
「くおおおぉーーーッ!バイブっ!ハァッ!ハァッ!だめぇっ!ぷはぁぁッ!」
(だめっ、これ刺激がキツすぎるぅ!ふあぁぁぁぁぁぁぁああ筋肉がぁ!揺れてっ、力がぁぁ)
バイブから伝わる振動で、腹部の筋肉がつりそうな感覚を覚える。伝わる振動で腹筋が震え、堪らず身を捩るがとても耐えられない。それにつられて腕を引いて体を支えている大胸筋や広背筋にも力が入らなくなり、ろくに呼吸も出来ないままドボンと水中へ落ちていく。
「ごぼごぼっ!!―――げぼっ!がぁ!―――――ッ!!」
水中で震えるバイブを体内へ抱えながら、酸素を吐き出さないように必死に堪える。
(まずいっ、息が!体が冷えて、筋肉がつる!?)
窒息と筋痙攣の二重苦に苛まれそうになる茉莉香。だが、しばらく耐えたところでバイブの振動が収まり、危ういところで筋痙攣の危機を逃れる。
「ぷはっ……うぶっ……こぽっ……」
(息がもう…バイブが動き出す前に、早く上がらないとっ…!)
茉莉香はなりふり構わず、思い切り両手を引いてその肢体を持ち上げようとする。
(お尻が、痛い……おまんこもすごい……)
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