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第2章
茉莉香へのお仕置き―水中懸垂(2)―
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パツパツのスクール水着を着て両手に鎖付きの手枷、体の前後に通された鎖はスクール水着ごと膣と尻穴へ突き刺されたバイブへと繋がり、そして目の前には巨大な水槽。
「……水中で犯されるの……水責め……?」
「まぁ、だいたい正解だな。ほれっ!」
――バシャーン!
「わぶっ!あばっ!!げほっげほっ!」
征司に背中を押され、茉莉香は水槽へとダイブする。
高さを失い、鎖が滑車を滑る音をたて、初めに両手の手枷に上へ引っ張る力がかかる。
茉莉香はその力に逆らわず、両手をバンザイのように上げた。鎖が伸びきり両手が引っ張られるようになると同時に、次に両穴へ突きこまれたバイブに力がかかった。U時型のバイブが上方向へ引っ張られ、膣と尻穴にも同じ方向の力が加えられる。これには茉莉香も慌てて浮上しようとするが、拘束された両足では水を蹴ることも出来ない。残る両手で水を掻こうと下方向へ力を入れた瞬間、込めた力がそのまま2本のバイブに伝わり上方向へ引っ張られる。
水の浮力で幾分か軽くなっているが、茉莉香の全体重を両穴のバイブで支えている状態だ。
「ぐぃぃぃぃぃぃぃぃぃッ!!――――ゲホッ!―――ぐぶっ!!」
とっさに両手の力を抜く茉莉香。だが、鎖の長さが尽き、結局は体重と重りを両手の鎖と体内に入れられたバイブで支えることになる。
「くっ………ぅ…………………あっ……………こぽっ」
(このままじゃ……息が………どう…すれば……)
水を吸ったスクール水着が茉莉香の体に張り付く。両穴から加えられる敏感なところを圧迫し体を押し上げる刺激に耐えながら、酸素を零さないように必死に息を止める。水の底まではまだ1メートル近く距離があり、肺の空気を幾分吐き出してしまった茉莉香の体は、ゆっくりと重力に従って沈んでいく。水による浮力があるため、陸上にいる時ほどの負荷ではないが、体を両手と両穴のバイブでバランスを取りながら支えることとなる。
突然突き落とされ、窒息状態に慌てふためき混乱し大量の酸素を消費して次第に考える余裕がなくなってくる。
両足は拘束され、立ち泳ぎの要領でに浮力を得ることはできない。両手も鎖で拘束され、浮力を得ようと腕を下へ動かそうとすれば、膣と尻のバイブが奥へと突っ込まれる力へと変換される。
水面は茉莉香の少し上、腕の長さの半分に満たない程度だ。
(これって…まさか………そういうこと!?)
酸素消費の恩恵か、閃いたように茉莉香が征司の意図に気づく。
「ぐっ……くはっ………ごぼっ………っ……」
(うぅ…息ができなくて、きつい……だめ、動けるうちにやってみないと…窒息死しちゃう)
決意を込めて、茉莉香は両手に力を入れゆっくりと引っ張っていく。
「ふぐっ!あぁぁっ!!いぐぎぃ……!!」
両手が下げられ、両穴を押しやる力が増すとともに茉莉香の体が少しずつ浮上し始める。
「――――ッ!!――――――ッ!!――――――くぁッ!!」
両手にかける力を均等にしなければ、尻と膣へかかる力が不均一になり、すぐに体制が崩れて斜め方向の力がかかり体内が抉られる。
慎重に体を持ち上げ、手が顎のあたりまで届いたところで、頭の先が水面から出る。
「――――ツ!ぷはっ!!」
さらに力を込め、腕を下げると顔が完全に水上へ浮上し呼吸ができるようになる。
「おう、やっと上がってきたな」
水面から顔を出し必死に呼吸をする茉莉香に、征司が階段にしゃがみこんで声をかける。
「そいつが今日のお仕置きだ。水中窒息懸垂ってところか?」
「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……この、変態っ」
必死に酸素を吸い込みながら茉莉香が悪態をつく。
「反抗的だな、重りを少し追加してやろうか」
「ちょっ、やめなさ!いぃぃ!!」
征司の魔法が発動し、両足の拘束具に新しく鉄製の重りが2つ、20kg分取り付けられる。
追加の重りも両穴で支えることとなり、茉莉香が吠える。
支えるために両手に込める力も大きくなり、プルプルと震えだすと次第に体が水中へと引きずり込まれていく。
「分かったと思うが、両腕で鎖を引っ張って懸垂すると尻と膣のバイブに上方向の力が伝わって水中に出られる。息が辛くなったら水面にでて、腕が辛くなったら水中で休め」
「そん、なっ…っぶぶ」
茉莉香が口まで水中に沈む。
過去にシンクロナイズドスイミングをやっていた茉莉香にとって、水深の深いプールは慣れたものである。
また、単純に懸垂するだけならば、水圧で軽くなった茉莉香の体重ならさほど問題はない。しかし、持ち上げる力が両穴に加えられることと、重りの分の重量も支えなければならないことが、今は普通の少女である茉莉香にとってかなりの重労働である。
「ぷはっ!いつまでっ!!いつまで続ければいいの!?」
振り絞るように両腕に力を込め、水面に口を出すと必死に征司に問いかける。
「んー、まぁ俺が良いと言うまでだな。梨姫の方が片付くまでは少なくともがんばってろ」
「そんっ、なぁぁ!げぼげぼげゔぉっ!!」
絶望した声と共に、両腕の筋肉が限界に達した茉莉香が水面へと沈む。
『ちなみに、気絶したら水面へ引き上げて電気ショックで起こしてくれるようにはなっているから、一応?安心?はしていい…んじゃないか?』
水を伝ったくぐもった征司の声が茉莉香へ届く。
「ごぼっ、がばっ、ぐぶぶっ!――――ン゛ッ!!」
(なんで、疑問形なのよぉ!!)
「――――――ふ゛おぉッ!!――――ン゛ン゛ン゛ッ!―――――ぐぶっ!――ふもっ!」
タンタンタン、と征司が階段を降りる音が響く。
力尽きれば窒息死しかねない苛烈な拷問にかけられ、それを見ている者が遠ざかっていく。征司の言うとおりなら、気絶すれば自動的に引き上げられるようだが、それ以外に助けてくれるものもなく、交渉や懇願といったコミュニケーションを取ることすらできない恐怖。
一人水中に残された茉莉香は、この恐怖と戦いながらいつ終わるともしれない水中懸垂を続けることになった。
「……水中で犯されるの……水責め……?」
「まぁ、だいたい正解だな。ほれっ!」
――バシャーン!
「わぶっ!あばっ!!げほっげほっ!」
征司に背中を押され、茉莉香は水槽へとダイブする。
高さを失い、鎖が滑車を滑る音をたて、初めに両手の手枷に上へ引っ張る力がかかる。
茉莉香はその力に逆らわず、両手をバンザイのように上げた。鎖が伸びきり両手が引っ張られるようになると同時に、次に両穴へ突きこまれたバイブに力がかかった。U時型のバイブが上方向へ引っ張られ、膣と尻穴にも同じ方向の力が加えられる。これには茉莉香も慌てて浮上しようとするが、拘束された両足では水を蹴ることも出来ない。残る両手で水を掻こうと下方向へ力を入れた瞬間、込めた力がそのまま2本のバイブに伝わり上方向へ引っ張られる。
水の浮力で幾分か軽くなっているが、茉莉香の全体重を両穴のバイブで支えている状態だ。
「ぐぃぃぃぃぃぃぃぃぃッ!!――――ゲホッ!―――ぐぶっ!!」
とっさに両手の力を抜く茉莉香。だが、鎖の長さが尽き、結局は体重と重りを両手の鎖と体内に入れられたバイブで支えることになる。
「くっ………ぅ…………………あっ……………こぽっ」
(このままじゃ……息が………どう…すれば……)
水を吸ったスクール水着が茉莉香の体に張り付く。両穴から加えられる敏感なところを圧迫し体を押し上げる刺激に耐えながら、酸素を零さないように必死に息を止める。水の底まではまだ1メートル近く距離があり、肺の空気を幾分吐き出してしまった茉莉香の体は、ゆっくりと重力に従って沈んでいく。水による浮力があるため、陸上にいる時ほどの負荷ではないが、体を両手と両穴のバイブでバランスを取りながら支えることとなる。
突然突き落とされ、窒息状態に慌てふためき混乱し大量の酸素を消費して次第に考える余裕がなくなってくる。
両足は拘束され、立ち泳ぎの要領でに浮力を得ることはできない。両手も鎖で拘束され、浮力を得ようと腕を下へ動かそうとすれば、膣と尻のバイブが奥へと突っ込まれる力へと変換される。
水面は茉莉香の少し上、腕の長さの半分に満たない程度だ。
(これって…まさか………そういうこと!?)
酸素消費の恩恵か、閃いたように茉莉香が征司の意図に気づく。
「ぐっ……くはっ………ごぼっ………っ……」
(うぅ…息ができなくて、きつい……だめ、動けるうちにやってみないと…窒息死しちゃう)
決意を込めて、茉莉香は両手に力を入れゆっくりと引っ張っていく。
「ふぐっ!あぁぁっ!!いぐぎぃ……!!」
両手が下げられ、両穴を押しやる力が増すとともに茉莉香の体が少しずつ浮上し始める。
「――――ッ!!――――――ッ!!――――――くぁッ!!」
両手にかける力を均等にしなければ、尻と膣へかかる力が不均一になり、すぐに体制が崩れて斜め方向の力がかかり体内が抉られる。
慎重に体を持ち上げ、手が顎のあたりまで届いたところで、頭の先が水面から出る。
「――――ツ!ぷはっ!!」
さらに力を込め、腕を下げると顔が完全に水上へ浮上し呼吸ができるようになる。
「おう、やっと上がってきたな」
水面から顔を出し必死に呼吸をする茉莉香に、征司が階段にしゃがみこんで声をかける。
「そいつが今日のお仕置きだ。水中窒息懸垂ってところか?」
「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……この、変態っ」
必死に酸素を吸い込みながら茉莉香が悪態をつく。
「反抗的だな、重りを少し追加してやろうか」
「ちょっ、やめなさ!いぃぃ!!」
征司の魔法が発動し、両足の拘束具に新しく鉄製の重りが2つ、20kg分取り付けられる。
追加の重りも両穴で支えることとなり、茉莉香が吠える。
支えるために両手に込める力も大きくなり、プルプルと震えだすと次第に体が水中へと引きずり込まれていく。
「分かったと思うが、両腕で鎖を引っ張って懸垂すると尻と膣のバイブに上方向の力が伝わって水中に出られる。息が辛くなったら水面にでて、腕が辛くなったら水中で休め」
「そん、なっ…っぶぶ」
茉莉香が口まで水中に沈む。
過去にシンクロナイズドスイミングをやっていた茉莉香にとって、水深の深いプールは慣れたものである。
また、単純に懸垂するだけならば、水圧で軽くなった茉莉香の体重ならさほど問題はない。しかし、持ち上げる力が両穴に加えられることと、重りの分の重量も支えなければならないことが、今は普通の少女である茉莉香にとってかなりの重労働である。
「ぷはっ!いつまでっ!!いつまで続ければいいの!?」
振り絞るように両腕に力を込め、水面に口を出すと必死に征司に問いかける。
「んー、まぁ俺が良いと言うまでだな。梨姫の方が片付くまでは少なくともがんばってろ」
「そんっ、なぁぁ!げぼげぼげゔぉっ!!」
絶望した声と共に、両腕の筋肉が限界に達した茉莉香が水面へと沈む。
『ちなみに、気絶したら水面へ引き上げて電気ショックで起こしてくれるようにはなっているから、一応?安心?はしていい…んじゃないか?』
水を伝ったくぐもった征司の声が茉莉香へ届く。
「ごぼっ、がばっ、ぐぶぶっ!――――ン゛ッ!!」
(なんで、疑問形なのよぉ!!)
「――――――ふ゛おぉッ!!――――ン゛ン゛ン゛ッ!―――――ぐぶっ!――ふもっ!」
タンタンタン、と征司が階段を降りる音が響く。
力尽きれば窒息死しかねない苛烈な拷問にかけられ、それを見ている者が遠ざかっていく。征司の言うとおりなら、気絶すれば自動的に引き上げられるようだが、それ以外に助けてくれるものもなく、交渉や懇願といったコミュニケーションを取ることすらできない恐怖。
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