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第1章

輝山茉莉香の学園生活―教室編(1) ―

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 教室へたどり着き、茉莉香は自分の席へと腰を下ろす。
 膣内のバイブが椅子に当たらないよう、少し腰を前に突き出すような姿勢で浅く座る。バイブとビーズ越しに少し滲み始めていた愛液と粘液が冷たく感じ気持ち悪い。

 茉莉香は校門を通ってからここまで、何人かの友人やクラスメイトと挨拶を交わしている。
 危うくイキそうなタイミングで話しかけられることも何度かあり、かなり怪しい受け答えをしていたが、相手は普段どおり何事も無かったかのように接してくれていた。

(隣にいた松崎君のことも気にしている様子が無かった、流石に今の私の状態に誰も気づかないのはおかしいわ)

 素知らぬ顔をして、茉莉香の横に座っている征司の様子を伺う。

(乳首のローターから魔法が発動されているみたい。もしかして、認識阻害系の魔法かしら…。それに松崎君、何故か私の隣に席が移動しているし……絶対になにかしているわよね)

 茉莉香の推測は正しかった。乳首に取り付けられたローターは、茉莉香から吸収した魔力のほとんどを、“周囲の人間が茉莉香の痴態を認識しないようにする魔法”を維持するために使っていた。
 実はこの魔法、魔法に抵抗の無い一般人にしか効果が無いが、発動している限り茉莉香が教室内で全裸でイキまくっていたとしても、周囲は静かに座って授業を受けているものと認識する。
 征司の席が茉莉香の隣へ代わっているのも、彼がこの魔法を応用してクラスメイトの認識改変を行ったからだ。
 しかし茉莉香は、この魔法にそこまで強力な効果があることは分かっていなかった。

(多少ボロがでても大丈夫ということなのでしょうけれど、どこまで隠してくれるかわからないし……感じすぎると魔力を多く吸われちゃう…とにかく、耐えないと!)

 ――キーンコーンカーンコーン
 1時間目の授業が始まる。

 ………
 …………………
 …………………………

「………っ………ぁぁ………ふぅ………ぁぅぅ………」

 4つの淫具がじりじりと全身を炙り、お腹の奥が熱くなってくる。机の上には教科書とノートが開かれているが、授業の内容など全く頭に入ってこない。

「………ぁっ………くっ………うぅぅ、オマンコ…激しくっ………あぁ…奥まで、響くぅ………」

 これまで振動しているだけだったバイブに回転運動が加わる。

「んっ………んんッ!!」

 ゴリゴリと膣内を削るように動くバイブ。

「んふうぅぅぅっ……!だめ……音が……んっ、んんっ…!」

 膣肉に力を入れ、外に音がもれないようにギュッとバイブを締め付ける。
 バイブの音は小さくなったが、その分体内へ響く刺激が大きくなる。

「………ふぐっ…んんーーっ!」

 バイブの回転が止まったかと思えば、今度は尻穴のビーズが振動しながら前後運動を始める。

「ンああぁぁっ……椅子に…コツ、コツ…あたってぇ……お腹の中…ぐりぐりされて…あぁぁっ……!」

 腹の中を6つのビーズが暴れまわり、一番手前のビーズが尻穴から顔を出して何度も椅子に押し付けられる。性的な快楽と、尻からの排泄快感が合わさり、腰を浮かしながら茉莉香は耐える。

「……くひぃぃぃぃぃん!今度は、胸っ……乳首、吸われて……!?」

 尻穴のビーズがおとなしくなると、今度は乳首のローターが強く吸い付く。そのまま、多足のブラシがぎゅいぎゅいと乳首を締め上げ、搾り取るように刺激する。

「あぁっ……ひふっ……んんっ………きゅうぅぅ………」

 右左と乳搾りのようにリズミカルな刺激が襲う。

「あんっ……うぁ………胸…搾っちゃ……ひうぅん…!」

 茉莉香は机に突っ伏すように頭を下げ、勃起した両胸を机の下に隠すようにして両手で抑える。
 そのまましばらく耐えていると、ローターはそのままにバイブの回転が追加された。

「ひおぉぉぉぉぉーー!?…んんんっ!らめっ…2箇所同時に……声…我慢できな……ぃ…」

 嬌声をあげた直後、それ以上声が漏れないように右手で口を抑える。

 顔を上げ、ゆっくりと回りに気づかれた様子がないか見回すが、ニヤついた顔で頬杖を着きながら茉莉香の様子を眺めている征司以外は気にした様子もない。

「あっ、ひっ!……らめっ…おしりのビーズまで……んんンンーーっっ!!」

 尻穴ビーズの前後運動まで追加され、4つの淫具が与えるこれまで以上の刺激に茉莉香も声を抑えきれなくなってしまう。
 緩急をつけてもたらされる甘い快感に、茉莉香の全身が痺れ、火照る。

「あぁっ…ふぅ………ひぃぃ……ひぃ………」

 茉莉香が絶頂寸前まで追い詰められたところで、淫具の刺激がピタリと止む。必死に息を整え、少し落ち着いたところで再び淫具が動き出す。
 授業中延々と刺激されることで身体がどんどん敏感になり、茉莉香は何度もイキそうになる。しかし全て寸止めされ1度も絶頂することなく、午前中4コマあるの授業のうち2コマ目までが終わる。

「あぁぁーーっ……ひいぃっ……おしりぃ…おおおおおぉぉんっ!おまんこらめぇぇ……っ!乳首いぃあぁっひっひいぃぃぃーー!」

(おしりぃ……もう……感覚が……うんち、漏れそうなのが…ずっと続いて……おまんこも、乳首も、もういやぁ……!)

 この時点で、声を抑えきれなくなるほど茉莉香の身体は出来上がっていた。
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