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2章レルス王国編
キリアダンジョン最深層②
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これはエマ次第だ。やれるか?」
「…!ええもちろんよ!!やれるわ!!」
「よし…。反撃開始だ。」
3人で固まったまま移動して作戦を伝える。キメラの動きが見えてさせいれば3人で攻撃を防ぐのは難しいことじゃない。ただこちらから攻撃できないので一方的に殴られるだけだが。
「……って言うことだ。」「分かった!」「了解…!」
「よし、それじゃあ、作戦開始だ。」
3人が散り散りになる。そしてエマには俺の煌縛鎖を持たせる。俺たちの初めの一手は…。
「限界突破!!」
俺のスキル「限界突破」だ。ここで勝負を着ける!!
脚の許容範囲限界まで身体能力強化をかける。この強化が続くのは本当にわずか。それ以上は足がイカれてしまう…!!
だが、その間は…、
「よう…。俺と遊ぼうぜ。」
このキメラとほぼ互角。若干こちらが劣ってしまうが。なのですぐに後ろをとられて攻撃されてしまう。しかし先程までと違い余裕を持ってガードできる。
キメラも俺が急に速くなったことに戸惑ったようで、すぐに空へと逃げる…。だが…、
「逃がすか!!」
俺もキメラと同じように空をかける!!マジックで足場を作れば同じことができるんだよ!!
しかし相変わらず俺の攻撃は決まらない…!!コイツ…本当に攻撃を避けるときのスピードだけは段違いに速い…!!だが、それでいい。俺の目的は準備ができるまでコイツをここに留めておくこと。
「出来たよ!タイチ!!」
ルアの声を合図に俺は使っていた全ての魔法を解除する。
時間加速も時間減速もしていない俺はキメラの姿すら見えない。今の俺ではキメラの攻撃を防げない。まさに自殺行為。だが、俺は背中を刀でガードする。そしてすぐに予想通り俺の背中に衝撃が走る…!コイツは最初の攻撃以外はずっと背後から攻撃することにこだわっていたように見えた。予想通りだったな…。
俺はルアが先程居た位置を通り過ぎて壁に衝突する。
キメラは自分と同じぐらいの速さで動く俺を警戒したのか、一直線に俺の元へと向かってくる。
「狙い通りだ」
しかし…、キメラはルアが作ったとてつもなく細かい無数の魔法陣の罠にかかる。
「チェイントラップ…!やっと捕まえた!!」
今ルアが使った魔法陣は360度あらゆる方向に仕掛けられ、魔法陣のどれかひとつでも起動すると全てが起動するという中々に強力な効果だ。
発動した魔法は初級の土魔法…。それも相手を少しの間土で縛るだけの魔法だ。
このキメラなら1秒もないうちに抜け出すだろう。
だが…、
「十分…。」
その隙を逃さず、キメラの下から煌縛鎖が襲いかかり、確実に動きを止める!
これは俺が魔法を解除してすぐにゾーンを使い、エマが設置した煌縛鎖をこのポイントに向かってくるようにベクトルを操作した。完璧っ!これは嵌った!!
「エマっ!!!撃て!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Sideエマ
「作戦を伝える。このまま敵の攻撃を防ぎながらきいてくれ。」
「わかった!」
「まず、俺がアイツと戦う。その間にルアは魔法陣を書いて欲しいんだ。」
「アレと戦うって言っても攻撃できるの?」
「安心しろ。ちょっと俺との戦いで時間を無駄にしてもらうだけだ。それでルアの魔法陣だが、初級魔法で相手の動きを止める魔法とかないか?それをあるポイントに大量に仕込んで欲しい。」
「そういう魔法はあるけど…アレが相手じゃ1秒もないうちに逃げられちゃうよ?それに魔法陣に気づかれちゃうよ?」
「それは無いな。アイツは多分魔力感知が出来ない。じゃなきゃエマの銃弾なんか踏まえねぇよ。ほんの少し動きを止めれたらそれでいい。後は煌縛鎖で捕まえる。魔法陣をこの小さい鉄に書いてくれ。書いたらポイントに設置。」
「了解!」
「んで、エマには2つ頼みたい。1つは煌縛鎖を地面にばらけて置いてくれ。2つ目は俺がアイツの動きを止める。その瞬間をシリウスでアイツを撃ち抜け。」
大役じゃない…。私がミスしてしまえば全てが破綻してしまう…。
「やれるか?」
「……タイチは私がやれると思ってるの?」
「もちろんだ。」
「…やるわ。」
ここまで期待されてるんじゃ、絶対に断れないわ。それにタイチがルアが信じてくれてるのよ。それに応えなきゃ。
「それじゃあ、これが煌縛鎖だ。」
「…タイチ…、何かこれ濡れてるんだけど?」
タイチから渡されたアイテムボックスの中には煌縛鎖が入っていることは分かる。けど、何故かしら?中がすごく水浸しなのよ。
「……気にするな。作戦開始だ。」
これは時間が命だわ!私の雷装の時間も考えるとそんなに長くないわね。これが最後よ!
すぐに太一から渡された煌縛鎖を地面に刺していく。簡単には抜けないようにね。あの魔物なら鎖ごと移動してもおかしくないわ。
それが終わったらすぐにシリウスを取り出す。とっておきの魔法陣弾をセットして、タイチが言ったポイントに照準を合わせる…。
私が失敗すれば全てが終わる…。これほどまでにプレッシャーを感じることは今まで無かった。
大丈夫…。あんなにも練習してきた。私は…やれるわ…!!
「エマっ!!!撃て!!」
タイチの声を合図にシリウスの引き金を引こうとする……が、
バリリッ!
「えっ……?」
その瞬間に私の体から雷が霧散した。つまり…雷装の時間切れ…。シリウスは雷装がなきゃ撃つことは出来ない。私専用の武器…。
私はまた失敗したの?まだ出来損ないなの?私はまた…1人に……。
「諦めんな!!!」
はっ!上を見るとタイチ自身がキメラを押さえつけている。
私は変わりたかったんじゃない…。強くなりたかったんじゃない…。
私は……本当は……仲間が欲しかった………。仲間になりたかったんだ……。
「大人しくしてよ!!」
タイチがキメラから離れてしまい、鎖からの脱出を図ろうとしている。このままじゃすぐに抜け出す。
しかしそこをルアが火魔法で攻撃をする。避けられたけど鎖といつ仕込んだのか分からないけどもう一度ルアの魔法陣が発動して、キメラの動きが止まった。
今よ…!私の限界なんて知らない…!!期待してくれた人に応えたい…!!報いたい!!私は仲間を守りたい!!!
「雷…装!!!!」
一瞬だけ!!この一瞬だけでいい!!
動かない体を電気で無理やり動かす!!
「喰らいなさい!!!」
シリウスの引き金を引く!この弾丸は唯一私が作ったもの!魔法も私だけのオリジナル雷魔法。
雷を纏った弾丸は一直線にキメラに向かう!
もっと速く!疾く!!!
弾丸はキメラの反射すら間に合わないスピードで進み、キメラを撃ち抜く!!
「雷魔法…神威!!」
Sideタイチ
しまった…。エマの雷装の時間切れか…!!
まだ間に合う…!カバーしろ。これが最初で最後のチャンスだ!
「ルア!!」
「分かってる!!」
俺はすぐに魔法をかけ直してキメラの元に向かう!ルアも俺の意図を汲んで行動してくれる。
鑑定でわかった。アイツはスピードにステータスをとんでもないほど振っているがそれ以外は大したことない!一撃でも与えることが出来れば倒せる!
クソっ!空間操作は相手が強すぎるなら相手の動きのベクトルを阻害してもほとんど意味をなさない。これが空間操作の弱点。強すぎる相手の前ではベクトルを邪魔しても意味が無い!このキメラの動きを阻害してもほとんど効果がないだろう。
だから強者と戦っても、同じレベルで戦えるように自分のベクトルを強化すればいいという考えで生まれたのが煌縛鎖だ。
このキメラを逃がさないように俺はキメラの背後からしがみつき、動きを阻害する。
「諦めんな!!!!」
まだチャンスはある。まだ勝つ希望は消えていない…!
「空間操作!!」
鎖の縛り付けを強化し、キメラの動きを止める!これなら避けれない!
「ルア!やれ!!」
タイミングを狙っていたルアがキメラに向かって突撃する。体力、耐久力も俺が上。俺ごと細剣で刺せば勝つのは俺達だ!
その時、キメラの尻尾の蛇が俺に噛み付く…!その瞬間に体から力が抜けていく。
毒か!そうか。俺が吹っ飛ばされたのはこいつが強くなったんじゃなくて俺が弱くなったからか!多分最初の一撃の時に喰らっていたのだろう。
ヤバい!キメラの動きを止められない!体から力が抜けてキメラから手を離してしまい、地面へと落ちていく。
そのせいでルアの攻撃が決まらず避けられてしまう。
「大人しくしてよ!!」
ルアが炎の槍でキメラを追撃する。それもキメラは避ける。避けた先は先程、キメラを捕まえたポイントだった。そして…もう一度魔法陣が発動する。
あの魔法陣はルア…か…?いつの間に…。
この隙を逃すな…!!
体が動かないなど知ったことか!俺の身体だ!動け!!
「風斬り・疾風!!」
クサナギの居合切りでかまいたちを起こす。この技は風斬りシリーズの中で1番の射程と速さを誇る。
しかし、それがキメラに到達するよりも早く一条の電閃がキメラを穿つ!
そしてそれによりキメラから火が上がる。煌縛鎖に浸した大量の酒がキメラにも伝わり、発火したんだろう。
そしてその後すぐにキメラが真っ二つになる。
「…!ええもちろんよ!!やれるわ!!」
「よし…。反撃開始だ。」
3人で固まったまま移動して作戦を伝える。キメラの動きが見えてさせいれば3人で攻撃を防ぐのは難しいことじゃない。ただこちらから攻撃できないので一方的に殴られるだけだが。
「……って言うことだ。」「分かった!」「了解…!」
「よし、それじゃあ、作戦開始だ。」
3人が散り散りになる。そしてエマには俺の煌縛鎖を持たせる。俺たちの初めの一手は…。
「限界突破!!」
俺のスキル「限界突破」だ。ここで勝負を着ける!!
脚の許容範囲限界まで身体能力強化をかける。この強化が続くのは本当にわずか。それ以上は足がイカれてしまう…!!
だが、その間は…、
「よう…。俺と遊ぼうぜ。」
このキメラとほぼ互角。若干こちらが劣ってしまうが。なのですぐに後ろをとられて攻撃されてしまう。しかし先程までと違い余裕を持ってガードできる。
キメラも俺が急に速くなったことに戸惑ったようで、すぐに空へと逃げる…。だが…、
「逃がすか!!」
俺もキメラと同じように空をかける!!マジックで足場を作れば同じことができるんだよ!!
しかし相変わらず俺の攻撃は決まらない…!!コイツ…本当に攻撃を避けるときのスピードだけは段違いに速い…!!だが、それでいい。俺の目的は準備ができるまでコイツをここに留めておくこと。
「出来たよ!タイチ!!」
ルアの声を合図に俺は使っていた全ての魔法を解除する。
時間加速も時間減速もしていない俺はキメラの姿すら見えない。今の俺ではキメラの攻撃を防げない。まさに自殺行為。だが、俺は背中を刀でガードする。そしてすぐに予想通り俺の背中に衝撃が走る…!コイツは最初の攻撃以外はずっと背後から攻撃することにこだわっていたように見えた。予想通りだったな…。
俺はルアが先程居た位置を通り過ぎて壁に衝突する。
キメラは自分と同じぐらいの速さで動く俺を警戒したのか、一直線に俺の元へと向かってくる。
「狙い通りだ」
しかし…、キメラはルアが作ったとてつもなく細かい無数の魔法陣の罠にかかる。
「チェイントラップ…!やっと捕まえた!!」
今ルアが使った魔法陣は360度あらゆる方向に仕掛けられ、魔法陣のどれかひとつでも起動すると全てが起動するという中々に強力な効果だ。
発動した魔法は初級の土魔法…。それも相手を少しの間土で縛るだけの魔法だ。
このキメラなら1秒もないうちに抜け出すだろう。
だが…、
「十分…。」
その隙を逃さず、キメラの下から煌縛鎖が襲いかかり、確実に動きを止める!
これは俺が魔法を解除してすぐにゾーンを使い、エマが設置した煌縛鎖をこのポイントに向かってくるようにベクトルを操作した。完璧っ!これは嵌った!!
「エマっ!!!撃て!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Sideエマ
「作戦を伝える。このまま敵の攻撃を防ぎながらきいてくれ。」
「わかった!」
「まず、俺がアイツと戦う。その間にルアは魔法陣を書いて欲しいんだ。」
「アレと戦うって言っても攻撃できるの?」
「安心しろ。ちょっと俺との戦いで時間を無駄にしてもらうだけだ。それでルアの魔法陣だが、初級魔法で相手の動きを止める魔法とかないか?それをあるポイントに大量に仕込んで欲しい。」
「そういう魔法はあるけど…アレが相手じゃ1秒もないうちに逃げられちゃうよ?それに魔法陣に気づかれちゃうよ?」
「それは無いな。アイツは多分魔力感知が出来ない。じゃなきゃエマの銃弾なんか踏まえねぇよ。ほんの少し動きを止めれたらそれでいい。後は煌縛鎖で捕まえる。魔法陣をこの小さい鉄に書いてくれ。書いたらポイントに設置。」
「了解!」
「んで、エマには2つ頼みたい。1つは煌縛鎖を地面にばらけて置いてくれ。2つ目は俺がアイツの動きを止める。その瞬間をシリウスでアイツを撃ち抜け。」
大役じゃない…。私がミスしてしまえば全てが破綻してしまう…。
「やれるか?」
「……タイチは私がやれると思ってるの?」
「もちろんだ。」
「…やるわ。」
ここまで期待されてるんじゃ、絶対に断れないわ。それにタイチがルアが信じてくれてるのよ。それに応えなきゃ。
「それじゃあ、これが煌縛鎖だ。」
「…タイチ…、何かこれ濡れてるんだけど?」
タイチから渡されたアイテムボックスの中には煌縛鎖が入っていることは分かる。けど、何故かしら?中がすごく水浸しなのよ。
「……気にするな。作戦開始だ。」
これは時間が命だわ!私の雷装の時間も考えるとそんなに長くないわね。これが最後よ!
すぐに太一から渡された煌縛鎖を地面に刺していく。簡単には抜けないようにね。あの魔物なら鎖ごと移動してもおかしくないわ。
それが終わったらすぐにシリウスを取り出す。とっておきの魔法陣弾をセットして、タイチが言ったポイントに照準を合わせる…。
私が失敗すれば全てが終わる…。これほどまでにプレッシャーを感じることは今まで無かった。
大丈夫…。あんなにも練習してきた。私は…やれるわ…!!
「エマっ!!!撃て!!」
タイチの声を合図にシリウスの引き金を引こうとする……が、
バリリッ!
「えっ……?」
その瞬間に私の体から雷が霧散した。つまり…雷装の時間切れ…。シリウスは雷装がなきゃ撃つことは出来ない。私専用の武器…。
私はまた失敗したの?まだ出来損ないなの?私はまた…1人に……。
「諦めんな!!!」
はっ!上を見るとタイチ自身がキメラを押さえつけている。
私は変わりたかったんじゃない…。強くなりたかったんじゃない…。
私は……本当は……仲間が欲しかった………。仲間になりたかったんだ……。
「大人しくしてよ!!」
タイチがキメラから離れてしまい、鎖からの脱出を図ろうとしている。このままじゃすぐに抜け出す。
しかしそこをルアが火魔法で攻撃をする。避けられたけど鎖といつ仕込んだのか分からないけどもう一度ルアの魔法陣が発動して、キメラの動きが止まった。
今よ…!私の限界なんて知らない…!!期待してくれた人に応えたい…!!報いたい!!私は仲間を守りたい!!!
「雷…装!!!!」
一瞬だけ!!この一瞬だけでいい!!
動かない体を電気で無理やり動かす!!
「喰らいなさい!!!」
シリウスの引き金を引く!この弾丸は唯一私が作ったもの!魔法も私だけのオリジナル雷魔法。
雷を纏った弾丸は一直線にキメラに向かう!
もっと速く!疾く!!!
弾丸はキメラの反射すら間に合わないスピードで進み、キメラを撃ち抜く!!
「雷魔法…神威!!」
Sideタイチ
しまった…。エマの雷装の時間切れか…!!
まだ間に合う…!カバーしろ。これが最初で最後のチャンスだ!
「ルア!!」
「分かってる!!」
俺はすぐに魔法をかけ直してキメラの元に向かう!ルアも俺の意図を汲んで行動してくれる。
鑑定でわかった。アイツはスピードにステータスをとんでもないほど振っているがそれ以外は大したことない!一撃でも与えることが出来れば倒せる!
クソっ!空間操作は相手が強すぎるなら相手の動きのベクトルを阻害してもほとんど意味をなさない。これが空間操作の弱点。強すぎる相手の前ではベクトルを邪魔しても意味が無い!このキメラの動きを阻害してもほとんど効果がないだろう。
だから強者と戦っても、同じレベルで戦えるように自分のベクトルを強化すればいいという考えで生まれたのが煌縛鎖だ。
このキメラを逃がさないように俺はキメラの背後からしがみつき、動きを阻害する。
「諦めんな!!!!」
まだチャンスはある。まだ勝つ希望は消えていない…!
「空間操作!!」
鎖の縛り付けを強化し、キメラの動きを止める!これなら避けれない!
「ルア!やれ!!」
タイミングを狙っていたルアがキメラに向かって突撃する。体力、耐久力も俺が上。俺ごと細剣で刺せば勝つのは俺達だ!
その時、キメラの尻尾の蛇が俺に噛み付く…!その瞬間に体から力が抜けていく。
毒か!そうか。俺が吹っ飛ばされたのはこいつが強くなったんじゃなくて俺が弱くなったからか!多分最初の一撃の時に喰らっていたのだろう。
ヤバい!キメラの動きを止められない!体から力が抜けてキメラから手を離してしまい、地面へと落ちていく。
そのせいでルアの攻撃が決まらず避けられてしまう。
「大人しくしてよ!!」
ルアが炎の槍でキメラを追撃する。それもキメラは避ける。避けた先は先程、キメラを捕まえたポイントだった。そして…もう一度魔法陣が発動する。
あの魔法陣はルア…か…?いつの間に…。
この隙を逃すな…!!
体が動かないなど知ったことか!俺の身体だ!動け!!
「風斬り・疾風!!」
クサナギの居合切りでかまいたちを起こす。この技は風斬りシリーズの中で1番の射程と速さを誇る。
しかし、それがキメラに到達するよりも早く一条の電閃がキメラを穿つ!
そしてそれによりキメラから火が上がる。煌縛鎖に浸した大量の酒がキメラにも伝わり、発火したんだろう。
そしてその後すぐにキメラが真っ二つになる。
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