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2章
第3話
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「う~~ん!」
いい朝だなぁ!恋をしたら日常が変わるなんて思ってなかったけど、実際恋をしてみると空気も美味しく感じる!
「おはよぉ~。」
「おはよう!」
学校に来ると予想通りというか、荒木くんの噂が広がっていた。事情を知ってる私と歩香達で相談してこれには特に何も言わないことにした。
多分何かあったら荒木くんが勝手に何とかするだろうから。いざってときの彼の行動力はすごいからね。
「おはよー!真美!」
「おはよう!茜!」
いつもの4人で集まって挨拶を交わす。文化祭以降さらに仲良くなれた。彼のおかげだな♪
「ね、ねぇ皆、ちょっと相談したいことがあるんだけど…」
「ん~?どうしたの?真美?」
「あ、あのね?荒木くんに助けてもらったからさ!なんかお礼したくて…。でも、何すればいいのか分からなくて…。」
この休みの間に彼に何かお礼をしようと考えていたけれど何も思いつかなかった。
それに荒木くんが私を助けてくれた理由を教えるって事で、繋がってたけどそれもないから、新しいなにかを作りたいとも思ってた。
「あ~、なるほどね~。でも、荒木くんってあんまりそういうの求めてないと思うけど?」
ウッ!?それは私も思っていたし、実際にそうだ。でも、それでもだ!
「ほ、ほら!私の気が収まらないって言うか…」
うぅ~、しどろもどろになってる。そこで何かを察したのか歩香が
「ほ~、なるほどね~。なら、荒木くんに聞いたらいいんじゃない?何かして欲しいことあるって」
「それは…そうなんだけど。多分彼はそういう言っても本当にどうでもいいことしか言わないよ?」
というか実際に修学旅行の時、どうでもいいようなことしか聞いてこなかったし。そこがいいんだけど!
「ん~、なら料理関連はどう?真美は料理得意だし。私達もそれなりに料理できるから役に立つよ?」
それだ!荒木くんが料理をできるとしても、私の作った料理を披露すればいいし、出来なかったらそれに加えて料理を教えたり、料理本を取りに来てもらうとかできる!
自慢じゃないけど、私はかなり料理ができる。親が共働きだから私が作ることが多いのだ。たがら、料理本も家に沢山ある!
それに4人なら荒木くんといても緊張することはないだろう!ふ、2人だと緊張するけど…。それに今は荒木くんの顔を見るだけで、赤くなっちゃう自信がある!
それに好きな人を掴むなら胃袋からだ!
「ありがとう!それにするよ!」
「どういたしまして!でも、いつそんなに話をするの?」
わ…忘れてた。教室に行ってもいいけど多分男子生徒から私と何してたって荒木くんが質問攻めにされるだろうし。それなことになったら彼は嫌がるだろうな。
「なら、食堂は?前も食堂にいたでしょ?」
なるほど。またも偶然を装って彼の隣に座ればいいか…。
「私、昼休み食堂に行くね。」
「私達も行くよ~。」
「ありがとう!」
よし!決戦は昼休みだ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「真美良かったね~」
「うん♪」
やった!これで放課後に荒木くんと会う約束ができた!しかも私の家に招待しちゃった!やりすぎたかなって思ったけれど、後悔とかはしてない。
彼の返事を聞く前に出たから、彼は必然と放課後私の家に来てくれるだろう。「めんどくさい」とかって言いながらかもしれないけど。彼は約束は簡単に破るような人じゃない。だから、これも無理矢理だけど約束したってことになるだろう。
それにしても、改めて荒木くんと顔を合わせるとすごく心臓がバクバクした。できるだけ普段と同じように喋ってたつもり。それに顔も赤くならないようにしてたのに、あっけなくバレてしまった。あの時はなんて言い訳しようかと思ってすごく焦った。心配してくれたのはとても嬉しかった。
やっぱり荒木くんは荒木くんなんだなぁ~って思ってからはいつも通りに話せた。やっぱり彼と話すことはとても面白い!
「何が良かったの?」
「あら、あ~それはあれだよ!お礼できるから良かったってこと!」
危ない。荒木くんのこと考えてたから、「荒木くんと放課後会えるから」って言いかけた。
別に歩香たちなら教えてもいいかなって思うけど、何となくもう少しだけ秘密にしていたい。いつかは話して、相談に乗ってもらいたいんだけど。
「真美の家に荒木くんが行くことになったけど、どうするの?」
「どういうこと?」
「ほら?荒木くんと真美の家に行って料理本渡すんでしょ?それなら私達も行こうか?ってこと。」
あっ!忘れてた。どうしようか。正直に言うと料理本を渡したあとはゆっくりと彼と話すつもりだし…。
「だ、大丈夫だよ~。ほら!歩香たち部活あるでしょ?私と荒木くんは帰宅部だからさ!彼を待たせたら悪いし!それに荒木くんなら私に変なこともしないと思うし!」
今日ほど部活に所属してなくて良かったと思った日はない。1年生の時はマネージャーになってっていう声が沢山来たんだけど、全部拒否した。
「へぇー♪わかった!それじゃあ、そうすることにするよ!」
歩香たちが私をニヤついて見てくる。これはもしかすると、私の気持ちが既にバレているのかな?
また今度私の家に招待して遊んだ時に荒木くんのことを相談しようと決めた。今日のお礼を兼ねてね。
放課後すごく楽しみだな♪
後書き
感想お待ちしております!
「クラス転移で裏切られた「無」職の俺は世界を変える」もよろしくお願いします!
いい朝だなぁ!恋をしたら日常が変わるなんて思ってなかったけど、実際恋をしてみると空気も美味しく感じる!
「おはよぉ~。」
「おはよう!」
学校に来ると予想通りというか、荒木くんの噂が広がっていた。事情を知ってる私と歩香達で相談してこれには特に何も言わないことにした。
多分何かあったら荒木くんが勝手に何とかするだろうから。いざってときの彼の行動力はすごいからね。
「おはよー!真美!」
「おはよう!茜!」
いつもの4人で集まって挨拶を交わす。文化祭以降さらに仲良くなれた。彼のおかげだな♪
「ね、ねぇ皆、ちょっと相談したいことがあるんだけど…」
「ん~?どうしたの?真美?」
「あ、あのね?荒木くんに助けてもらったからさ!なんかお礼したくて…。でも、何すればいいのか分からなくて…。」
この休みの間に彼に何かお礼をしようと考えていたけれど何も思いつかなかった。
それに荒木くんが私を助けてくれた理由を教えるって事で、繋がってたけどそれもないから、新しいなにかを作りたいとも思ってた。
「あ~、なるほどね~。でも、荒木くんってあんまりそういうの求めてないと思うけど?」
ウッ!?それは私も思っていたし、実際にそうだ。でも、それでもだ!
「ほ、ほら!私の気が収まらないって言うか…」
うぅ~、しどろもどろになってる。そこで何かを察したのか歩香が
「ほ~、なるほどね~。なら、荒木くんに聞いたらいいんじゃない?何かして欲しいことあるって」
「それは…そうなんだけど。多分彼はそういう言っても本当にどうでもいいことしか言わないよ?」
というか実際に修学旅行の時、どうでもいいようなことしか聞いてこなかったし。そこがいいんだけど!
「ん~、なら料理関連はどう?真美は料理得意だし。私達もそれなりに料理できるから役に立つよ?」
それだ!荒木くんが料理をできるとしても、私の作った料理を披露すればいいし、出来なかったらそれに加えて料理を教えたり、料理本を取りに来てもらうとかできる!
自慢じゃないけど、私はかなり料理ができる。親が共働きだから私が作ることが多いのだ。たがら、料理本も家に沢山ある!
それに4人なら荒木くんといても緊張することはないだろう!ふ、2人だと緊張するけど…。それに今は荒木くんの顔を見るだけで、赤くなっちゃう自信がある!
それに好きな人を掴むなら胃袋からだ!
「ありがとう!それにするよ!」
「どういたしまして!でも、いつそんなに話をするの?」
わ…忘れてた。教室に行ってもいいけど多分男子生徒から私と何してたって荒木くんが質問攻めにされるだろうし。それなことになったら彼は嫌がるだろうな。
「なら、食堂は?前も食堂にいたでしょ?」
なるほど。またも偶然を装って彼の隣に座ればいいか…。
「私、昼休み食堂に行くね。」
「私達も行くよ~。」
「ありがとう!」
よし!決戦は昼休みだ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「真美良かったね~」
「うん♪」
やった!これで放課後に荒木くんと会う約束ができた!しかも私の家に招待しちゃった!やりすぎたかなって思ったけれど、後悔とかはしてない。
彼の返事を聞く前に出たから、彼は必然と放課後私の家に来てくれるだろう。「めんどくさい」とかって言いながらかもしれないけど。彼は約束は簡単に破るような人じゃない。だから、これも無理矢理だけど約束したってことになるだろう。
それにしても、改めて荒木くんと顔を合わせるとすごく心臓がバクバクした。できるだけ普段と同じように喋ってたつもり。それに顔も赤くならないようにしてたのに、あっけなくバレてしまった。あの時はなんて言い訳しようかと思ってすごく焦った。心配してくれたのはとても嬉しかった。
やっぱり荒木くんは荒木くんなんだなぁ~って思ってからはいつも通りに話せた。やっぱり彼と話すことはとても面白い!
「何が良かったの?」
「あら、あ~それはあれだよ!お礼できるから良かったってこと!」
危ない。荒木くんのこと考えてたから、「荒木くんと放課後会えるから」って言いかけた。
別に歩香たちなら教えてもいいかなって思うけど、何となくもう少しだけ秘密にしていたい。いつかは話して、相談に乗ってもらいたいんだけど。
「真美の家に荒木くんが行くことになったけど、どうするの?」
「どういうこと?」
「ほら?荒木くんと真美の家に行って料理本渡すんでしょ?それなら私達も行こうか?ってこと。」
あっ!忘れてた。どうしようか。正直に言うと料理本を渡したあとはゆっくりと彼と話すつもりだし…。
「だ、大丈夫だよ~。ほら!歩香たち部活あるでしょ?私と荒木くんは帰宅部だからさ!彼を待たせたら悪いし!それに荒木くんなら私に変なこともしないと思うし!」
今日ほど部活に所属してなくて良かったと思った日はない。1年生の時はマネージャーになってっていう声が沢山来たんだけど、全部拒否した。
「へぇー♪わかった!それじゃあ、そうすることにするよ!」
歩香たちが私をニヤついて見てくる。これはもしかすると、私の気持ちが既にバレているのかな?
また今度私の家に招待して遊んだ時に荒木くんのことを相談しようと決めた。今日のお礼を兼ねてね。
放課後すごく楽しみだな♪
後書き
感想お待ちしております!
「クラス転移で裏切られた「無」職の俺は世界を変える」もよろしくお願いします!
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