亜人至上主義の魔物使い

栗原愁

文字の大きさ
133 / 255
第6章 両国激突編

運命の日

しおりを挟む
あの戦いから一週間。
エーデルバルムが最初の契約内容と取引を果たす運命の日だった。
今日この日を持って、エーデルバルムにいたエルフがエルヴバルムに返還され、同時に亜人奴隷がアルカディアのもとへ送られることになる。

そしてそれは、エルヴバルムへ通じる森の入り口付近で引き渡しとなっていた。
エルヴバルムからはソルドレッドを含め、十数名の戦士たちが、アルカディアからは、紫音とフィリアがその場所にいた。

両国が、エーデルバルムが来るのを今か今かと待ち望んでいると、前方方向から一つの集団がこちらへと近づいてきていた。

騎士甲冑に刻まれた国章からエーデルバルムのものだということがすぐに分かった。
百名ほどの騎士団が隊列を乱さず前へと進み、その後ろにはエルフと亜人の姿が目に入った。

エーデルバルムがエルヴバルムたちと合流すると、グスタフがソルドレッドの前に現れた。
そして、契約通りエルフたちをソルドレッドに返還され、解放されたエルフたちは涙を流しながらソルドレッドに礼をした後、戦士たちが先導となってエルヴバルムへと帰っていった。

「約束通り返してもらったが、まだ数が足りない。……グスタフ王よ、その辺はどうなっているのかな?」

「ハ、ハイ! 今奴隷商の顧客名簿から購入者を洗い出し、追跡している段階でして……まだ時間がかかりますのでもうしばらくお待ちを……」

「いいだろう。……しかし、あまり時間をかけるなよ。一刻も早く同胞すべてを返してもらうからな」

「あ、ありがとうございます!」

深々とお辞儀をした後、ソルドレッドと今後の連絡方法について話し合い、その後紫音たちの方へと取引をしに来る。

「アマハ殿にフィア殿、お久しぶりでございます。約束の品をお持ちいたしました」

そう言って、亜人の元奴隷たちを紫音とフィリアの前に出してきた。

「品ね……。その商品みたいな言い方嫌いだわ。私たちの国がどういう国か……知っているわよね?」

「ハッ!? い、いえ……そういうつもりでは……」

「まあ、フィアも落ち着いて。意図的でないなら許してあげましょう」

フィリアの気持ちも十分理解できるが、それでは話が前に進まないためフィリアを宥めることにした。

「奴隷となっていた亜人たちはこれで全部ですか?」

「ハ、ハイ! もちろんです。これで全部となります」

「では、こちらも以前お見せしたのをお渡しいたしましょう」

事前に用意していたドラゴンの鱗をグスタフの前に提示した。
ドラゴンの鱗は一枚だけでも大きく、紫音の身長の倍以上ある。

「こ、これが……あの、ドラゴンの鱗……」

「では、お約束通りそちらの亜人と引き換えにこのドラゴンの鱗をお渡しいたしましょう」

「ああ、取引成立だ」

特にトラブルなど発生せず、取引は成立し、ドラゴンの鱗を引き渡した。騎士団の人間らが受け取り、その後に亜人たちが紫音たちの方へと移動していく。

「いやあ、ありがとうございますアマハ殿。……それで一つ相談なのですが、ドラゴンの鱗を我が国で独占販売することはできないでしょうか?」

「以前の貴国とでしたらその可能性もありましたが、残念ですが、亜人を奴隷としていた貴国と貿易を結ぶつもりはありません。もし我が国と貿易をしたいなら以前のような国にしてください。そうしたら、考えましょう」

もちろん、エーデルバルムと商売つもりなどさらさらない。
もしあったとしても、他国と同盟を結び、ドラゴンの鱗を流通させた後でならその可能性もあるだろう。

そんな思惑があることなど知る由もないグスタフは子どものような笑みを浮かべ、やる気に満ちは触れた顔へと変わっていく。
グスタフはもう一度、エルヴバルムとアルカディアに一礼をし、騎士団を引き連れてエーデルバルムへと帰っていった。

「そういえば、あの国大丈夫なのかしら? 私たちのせいで騎士団の数が減ったみたいだけど……」

「ああ、それなら心配ないと思うぞ。騎士団の半分があの戦いの前に遠征に出ていたみたいで、減った分はまた補充するみたいだぞ。……それより、俺たちにはやることがあるだろう」

「……ええ、そうだったわね」

紫音とフィリアは、エーデルバルムが完全に帰ったのを確認した後、集まめられた亜人たちに向けて仮面を外しながらフィリアが声を上げた。

「初めまして、みなさん。私はここから遠くにあるアルカディアという国の王です。みなさんには、これからある選択をしてもらいます。各々、私の話を聞いた後にどうするかいまこの場で決めてください」

亜人たちは、突然のことで横にいるものの顔を見ながらどういうことか困惑していた。

「アルカディアは、多種多様な亜人が暮らす亜人のための国です。獣人やハーピィ、ドワーフなどの種族が実際に暮らしています」

知らない人から見れば、それは夢のような国だった。
しかし信じられないようで、「そんな国あるはずないだろう」、「俺たちを騙そうとしているのか?」などと、疑うような言葉が次々と飛び交う。

「みなさんお静かに! あなたたちには二つの選択肢の内、どちらか一つを選んでもらいます。私たちと共に行き、アルカディアへ移住するか。それとも、このまま私たちと離れ、遠くへ行くか選んでください。その場合は少ないですが、路銀を出しましょう」

フィリアの提案に、亜人たちは見知らぬ国より後者を選ぶといった雰囲気を出していた。まだまだアルカディアについて詳しく説明していないため当然の反応だろう。
フィリアは、そんな亜人たちに向けて続けて説明する。

「ちなみに私はこの姿を見ての通り竜人族です。……ですが、なにも恐怖で縛っているわけではありません。国で暮らす者は基本的に自由です。働き口も斡旋し、給金ももちろんお出しします。移住するなら最低限の衣食住は保証しましょう」

「そ、それは奴隷となにが違うのでしょうか? 私たちには同じように聞こえるのですが……」

一人の亜人がフィリアに問いかけてきた。
それにフィリアは、笑みを浮かべながら答える。

「奴隷ではなく、そこに住む住人となってもらいます。仕事も一日中ではなく決まった時間に休憩を取ってもらいます。また、休日というのを設けており、その日は仕事も休みとなります。」

「し、仕事がない日があるですって!?」

奴隷として生活していたものには信じられない話にみな驚きの顔を見せていた。

「最後に……アルカディアの住人になってもらう際には、全員にここにいる紫音と契約を結んでもらいます」

フィリアに呼ばれて前に出る紫音だが、亜人たちは途端に警戒し始めていた。
奴隷だったものにとって契約は思い出したくもない言葉だということがよく分かる。

この反応は、これまで何度も見てきた光景だったため紫音は平然とした態度のまま仮面を外した。
仮面の下から現れる人間に亜人たちは怯えた様子で紫音を見ていた。

「初めまして、私はこちらの王の補佐を務めている紫音と言います。見ての通り人間ですが、あなたたちの知る人間とは違い、こき使おうとは微塵も思っていません。先ほどフィリアが言っていた『契約』とはアルカディアで安心して暮らすために必要なことです」

その後紫音は、アルカディアの住人にもしている三つの契約について話していく。
亜人たちは、まだどこか疑うような視線を向けているが、中には真剣に紫音の話を聞くものもいた。

「一応言っておきますが、先ほど言った契約を守るならこれ以上命令をするつもりはありません。そして、今回の機会を逃せばもう二度とチャンスはないと思ってください。それを踏まえてみなさんよく考えて決めてください」

話すことをすべて話し終えた二人は、一歩後ろに下がり、全員の答えを待つことにした。
以前も同じような説明をしたことがあるが、そのときは半分以上の者が移住を決めてくれた。
今回の反応を見る限り、期待はできなさそうだと胸中で落胆しながら待っていると、

「少し……いいだろうか?」

どういうわけか、ソルドレッドが亜人たちの前に姿を現してきた。
紫音たちは、ひとまずソルドレッドを信じて見守ることにしていると、ソルドレッドが話し始める。

「私はエルフの国エルヴバルムの王、ソルドレッド。部外者が話に割り込んでしまい、みなを混乱させていると思うが、まずは私の話を聞いてくれ」

そのような前置きをして後、続けて言う。

「先日、我が国エルヴバルムとアルカディアは同盟国となった。そして、今後は貿易や大使を派遣してアルカディアと長く付き合っていくつもりだ。私たちがそのような決断をしたのは、アルカディアの将来性を考えたからだ」

そこでソルドレッドは、一度紫音たちのほうを見てから続ける。

「先日、エルヴバルムとエーデルバルムで戦争があった。戦況はエーデルバルムの優勢だったが、アルカディアが参戦してくれたおかげで我が国は勝利することができた。彼らにはそれだけの力がある。そして少なくとも彼らとともにいれば、もう人間に迫害を受ける心配はないと私が断言しよう!」

そう高らかに宣言した後、ソルドレッドが最後の言葉を言うため口を開く。

「私の娘は攫われた後、君たちと同じ奴隷に堕ちた。しかし娘は彼らに拾われ、一時期アルカディアで暮らしていた。そして次に再開したとき娘の顔には悲愴感に満ち溢れた顔はなく、前よりも生き生きとして戻ってきたではないか! 私は、勝手ながらアルカディアで暮らしていたおかげだと思っている」

ソルドレッドは、亜人たちに語り掛けるように続ける。

「もし彼らの話を聞いて少しでも心を動かされたなら彼らとともに付いていくことをお勧めする。当てのない旅をするよりアルカディアで平穏に暮らすという道も残っている。みな悔いのない選択をしてくれ」

言いたいことを言い終えた後、ソルドレッドは亜人たちに頭を下げた。
そして、満足したように紫音たちのほうへ戻っていく。

「ソルドレッド王、なぜあんな真似を?」

「君たちには返しても返しきれない借りがあるからな。……私の自己満足だ。気にしないでくれ」

「ありがとうございます、ソルドレッド王」

紫音とフィリアは、感謝の気持ちを込めてソルドレッドに頭を下げた。

それから、ソルドレッドの言葉が効いたのか、結果として集まった亜人のほとんどがアルカディアに移住することが決まった。
中には、故郷へ戻るなどの仕方のない理由で離れる者もいるが、それでも今までにないくらいの人数を確保することができた。

「みなさんをこれからアルカディアへとお連れします。私たちに付いてきてください」

去っていく者たちに路銀を渡し見送った後、移住する者たちを集め、ゲートポートがある場所へと紫音が案内する。

もうじき、何日ぶりにアルカディアに帰れると同時にエルヴバルムともしばしお別れとなる。
紫音は、移住する亜人たちを先導しつつ、未だなんの連絡のないメルティナのことを考えながらゲートポートへと向かった。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編

ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜

平明神
ファンタジー
 ユーゴ・タカトー。  それは、女神の「推し」になった男。  見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。  彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。  彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。  その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!  女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!  さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?  英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───  なんでもありの異世界アベンジャーズ!  女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕! ※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。 ※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります

内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品] 冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた! 物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。 職人ギルドから追放された美少女ソフィア。 逃亡中の魔法使いノエル。 騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。 彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。 カクヨムにて完結済み。 ( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

処理中です...