25 / 59
少年は桃太郎と対峙する16(過去編①)
しおりを挟む
一方、椿に捕まっていた小太郎は、朱丸の声が聞こえた気がした。
小太郎は椿に体当たりした。今さっきまで、ぐったりしていた小太郎に油断していた椿は、バランスを崩し、尻餅をつく。
「痛った~」
小太郎は、椿を押し倒し、どさくさに紛れて胸を揉んだ。
「キャア!」
椿は腕で胸を隠し、解放された小太郎は大木のウロに向かった。
「こら! 待ちなさい!」
鬼の村への結界は、難なく通る事ができた。朱丸が小太郎を呼んだから、呼ばれた人間は入ることができるのだろう。
小太郎は椿に体当たりした。今さっきまで、ぐったりしていた小太郎に油断していた椿は、バランスを崩し、尻餅をつく。
「痛った~」
小太郎は、椿を押し倒し、どさくさに紛れて胸を揉んだ。
「キャア!」
椿は腕で胸を隠し、解放された小太郎は大木のウロに向かった。
「こら! 待ちなさい!」
鬼の村への結界は、難なく通る事ができた。朱丸が小太郎を呼んだから、呼ばれた人間は入ることができるのだろう。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/essay.png?id=5ada788558fa89228aea)
後宮の棘
香月みまり
キャラ文芸
蔑ろにされ婚期をのがした25歳皇女がついに輿入り!相手は敵国の禁軍将軍。冷めた姫vs堅物男のチグハグな夫婦は帝国内の騒乱に巻き込まれていく。
☆完結しました☆
スピンオフ「孤児が皇后陛下と呼ばれるまで」の進捗と合わせて番外編を不定期に公開していきます。
第13回ファンタジー大賞特別賞受賞!
ありがとうございました!!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる