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プロローグ
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小太郎は、がくりと膝をつく。
腕に出来た傷からは血が滲む。
「友達になれたと思ったのに…」
彼の目の前には、真剣を握るかつての友人がいた。
「鬼と友達になんかなれない。俺は18代目桃太郎だ。おまえを殺すのが、俺の使命だ」
苦しそうに切っ先を向ける彼に、小太郎は涙を流す。
「そっちがオレを殺す気なら、オレもおまえを殺す覚悟で戦ってやる」
小太郎は猫のように爪を伸ばした。
腕に出来た傷からは血が滲む。
「友達になれたと思ったのに…」
彼の目の前には、真剣を握るかつての友人がいた。
「鬼と友達になんかなれない。俺は18代目桃太郎だ。おまえを殺すのが、俺の使命だ」
苦しそうに切っ先を向ける彼に、小太郎は涙を流す。
「そっちがオレを殺す気なら、オレもおまえを殺す覚悟で戦ってやる」
小太郎は猫のように爪を伸ばした。
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