愛を教えてくれた神は今日も隣で愛をささやく

藤波璃久

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Hの準備

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「湊人。浴槽の縁に手をついて、お尻突き出して」
「こう? なんか恥ずかしいよこのカッコ」
「…今からもっと恥ずかしい事するから」
「え?」
蓮は、シャワーのお湯を出し、湊人のお尻を掴んで後孔にシャワーヘッドをくっつけた。
「ふぁ…や…」
中にお湯が入ってくる。
蓮はお風呂のドアを開けて、洗面所からハンドクリームを持ってきた。
それを指につけて、湊人の後孔に入れた。
「ん…蓮?」
「ちょっと、我慢して…」
「ん…」
蓮の指が湊人の中を往復する。指を増やして広げた。
「あ…」
「ん…?」
「蓮…なんかそこ…変…」
「痛い?」
「痛くはないけど、ん…ハア…」
「気持ちいい?」
「わかんない…」
蓮は指を引き抜いた。
「ハア…すぐにでも湊人に入りたいけど、やっぱり最初は顔を見ながらしたい。ベッドに行こう?」
「うん…」
蓮はバスタオルを広げると、湊人をくるんで、手を引いて階段を上がり、突き当たりの部屋に入った。
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