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17 きっと俺も脳筋
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「それではここへ荷物を置いて下さい」
マルセルさんの指示に従って、俺が担いだ鎧や剣を下したところは、イリスお嬢様と回廊で別れてからかなりの距離を歩かされた訓練場らしき建物の入口。
そして目の前では、見るからにごつい男達が喚いて剣を振ったり、取っ組み合いをしている。
「お、小隊長じゃないですか!」
「お久しぶりです!」
「今日は、手合わせをしていただける日ではなかったはずでは?」
マルセルさんに気づいた衛兵達が、わらわらこちらへやって来ようとしたところ、彼らの背後から鋭い叱責の声が飛んだ。
「お前達!! 今は訓練中だ! マルセル! お前も部外者を連れて来るな!!」
「オリオン中隊長、相変わらずお堅いですね。部外者と言えば、私もそうですよ?」
「ああ言えばこう言う。相変わらず屁理屈をこねやがって! それに俺のことは、前と同じでオリオンと呼べと言ってるだろう!!」
マルセルさんヘ一人の衛兵が、練習用と思われる剣を肩に担いで近づいてきた。
その男は特に体が大きいわけでもないが、発達した筋肉を全身にまとい、油断のならない雰囲気を漂わせていた。
対するマルセルさんは、相変わらず力の抜けた様子で二人はとても対照的に思えた。
「何の用だ?」
「実は使っていなかった装備の調子を確認したくて、誰でも構いませんが決まり組手の相手をお願いできませんか?」
「そいつのか?」
「はい」
中隊長さんは俺を睨んでから、マルセルさんへ視線を戻した。
「どうして自分でやらない? お前の装備はここに置いたままだぞ?」
「実は、先程抜き打ちを止められてしまいまして、その時に手を痛めちゃいました。ハハハ」
腫れた右手をプラプラさせるマルセルさん。
もし知っていたら、テヘペロってやりそうなくらい軽いお返事。
その様子に驚いた衛兵達からざわめきが起こった。
明らかにお嬢様付きの執事さんの態度ではないよな。
俺がエラそうに講釈を垂れることでもないが、フランクで話しやすいのは美点だとは思う。
しかしもう少し威厳を持って格式張っている方が、立場上ふさわしいのではないだろうか。
きっとあのお堅そうな中隊長さんの罵声が飛ぶと考えた俺は、心で耳栓をした。
「おい、凶刃マルセルの抜き打ちを止めたって?」
「あの小僧がか?」
「冗談だろう?」
あれ?
中隊長さんは黙って何かを考え込んでいるし、俺が感じていることとは何か違うような雰囲気だ。
すると一人の衛兵が、人垣の奥から右手を上げて行儀よくマルセルさんを呼んだ。
「小隊長!」
「ムラト、今はお前が小隊長です。間違わないでください」
「はい!! すみませんでした、小隊長!」
その場で一斉に笑いが起こった。
・・・・・・完全に脳ミソ筋肉の会話だ。
「お聞きしたいのですが、本気で打ち込まれましたか?」
「私がやったのは不意打ちでしたが、こちらも態勢を整える前でしたので、せいぜい五割の力しか出せていないとは思います。でも本気だったらきっと骨折をしていたでしょう」
傷む手を撫でるマルセルさんの答えに、衛兵達が再びざわついた。
「不意を突かれたら、五割でも止める自信は俺にはないぞ」
「俺もだ」
「―――しかし本気でも止められたと小隊長は考えているんだな」
「ああ・・・・・・そういうことだな」
徐々に俺への視線が痛くなり始める。
ちょっと待ってよ。
マルセルさんは確かに不意打ちをしてきたけど、俺が慌てて構えたところへきっちり打ち込んできただけだから!
何とか説明したいができなくて、オロオロとしている俺を横目で見てから、マルセルさんは大袈裟な身振りで話を続ける。
「本当に私もこれほど見事に止められるとは思っていませんでした。サフィール様のご慧眼はまさしく本物です」
「サフィール様が何故ここで出て来るのだ?」
中隊長さんが首を傾げた。
マルセルさんは、本当にサフィール様命だ。
俺は、ここでもちょっとした下地作りをしようとしている執事さんの意図に気づいた。
しかし俺的にはありがたくない内容でもあるので、できれば止めたいけれど完全にアウェーだし、きっと何を言っても聞いてくれないだろう。
「彼は、サフィール様が競技会へ推薦された者です」
「ああ、そうだったな。あの時は町のパン屋を推薦されて何の酔狂かと思ったが、お前の剣を止めるほどの剛の者だったわけか。なるほどなるほど」
うんうんと頷く中隊長さんを、マルセルさんは満足そうに見ている。
「ただ記憶をすっかり失って、これまでのことをほとんど覚えていないので、どのように鍛えていたのかなど分からないのが残念です」
「それは気の毒だな。しかしお前の方こそ、その手で護衛が務まるのか?」
「そうですね。さすがに右手がこれではきついので、どこかに役に立つ左手があればいいかなとは思います」
マルセルさん、おかしな目で見ないで。
俺の左手は俺のものです。
「護衛役になると衛兵の兼務は無理だから、一旦は除隊扱いになる。だがお前が治ったら護衛役はお払い箱で、衛兵に復帰しますでは、隊編成のやり直しやら訓練度の問題も出てくる。さすがに俺達の中から志願者を募るのは難しいぞ?」
「でしょうね」
「どうする気だ?」
「さて本当にどうしましょうかね」
ったくどいつもこいつも、おかしな視線を送ってきやがって。
やっぱりブラコン兄貴の方が適任じゃないか?
しかしユーリお嬢様の護衛になれば、必然的に衛兵にはなれない点は魅力的な話だ。
すなわち競技会へ出る必要もなくなる。
そして護衛役がお払い箱になったら、その時にまた考えれば良いような気もする。
ひどいことを言えば、ユーリお嬢様の今の状態が続けばそう遠くないうちにサフィール様じゃなくなっているかもしれないし、衛兵になって注目を集めろという話もなくなる可能性が高い。
しかし今のままだと俺のことを買い出しに来られる度に勧誘されて、今日みたいなことが続くと最初は繁盛するかもしれないが、いずれ悪影響も出そうな気がする。
何よりお嬢様は我がパン屋の大得意様であるだけでなく、非常に優秀な広告塔だ。
そのお嬢様の信頼厚い執事さんのご機嫌を損ねるのは、店の存亡にかかわると考えて間違いない。
俺はメリットデメリットを勘案して、ため息交じりに切り出した。
「良かったら、ケガが治るまでお手伝いしましょうか?」
マルセルさんの指示に従って、俺が担いだ鎧や剣を下したところは、イリスお嬢様と回廊で別れてからかなりの距離を歩かされた訓練場らしき建物の入口。
そして目の前では、見るからにごつい男達が喚いて剣を振ったり、取っ組み合いをしている。
「お、小隊長じゃないですか!」
「お久しぶりです!」
「今日は、手合わせをしていただける日ではなかったはずでは?」
マルセルさんに気づいた衛兵達が、わらわらこちらへやって来ようとしたところ、彼らの背後から鋭い叱責の声が飛んだ。
「お前達!! 今は訓練中だ! マルセル! お前も部外者を連れて来るな!!」
「オリオン中隊長、相変わらずお堅いですね。部外者と言えば、私もそうですよ?」
「ああ言えばこう言う。相変わらず屁理屈をこねやがって! それに俺のことは、前と同じでオリオンと呼べと言ってるだろう!!」
マルセルさんヘ一人の衛兵が、練習用と思われる剣を肩に担いで近づいてきた。
その男は特に体が大きいわけでもないが、発達した筋肉を全身にまとい、油断のならない雰囲気を漂わせていた。
対するマルセルさんは、相変わらず力の抜けた様子で二人はとても対照的に思えた。
「何の用だ?」
「実は使っていなかった装備の調子を確認したくて、誰でも構いませんが決まり組手の相手をお願いできませんか?」
「そいつのか?」
「はい」
中隊長さんは俺を睨んでから、マルセルさんへ視線を戻した。
「どうして自分でやらない? お前の装備はここに置いたままだぞ?」
「実は、先程抜き打ちを止められてしまいまして、その時に手を痛めちゃいました。ハハハ」
腫れた右手をプラプラさせるマルセルさん。
もし知っていたら、テヘペロってやりそうなくらい軽いお返事。
その様子に驚いた衛兵達からざわめきが起こった。
明らかにお嬢様付きの執事さんの態度ではないよな。
俺がエラそうに講釈を垂れることでもないが、フランクで話しやすいのは美点だとは思う。
しかしもう少し威厳を持って格式張っている方が、立場上ふさわしいのではないだろうか。
きっとあのお堅そうな中隊長さんの罵声が飛ぶと考えた俺は、心で耳栓をした。
「おい、凶刃マルセルの抜き打ちを止めたって?」
「あの小僧がか?」
「冗談だろう?」
あれ?
中隊長さんは黙って何かを考え込んでいるし、俺が感じていることとは何か違うような雰囲気だ。
すると一人の衛兵が、人垣の奥から右手を上げて行儀よくマルセルさんを呼んだ。
「小隊長!」
「ムラト、今はお前が小隊長です。間違わないでください」
「はい!! すみませんでした、小隊長!」
その場で一斉に笑いが起こった。
・・・・・・完全に脳ミソ筋肉の会話だ。
「お聞きしたいのですが、本気で打ち込まれましたか?」
「私がやったのは不意打ちでしたが、こちらも態勢を整える前でしたので、せいぜい五割の力しか出せていないとは思います。でも本気だったらきっと骨折をしていたでしょう」
傷む手を撫でるマルセルさんの答えに、衛兵達が再びざわついた。
「不意を突かれたら、五割でも止める自信は俺にはないぞ」
「俺もだ」
「―――しかし本気でも止められたと小隊長は考えているんだな」
「ああ・・・・・・そういうことだな」
徐々に俺への視線が痛くなり始める。
ちょっと待ってよ。
マルセルさんは確かに不意打ちをしてきたけど、俺が慌てて構えたところへきっちり打ち込んできただけだから!
何とか説明したいができなくて、オロオロとしている俺を横目で見てから、マルセルさんは大袈裟な身振りで話を続ける。
「本当に私もこれほど見事に止められるとは思っていませんでした。サフィール様のご慧眼はまさしく本物です」
「サフィール様が何故ここで出て来るのだ?」
中隊長さんが首を傾げた。
マルセルさんは、本当にサフィール様命だ。
俺は、ここでもちょっとした下地作りをしようとしている執事さんの意図に気づいた。
しかし俺的にはありがたくない内容でもあるので、できれば止めたいけれど完全にアウェーだし、きっと何を言っても聞いてくれないだろう。
「彼は、サフィール様が競技会へ推薦された者です」
「ああ、そうだったな。あの時は町のパン屋を推薦されて何の酔狂かと思ったが、お前の剣を止めるほどの剛の者だったわけか。なるほどなるほど」
うんうんと頷く中隊長さんを、マルセルさんは満足そうに見ている。
「ただ記憶をすっかり失って、これまでのことをほとんど覚えていないので、どのように鍛えていたのかなど分からないのが残念です」
「それは気の毒だな。しかしお前の方こそ、その手で護衛が務まるのか?」
「そうですね。さすがに右手がこれではきついので、どこかに役に立つ左手があればいいかなとは思います」
マルセルさん、おかしな目で見ないで。
俺の左手は俺のものです。
「護衛役になると衛兵の兼務は無理だから、一旦は除隊扱いになる。だがお前が治ったら護衛役はお払い箱で、衛兵に復帰しますでは、隊編成のやり直しやら訓練度の問題も出てくる。さすがに俺達の中から志願者を募るのは難しいぞ?」
「でしょうね」
「どうする気だ?」
「さて本当にどうしましょうかね」
ったくどいつもこいつも、おかしな視線を送ってきやがって。
やっぱりブラコン兄貴の方が適任じゃないか?
しかしユーリお嬢様の護衛になれば、必然的に衛兵にはなれない点は魅力的な話だ。
すなわち競技会へ出る必要もなくなる。
そして護衛役がお払い箱になったら、その時にまた考えれば良いような気もする。
ひどいことを言えば、ユーリお嬢様の今の状態が続けばそう遠くないうちにサフィール様じゃなくなっているかもしれないし、衛兵になって注目を集めろという話もなくなる可能性が高い。
しかし今のままだと俺のことを買い出しに来られる度に勧誘されて、今日みたいなことが続くと最初は繁盛するかもしれないが、いずれ悪影響も出そうな気がする。
何よりお嬢様は我がパン屋の大得意様であるだけでなく、非常に優秀な広告塔だ。
そのお嬢様の信頼厚い執事さんのご機嫌を損ねるのは、店の存亡にかかわると考えて間違いない。
俺はメリットデメリットを勘案して、ため息交じりに切り出した。
「良かったら、ケガが治るまでお手伝いしましょうか?」
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