38 / 39
それでも濡れ衣には感謝している
しおりを挟む
「一体何の騒ぎですか?」
「あちらは放っておいて構わないから。まず、この絵の持ち主に確認をさせてもらいたい」
「持ち主って、俺は寄贈したはずですが?」
「私がレンタルにしておいた」
「え?」
「知らなかったのか。絵の下にある名札のところに『寄贈』なら『寄贈』と書かれるけど、君の名前しかないだろう?」
「そうですが……」
「私がこの絵を飾りたいと言った時に、反対をした頭の固い役員連中は、資産価値のない中学生の絵などはやめて、もっと良い絵にしろと抜かしやがった」
若先生は本当に腹立たしいことを思い出したらしい。いつもは決して口にしない荒い言葉を使って、メガネの奥の目が物騒なくらい細くなった。
「そこで私は言い返した。税金を使って建て替えた病院が、不要とも言える高い絵を飾っているのは市民の目にどう映るのでしょうか。無名で価値がないかもしれないが、優秀と認められた市内の中学生の絵と、どちらが好感を持たれるでしょうか、ってね」
「わ、若先生らしいですね」
目的のためには手段を選ばない。空手同様にわざと逃げ場を作って、そちらへ追い込む容赦のない攻め方をされている。しかも今回の相手は、若先生より偉い理事の先生方相手のはずなのに。
「役員連中もバカじゃない。市民からの評判を考えて私の意見をしぶしぶ飲んだ。そしてついでに付け加えてやった。価値がない絵を寄贈されてもありがたくないのであれば、資産管理も楽になるレンタルにしておけばいい、ってね。だから改めて確認をするが、君はこの絵を誰かに譲る気はあるか?」
「最初から俺のものとは思っていないので、今さらという気がするのですが」
「よし、決まりだ。すぐに外すから手伝ってもらおう」
「え!? だけどこれは瑞樹が気に入っていて……」
俺はあいつとこれを見に来た時のことを思い出して少し抵抗を見せたが、若先生は構わず作業を続けた。
「その瑞樹のためだ。もうすぐある医師が来る。彼にこれを譲ろうと思っている」
「ある医師?」
「かわりに彼女の手術の執刀をしてもらう」
「ちょ、ちょっと待ってください。あいつは手術を嫌がってます!」
「そうだ。佐用ほどの医者じゃないから嫌だと言うなら、佐用以上の医者ならいいと言うことだろう?」
「それが無理だからじゃないですか!?」
佐用先生は日本有数のスーパードクターだ。それに勝る人なんてそうそういないから、瑞樹の両親も苦労をしている。
若先生はご存知のはずなのに、ペンチを俺に投げてニヤリと笑われた。
「ガクガク絵師の絵だけが、それを可能にしたのですよ。さっさと手を動かす! 時間がありません」
戸惑う俺に若先生は詳しい説明をする気はないらしい。
訳が分からないし、逆らったところで何も意味はない。
瑞樹の手術ができるお医者様が来られるとの言葉も冗談ではないだろう。
俺も慌ただしく動く若先生の横へ並び、額を固定している金具や針金を慎重に引き抜き始めた。
「少し前にこの病院へ来たある医師が、この絵を目にした瞬間に私へ言いました。『あの絵が欲しい、どうしても飾りたい場所がある、そのためには何でもさせてもらう』と」
「それは何とも……珍しい方もいらっしゃったもので」
「そうですね。私達以外にも見る目がある人はいたということです。この絵には、負けたことを心底悔しがり、強さを渇望する生命力に満ちている。病院には患者の気持ちを安らかにする絵こそがふさわしいと、適当な理由で無駄に高い絵を飾ろうとした理事どもへ猛反対をして飾って本当によかった。今は心から誇らしく思います」
「あ、ありがとうございます」
動かしていた手を止めた若先生が、俺の絵に笑い掛けている。
若先生と桜ちゃんは、誰にも教えてなかったこの絵のモデルを最初から気づいていた。
誰よりも俺をわかってくれていた。
「そう言えば彼は、ガクガク絵師にも会いましょうと伝えたと言っていましたよ?」
「誰のことですか? まったく心当たりがありませんが」
「まだわかりませんか? 『ある医師』を英語にしてみなさい」
若先生は、まんまといたずらが成功した子供のように目尻を下げた顔を俺へ向けた。
「ある……OneDoctor? えっ? あれって若先生のハンドルネーム『しがない医師』って意味でしょう?」
「違いますよ。絵師のファンとのメッセージも一緒に書かれていたのでしょう?」
「ありましたけど、桜ちゃんが英語の練習を兼ねて送って来たのではなかったのですか? この人のアカウントには『アクアヴィーナス』の画像がアップされていましたけど?」
「あれは、桜が絵師に添削をしてもらって、ファン第一号の証だと自慢するために私が送らされたものです。あの人も大輔と同じくらい桜をかわいがってくれているのでアップをしてくれたのですよ」
「……ひょっとしてあの時の電話の人ですか?」
「ようやく正解です。あの場に絵師もいたのを知ったら、彼が悲しみますよ」
「手術とか英語で言っていたのはわかりましたが……じゃあフィギュアって、この絵のことですか!?」
「惜しい。遠からずですが少し違う。フィギュアとはガクガク絵師のことですよ」
「俺は人間ですが」
「彼にとっては重要人物という意味です。いや、君だけではない。絵のモデルもです」
「熊沢五段が?」
「ある医師は、私達の留学先で面倒を見てくれた人で、私の医術の恩師の一人です。そして大輔が危ないところを助けた人でもあります。この絵がどうしても欲しい理由はそういうことです。最後、行きますよ、落とさないように」
若先生が脚立に立って一番高い位置からの針金を切る。俺の腕に絵の重みが掛かる――瑞樹の命の重みが。
今さらながら描かれた熊沢の背中が目の前に迫る。俺はなるべく見ないように、ゆっくり足元に準備をされた毛布へ下ろした。
「……これを『ある医師』へ渡すと手術が本当に可能になるのですか? だとしたら俺は、桜ちゃんと若先生にやられっぱなしですね」
「私はともかく、あの子はガクガク絵師と雅久選手のファン第一号であることを本当に大切に想っています。そのうち瑞樹ちゃんをライバル視するようになるでしょう」
「ご、御冗談を」
「本当に参ります。勝ち目のない戦いはやめてくれればいいのですが、昔から医者にも治せない病なので、私でもどうすることもできません。でも今回の功労者はあの子だけではないですよ?」
若先生は口の端を上げて、意味ありげな視線を送ってくる。俺は横を向いて気づかない振りをした。
今さらそんな顔で見られなくてもわかっている。
『ある医師』と俺を直接つないでくれたのは若先生だけど、動かしたのは間違いなくこの絵だ。
熊沢が留学先で『ある医師』を助けていなければ、俺が熊沢に会っていなければ、この話はそもそもなかった。
悔しさに揉まれ、腹立たしさに溺れ、涙を流してわめいて、悶えて、ただ怒りをぶつけてできあがっただけの絵だ。
横暴な言い掛かりで濡れ衣を着せられ、今ここで思い出してもはらわたが煮えくり返り、喉の奥に苦く酸っぱいものが込み上げて吐き気がする。どうしようもなく目頭が熱くなり、叫びたくなる、暴れたくなる。
けれどこの悔しさがなければ、描かなかったし、描けなかった。
腕に抱いた重みに、湧き上がる嬉しさと温かい気持ちを感じることはできなかった。これほど愛おしく誇らしく思うこともなかった。
だけど熊沢には感謝はしないし許さない。いずれ必ずぶっ飛ばす。
――それでも濡れ衣には感謝している。
腫れ物へ触るように、下ろした絵を慎重に毛布で包もうとした俺の耳へ急に大きくなったエントランスのざわつきが聞こえた。
脚立へ座ったままで皮肉たっぷりな笑みをした若先生の視線の先では、金色の髪の男性が、満面の笑顔を俺たちへ向けてまっすぐ正面階段を目指している。周囲でオロオロをする理事長たちを歯牙に掛ける様子もない。
彼が開けた病院の薄水色の自動扉から、キラキラした光が差し込んだ瞬間、瑞樹の輝く未来が見えた気がした。
「あちらは放っておいて構わないから。まず、この絵の持ち主に確認をさせてもらいたい」
「持ち主って、俺は寄贈したはずですが?」
「私がレンタルにしておいた」
「え?」
「知らなかったのか。絵の下にある名札のところに『寄贈』なら『寄贈』と書かれるけど、君の名前しかないだろう?」
「そうですが……」
「私がこの絵を飾りたいと言った時に、反対をした頭の固い役員連中は、資産価値のない中学生の絵などはやめて、もっと良い絵にしろと抜かしやがった」
若先生は本当に腹立たしいことを思い出したらしい。いつもは決して口にしない荒い言葉を使って、メガネの奥の目が物騒なくらい細くなった。
「そこで私は言い返した。税金を使って建て替えた病院が、不要とも言える高い絵を飾っているのは市民の目にどう映るのでしょうか。無名で価値がないかもしれないが、優秀と認められた市内の中学生の絵と、どちらが好感を持たれるでしょうか、ってね」
「わ、若先生らしいですね」
目的のためには手段を選ばない。空手同様にわざと逃げ場を作って、そちらへ追い込む容赦のない攻め方をされている。しかも今回の相手は、若先生より偉い理事の先生方相手のはずなのに。
「役員連中もバカじゃない。市民からの評判を考えて私の意見をしぶしぶ飲んだ。そしてついでに付け加えてやった。価値がない絵を寄贈されてもありがたくないのであれば、資産管理も楽になるレンタルにしておけばいい、ってね。だから改めて確認をするが、君はこの絵を誰かに譲る気はあるか?」
「最初から俺のものとは思っていないので、今さらという気がするのですが」
「よし、決まりだ。すぐに外すから手伝ってもらおう」
「え!? だけどこれは瑞樹が気に入っていて……」
俺はあいつとこれを見に来た時のことを思い出して少し抵抗を見せたが、若先生は構わず作業を続けた。
「その瑞樹のためだ。もうすぐある医師が来る。彼にこれを譲ろうと思っている」
「ある医師?」
「かわりに彼女の手術の執刀をしてもらう」
「ちょ、ちょっと待ってください。あいつは手術を嫌がってます!」
「そうだ。佐用ほどの医者じゃないから嫌だと言うなら、佐用以上の医者ならいいと言うことだろう?」
「それが無理だからじゃないですか!?」
佐用先生は日本有数のスーパードクターだ。それに勝る人なんてそうそういないから、瑞樹の両親も苦労をしている。
若先生はご存知のはずなのに、ペンチを俺に投げてニヤリと笑われた。
「ガクガク絵師の絵だけが、それを可能にしたのですよ。さっさと手を動かす! 時間がありません」
戸惑う俺に若先生は詳しい説明をする気はないらしい。
訳が分からないし、逆らったところで何も意味はない。
瑞樹の手術ができるお医者様が来られるとの言葉も冗談ではないだろう。
俺も慌ただしく動く若先生の横へ並び、額を固定している金具や針金を慎重に引き抜き始めた。
「少し前にこの病院へ来たある医師が、この絵を目にした瞬間に私へ言いました。『あの絵が欲しい、どうしても飾りたい場所がある、そのためには何でもさせてもらう』と」
「それは何とも……珍しい方もいらっしゃったもので」
「そうですね。私達以外にも見る目がある人はいたということです。この絵には、負けたことを心底悔しがり、強さを渇望する生命力に満ちている。病院には患者の気持ちを安らかにする絵こそがふさわしいと、適当な理由で無駄に高い絵を飾ろうとした理事どもへ猛反対をして飾って本当によかった。今は心から誇らしく思います」
「あ、ありがとうございます」
動かしていた手を止めた若先生が、俺の絵に笑い掛けている。
若先生と桜ちゃんは、誰にも教えてなかったこの絵のモデルを最初から気づいていた。
誰よりも俺をわかってくれていた。
「そう言えば彼は、ガクガク絵師にも会いましょうと伝えたと言っていましたよ?」
「誰のことですか? まったく心当たりがありませんが」
「まだわかりませんか? 『ある医師』を英語にしてみなさい」
若先生は、まんまといたずらが成功した子供のように目尻を下げた顔を俺へ向けた。
「ある……OneDoctor? えっ? あれって若先生のハンドルネーム『しがない医師』って意味でしょう?」
「違いますよ。絵師のファンとのメッセージも一緒に書かれていたのでしょう?」
「ありましたけど、桜ちゃんが英語の練習を兼ねて送って来たのではなかったのですか? この人のアカウントには『アクアヴィーナス』の画像がアップされていましたけど?」
「あれは、桜が絵師に添削をしてもらって、ファン第一号の証だと自慢するために私が送らされたものです。あの人も大輔と同じくらい桜をかわいがってくれているのでアップをしてくれたのですよ」
「……ひょっとしてあの時の電話の人ですか?」
「ようやく正解です。あの場に絵師もいたのを知ったら、彼が悲しみますよ」
「手術とか英語で言っていたのはわかりましたが……じゃあフィギュアって、この絵のことですか!?」
「惜しい。遠からずですが少し違う。フィギュアとはガクガク絵師のことですよ」
「俺は人間ですが」
「彼にとっては重要人物という意味です。いや、君だけではない。絵のモデルもです」
「熊沢五段が?」
「ある医師は、私達の留学先で面倒を見てくれた人で、私の医術の恩師の一人です。そして大輔が危ないところを助けた人でもあります。この絵がどうしても欲しい理由はそういうことです。最後、行きますよ、落とさないように」
若先生が脚立に立って一番高い位置からの針金を切る。俺の腕に絵の重みが掛かる――瑞樹の命の重みが。
今さらながら描かれた熊沢の背中が目の前に迫る。俺はなるべく見ないように、ゆっくり足元に準備をされた毛布へ下ろした。
「……これを『ある医師』へ渡すと手術が本当に可能になるのですか? だとしたら俺は、桜ちゃんと若先生にやられっぱなしですね」
「私はともかく、あの子はガクガク絵師と雅久選手のファン第一号であることを本当に大切に想っています。そのうち瑞樹ちゃんをライバル視するようになるでしょう」
「ご、御冗談を」
「本当に参ります。勝ち目のない戦いはやめてくれればいいのですが、昔から医者にも治せない病なので、私でもどうすることもできません。でも今回の功労者はあの子だけではないですよ?」
若先生は口の端を上げて、意味ありげな視線を送ってくる。俺は横を向いて気づかない振りをした。
今さらそんな顔で見られなくてもわかっている。
『ある医師』と俺を直接つないでくれたのは若先生だけど、動かしたのは間違いなくこの絵だ。
熊沢が留学先で『ある医師』を助けていなければ、俺が熊沢に会っていなければ、この話はそもそもなかった。
悔しさに揉まれ、腹立たしさに溺れ、涙を流してわめいて、悶えて、ただ怒りをぶつけてできあがっただけの絵だ。
横暴な言い掛かりで濡れ衣を着せられ、今ここで思い出してもはらわたが煮えくり返り、喉の奥に苦く酸っぱいものが込み上げて吐き気がする。どうしようもなく目頭が熱くなり、叫びたくなる、暴れたくなる。
けれどこの悔しさがなければ、描かなかったし、描けなかった。
腕に抱いた重みに、湧き上がる嬉しさと温かい気持ちを感じることはできなかった。これほど愛おしく誇らしく思うこともなかった。
だけど熊沢には感謝はしないし許さない。いずれ必ずぶっ飛ばす。
――それでも濡れ衣には感謝している。
腫れ物へ触るように、下ろした絵を慎重に毛布で包もうとした俺の耳へ急に大きくなったエントランスのざわつきが聞こえた。
脚立へ座ったままで皮肉たっぷりな笑みをした若先生の視線の先では、金色の髪の男性が、満面の笑顔を俺たちへ向けてまっすぐ正面階段を目指している。周囲でオロオロをする理事長たちを歯牙に掛ける様子もない。
彼が開けた病院の薄水色の自動扉から、キラキラした光が差し込んだ瞬間、瑞樹の輝く未来が見えた気がした。
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
婚約破棄されて辺境へ追放されました。でもステータスがほぼMAXだったので平気です!スローライフを楽しむぞっ♪
naturalsoft
恋愛
シオン・スカーレット公爵令嬢は転生者であった。夢だった剣と魔法の世界に転生し、剣の鍛錬と魔法の鍛錬と勉強をずっとしており、攻略者の好感度を上げなかったため、婚約破棄されました。
「あれ?ここって乙女ゲーの世界だったの?」
まっ、いいかっ!
持ち前の能天気さとポジティブ思考で、辺境へ追放されても元気に頑張って生きてます!
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
『 ゆりかご 』 ◉諸事情で非公開予定ですが読んでくださる方がいらっしゃるのでもう少しこのままにしておきます。
設樂理沙
ライト文芸
皆さま、ご訪問いただきありがとうございます。
最初2/10に非公開の予告文を書いていたのですが読んで
くださる方が増えましたので2/20頃に変更しました。
古い作品ですが、有難いことです。😇
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
" 揺り篭 " 不倫の後で 2016.02.26 連載開始
の加筆修正有版になります。
2022.7.30 再掲載
・・・・・・・・・・・
夫の不倫で、信頼もプライドも根こそぎ奪われてしまった・・
その後で私に残されたものは・・。
・・・・・・・・・・
💛イラストはAI生成画像自作
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる