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それぞれの心
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入院棟のエレベータを使って七階のナースステーションを訪ねる。受付台の若い女性の看護師さんが用件を聞いて、マイクで俺が来たことを瑞樹の部屋へ伝えた。ナースステーションの天井にあるスピーカー越しに瑞樹の声が聞こえた時には拒否されるのではと心配になった。
『と、通してください』と少し慌てた返事に俺は胸を撫でおろした。
看護師さんの案内は丁重に断って部屋を探し出した俺は、入口横に掛けられた名札の前で立ちすくむ。
本当に来てよかったのか? 瑞樹は来て欲しくなかったから、教えなかったのではないか?
扉を前にして、中へ入ろうとしない俺を他の患者さんが怪しんだのだろう。しばらくすると、さっきの看護師さんがやって来てしまった。
俺が素直に入るのをためらっていたと告げると、看護師さんは優しく笑って戻って行った。
覚悟を決めた俺は、知らず知らずに息を止めながら静かに扉を開ける。明るい大きめな個室の真っ白なベッドに横たわった瑞樹と目が合う。前に見た時とあまり変わっていない。
当たり前のことなのに思わず大きく息を吐いた。それほどあの姿は衝撃的だった。
「遅かったね、迷った?」
「ちょっとな」
道には迷っていないが、気は迷っていた。まさかそこまで考えての確認ではないだろうけどわざと瑞樹を見ないようにして、寝台の側にある椅子を少し引いて座った。
やはり気まずさを感じる。視線を落ち着かなげに動かしながら瑞樹の様子を窺った。
「俺の部屋より広いんじゃないか?」
「そうかな……」
「さっき若先生に会ってきた」
「うん……」
「体、大丈夫か?」
「今日はけっこう楽だけど、日によっては少ししんどいかも」
「あのさ……手術、受けたくないのか?」
「だって怖いよ」
「そう――だよな」
俺は膝の上で組んだ両手の指を見ながら黙り込む。
手術を受けない俺が、瑞樹に受けろと言うのは至極簡単なこと。そうして治るならそのほうが絶対にいい。
だけど体も心も辛いのも苦しいのも、手術で体を切られるのも俺じゃない。決めるのは瑞樹にしかできないのはわかっている。
それでも俺が何かを言おうと考えていると、瑞樹が俺の手の上に手を重ねた。
「あの絵、見たいな」
「……階段、行くか」
「うん」
俺の肩に瑞樹が手を置いて立ち上がったところで、あらためて思い知らされた。
病気のせいだけではなくてすごく細くて頼りない。
本当に女の子で、俺が勝手に男だと信じて思い描いていた瑞樹はもういない。
俺は壊れ物に触れるように恐る恐る白い手を取って、念のために車椅子へ座らせる。中央階段の踊り場が見える二階の廊下へと連れて行った。
絵を見上げる瑞樹の姿に、いつもの気恥ずかしさを感じる余裕もない。
「――この絵、最初に見た時から思ってた。すごく苦しいね」
「そう……かもな」
「あがいてもがいて、でも強く求めてる」
「ああ」
「ごめんね、こんなに苦しい時に一緒にいてあげられなくて……」
車椅子に座って体を捻った瑞樹が俺を見ている。その顔を直視できなかった。
「バカ言うなよ。俺の自業自得だったんだ」
「だけどわたしは……一緒にいたかった」
「だ、だったら一緒にいるためにあがいてくれよ! もがいてくれよ!!」
俺は顔を横へ向けたまま、車椅子を押すためのハンドルを力一杯握り締める。
「うん、わかってるけど怖いんだよ。ごめんね、こんなこと言ってるくせに」
「いや、こっちこそ、すまない……」
言うべきではないことを言葉にしたのを、俺はとても後悔した。
悔しさとやるせなさのはけ口にこんな絵を描いた人間が、身の程知らずに何を求めているのやら。
「雅久――あの絵描いてくれてる?」
車椅子の正面に座り直した瑞樹が、再び踊り場の絵を見上げながら少し明るい声で尋ねた。
「絵って、先輩の小説のか?」
「ううん、そっちじゃないよ。スケッチブックのやつ。描いてほしいな、私が――」
言葉の最後は聞こえなかった。でも何だったか俺にはわかった。何も言えなかった。
望むことがそれなら、俺ができることなどそれしかないなら、やってやる。絶対にやり遂げてやる。
俺は瑞樹と別れて病院を出ると一目散に家へと帰った。母さんの『おかえり』にもおざなりに返事をしただけで部屋へと上がる。イーゼルを組み立てて真新しいキャンバスを置くと、感情の波のまま筆を叩きつけた。
湖底の静謐。
命を感じさせない、そんなものは今の俺には嫌なイメージしかない。
違うだろう!? 俺が描きたいのは、もっと強い生命力に満ちた光、そう瑞々しい輝きだ。
思い出せ! 俺はあの博物館の闇の中、静かな湖底から手を伸ばして見上げたんだ。
キラキラした、そしてその更に上の世界を欲した。
しかし俺の余りにも弱く情けない手では決して届かない。
だからあいつの腕を借りたんだ。あの憎らしい程に力強い男の腕とその姿を――。
けれど今回は違う。
俺が見上げて、俺が届かなければダメなんだ!!
だが今の俺だけでは全然力が足りない!
瑞樹!! 頼む、俺を助けてくれ!
お前も瑞樹だ! 水木じゃない!
恐れて諦めて湖底になんて沈ませない! 俺が絶対に引きずり上げてやる!!
静かな影のような水底は穏やかで確かに安心できる。
だがその上には弾けるようにきらめく世界が広がっている。
単に眩しいだけじゃない、影があるから光はより輝き、光があるから影は益々濃くなる。
物事には良い時、悪い時、表裏一体なのは仕方ない。
だから影に打ち勝つ光に強く憧れるんだ!
俺はお前の影を払う光になりたい!!
拳を突き出すように裂帛の気合いを込めて筆を叩きつける。力任せにキャンバスの外へと引き抜く。
壁や本棚や天井や床に油絵具が飛び散るがそんなこと関係ない。
キャンバスが渇く前にどんどん色を塗り重ね、輝きとどす黒さが混じる。決して穏やかでも静かでもない、豊かで鮮やかな色とまばゆい輝きに満ちた世界を組み上げていく。
生きていることはとても辛い。思い通りにならないこと、身に覚えのない誹謗、中傷、そして絶望。
だが同時に楽しく愛おしい。そうさせてくれた――あの公園に再び現れたお前が。
俺もお前に感じて欲しい。わかって欲しい。
俺はこの絵を通してずっと瑞樹へ語り掛けていた。あいつの困ったり喜んだりする顔が目に浮かび、あっという間に時は過ぎて窓の外が白み始める。
キャンバスはあと一筆、中心から右上へ一直線に走る光を入れれば完成する。
だけど最後の一筆を置くのがとても嫌だった。
なぜか涙が止まらない。
これを終えてしまうと瑞樹との関係も終わってしまう、そんな錯覚が俺をためらわせた。
気がつけば夜通し絵を描き続けた俺は寝落ちをしたらしい。唐突に鳴り響いたスマホで目が覚めた。
寝ぼけ眼で画面を見る。朝の九時に若先生からなんてこれまでになかった。
まさか瑞樹に何かあったのか!?
俺の頭は冷や水を浴びたように一瞬で目覚め、慌てて電話に出る。若先生は興奮気味に『病院の西入口から入って正面階段へ大至急来い!』とだけ伝えて電話を切られた。
意図はわからなかったが、言われたままに大急ぎで自転車を走らせて病院へ向かった。
正面入口には大勢のガードマンが立っていて、とても入れそうな雰囲気ではない。
俺は若先生の指示どおり西入口を使って正面階段の踊り場へ行く。白衣を脱いだ若先生が脚立やら毛布やらペンチを準備して待ち構えていた。
見下ろす一階のエントランスホールには、白衣を着た医師がゾロゾロと整列している。正面玄関の自動扉を開けっ放しにして、患者の邪魔になっていることも気にせずに出たり入ったりと落ち着かなげにウロウロしているのは、この病院の理事長先生だったはずだ。
『と、通してください』と少し慌てた返事に俺は胸を撫でおろした。
看護師さんの案内は丁重に断って部屋を探し出した俺は、入口横に掛けられた名札の前で立ちすくむ。
本当に来てよかったのか? 瑞樹は来て欲しくなかったから、教えなかったのではないか?
扉を前にして、中へ入ろうとしない俺を他の患者さんが怪しんだのだろう。しばらくすると、さっきの看護師さんがやって来てしまった。
俺が素直に入るのをためらっていたと告げると、看護師さんは優しく笑って戻って行った。
覚悟を決めた俺は、知らず知らずに息を止めながら静かに扉を開ける。明るい大きめな個室の真っ白なベッドに横たわった瑞樹と目が合う。前に見た時とあまり変わっていない。
当たり前のことなのに思わず大きく息を吐いた。それほどあの姿は衝撃的だった。
「遅かったね、迷った?」
「ちょっとな」
道には迷っていないが、気は迷っていた。まさかそこまで考えての確認ではないだろうけどわざと瑞樹を見ないようにして、寝台の側にある椅子を少し引いて座った。
やはり気まずさを感じる。視線を落ち着かなげに動かしながら瑞樹の様子を窺った。
「俺の部屋より広いんじゃないか?」
「そうかな……」
「さっき若先生に会ってきた」
「うん……」
「体、大丈夫か?」
「今日はけっこう楽だけど、日によっては少ししんどいかも」
「あのさ……手術、受けたくないのか?」
「だって怖いよ」
「そう――だよな」
俺は膝の上で組んだ両手の指を見ながら黙り込む。
手術を受けない俺が、瑞樹に受けろと言うのは至極簡単なこと。そうして治るならそのほうが絶対にいい。
だけど体も心も辛いのも苦しいのも、手術で体を切られるのも俺じゃない。決めるのは瑞樹にしかできないのはわかっている。
それでも俺が何かを言おうと考えていると、瑞樹が俺の手の上に手を重ねた。
「あの絵、見たいな」
「……階段、行くか」
「うん」
俺の肩に瑞樹が手を置いて立ち上がったところで、あらためて思い知らされた。
病気のせいだけではなくてすごく細くて頼りない。
本当に女の子で、俺が勝手に男だと信じて思い描いていた瑞樹はもういない。
俺は壊れ物に触れるように恐る恐る白い手を取って、念のために車椅子へ座らせる。中央階段の踊り場が見える二階の廊下へと連れて行った。
絵を見上げる瑞樹の姿に、いつもの気恥ずかしさを感じる余裕もない。
「――この絵、最初に見た時から思ってた。すごく苦しいね」
「そう……かもな」
「あがいてもがいて、でも強く求めてる」
「ああ」
「ごめんね、こんなに苦しい時に一緒にいてあげられなくて……」
車椅子に座って体を捻った瑞樹が俺を見ている。その顔を直視できなかった。
「バカ言うなよ。俺の自業自得だったんだ」
「だけどわたしは……一緒にいたかった」
「だ、だったら一緒にいるためにあがいてくれよ! もがいてくれよ!!」
俺は顔を横へ向けたまま、車椅子を押すためのハンドルを力一杯握り締める。
「うん、わかってるけど怖いんだよ。ごめんね、こんなこと言ってるくせに」
「いや、こっちこそ、すまない……」
言うべきではないことを言葉にしたのを、俺はとても後悔した。
悔しさとやるせなさのはけ口にこんな絵を描いた人間が、身の程知らずに何を求めているのやら。
「雅久――あの絵描いてくれてる?」
車椅子の正面に座り直した瑞樹が、再び踊り場の絵を見上げながら少し明るい声で尋ねた。
「絵って、先輩の小説のか?」
「ううん、そっちじゃないよ。スケッチブックのやつ。描いてほしいな、私が――」
言葉の最後は聞こえなかった。でも何だったか俺にはわかった。何も言えなかった。
望むことがそれなら、俺ができることなどそれしかないなら、やってやる。絶対にやり遂げてやる。
俺は瑞樹と別れて病院を出ると一目散に家へと帰った。母さんの『おかえり』にもおざなりに返事をしただけで部屋へと上がる。イーゼルを組み立てて真新しいキャンバスを置くと、感情の波のまま筆を叩きつけた。
湖底の静謐。
命を感じさせない、そんなものは今の俺には嫌なイメージしかない。
違うだろう!? 俺が描きたいのは、もっと強い生命力に満ちた光、そう瑞々しい輝きだ。
思い出せ! 俺はあの博物館の闇の中、静かな湖底から手を伸ばして見上げたんだ。
キラキラした、そしてその更に上の世界を欲した。
しかし俺の余りにも弱く情けない手では決して届かない。
だからあいつの腕を借りたんだ。あの憎らしい程に力強い男の腕とその姿を――。
けれど今回は違う。
俺が見上げて、俺が届かなければダメなんだ!!
だが今の俺だけでは全然力が足りない!
瑞樹!! 頼む、俺を助けてくれ!
お前も瑞樹だ! 水木じゃない!
恐れて諦めて湖底になんて沈ませない! 俺が絶対に引きずり上げてやる!!
静かな影のような水底は穏やかで確かに安心できる。
だがその上には弾けるようにきらめく世界が広がっている。
単に眩しいだけじゃない、影があるから光はより輝き、光があるから影は益々濃くなる。
物事には良い時、悪い時、表裏一体なのは仕方ない。
だから影に打ち勝つ光に強く憧れるんだ!
俺はお前の影を払う光になりたい!!
拳を突き出すように裂帛の気合いを込めて筆を叩きつける。力任せにキャンバスの外へと引き抜く。
壁や本棚や天井や床に油絵具が飛び散るがそんなこと関係ない。
キャンバスが渇く前にどんどん色を塗り重ね、輝きとどす黒さが混じる。決して穏やかでも静かでもない、豊かで鮮やかな色とまばゆい輝きに満ちた世界を組み上げていく。
生きていることはとても辛い。思い通りにならないこと、身に覚えのない誹謗、中傷、そして絶望。
だが同時に楽しく愛おしい。そうさせてくれた――あの公園に再び現れたお前が。
俺もお前に感じて欲しい。わかって欲しい。
俺はこの絵を通してずっと瑞樹へ語り掛けていた。あいつの困ったり喜んだりする顔が目に浮かび、あっという間に時は過ぎて窓の外が白み始める。
キャンバスはあと一筆、中心から右上へ一直線に走る光を入れれば完成する。
だけど最後の一筆を置くのがとても嫌だった。
なぜか涙が止まらない。
これを終えてしまうと瑞樹との関係も終わってしまう、そんな錯覚が俺をためらわせた。
気がつけば夜通し絵を描き続けた俺は寝落ちをしたらしい。唐突に鳴り響いたスマホで目が覚めた。
寝ぼけ眼で画面を見る。朝の九時に若先生からなんてこれまでになかった。
まさか瑞樹に何かあったのか!?
俺の頭は冷や水を浴びたように一瞬で目覚め、慌てて電話に出る。若先生は興奮気味に『病院の西入口から入って正面階段へ大至急来い!』とだけ伝えて電話を切られた。
意図はわからなかったが、言われたままに大急ぎで自転車を走らせて病院へ向かった。
正面入口には大勢のガードマンが立っていて、とても入れそうな雰囲気ではない。
俺は若先生の指示どおり西入口を使って正面階段の踊り場へ行く。白衣を脱いだ若先生が脚立やら毛布やらペンチを準備して待ち構えていた。
見下ろす一階のエントランスホールには、白衣を着た医師がゾロゾロと整列している。正面玄関の自動扉を開けっ放しにして、患者の邪魔になっていることも気にせずに出たり入ったりと落ち着かなげにウロウロしているのは、この病院の理事長先生だったはずだ。
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