10 / 39
毒されている
しおりを挟む
今日の創作活動を妄想しながら風呂上りのスポーツドリンクを飲んでいると、赤い顔をした瑞樹がモジモジとしながらキッチンへ入って来た。
いくら女装をしているからって、菜緒のパジャマはさすがに小さいと思うぞ、母さん。
しかも、なぜそこまでして胸パッドを着用し続けているんだ?
けどホントに腰とか細いよな。いくら女より男のほうが太りにくいからって、小学生のズボンが入るのは高校生男子としてどうなのだろう。
まあ……いろいろな所がぱっつんぱっつんだけど、これはこれで創作意欲が――だからダメだって!
変に意識をしたら急に顔が熱くなってきた。
「ど、どうした、赤い顔して?」
「が、雅久こそ、顔、赤いよ? お風呂入ったの?」
「お、おお、さっきそっちへ言いに行こうとしたんだけど、話が弾んでたみたいだから後にして、水分取ってた」
「え、ええっ!! 聞いていたの!?」
「と、扉越しだから何かしゃべってるなー、くらいだけど。聞かれたらマズイ話なの?」
「そ、そういうわけじゃないわよ! 菜緒ちゃんのクラブの話とか修学旅行楽しみとか、やっと英語の授業に慣れてきたとかよっ」
「そっか。あいつも俺と同じで足腰だけは頑丈だし、小学校で陸上頑張ってるからなあ」
「え、英語でわからないところは、雅久が見てくれるって嬉しそうに教えてくれたわよ」
「いくら俺でも、小学校レベルなら何とかなるさ」
早めに扉の前から退散して正解だった。うっかり瑞樹に鉢合わせていたらとんでもないことだっただろう。
こうやって聞いてみると、いろいろと話をしていたようだ。もともと菜緒は瑞樹に懐いている。ガールズトークって、男の娘でも成立するのか尋ねたらきっと怒るよな。
「お前らって昔から仲がいいよな。実の兄よりの瑞樹のほうを慕っている妹ってどうよ」
「そ、そんなことないと思うけど」
「オタ兄よりきれいなお兄さんのほうが好きってか。現実は残酷だねー」
「も、もう、変なこと言わないでよ!」
「いやホント、お前、すんごい美少女だと思うよ。いや美少年……なのかな?」
「え、あ、ありがとう」
「お、おう」
「あ、あのさ……」
今のは礼を言われるところか?
そうか、容姿を褒めたことには違いないからだな。
しかしやけに思いつめた表情をした瑞樹が見つめてきて、何ともそそられる。
――だからダメだって。
このままでは、またおかしくなことを口走ってしまいそうな俺は、瑞樹を遮ってさっさと用件を済ませることにした。
「遅くならないうちに風呂入れよ。菜緒にも言っておいて。だけどいくら仲良しだからってさすがに一緒には入るなよ? 入るなら男同士の俺たちだからな」
「バ、バカっ!!」
昔から生傷の絶えなかった俺は、湯が染みるのが嫌で早風呂が癖になっている。瑞樹は菜緒と一緒に、ゆっくり湯船に浸かって入っていた。
今も変わらないなら、俺たちが一緒に入るのは一瞬だろうけど、なぜこれほど顔を赤くするのかよくわからない。
たぶん菜緒と入ることを恥ずかしがったのだろう。もし喜んで妹と入るって言い出したら、さすがに俺も止めざるを得なかったのでこの反応でよかった。
けれど瑞樹の顔がまだ真っ赤のままなので、風呂へ入る前に何か飲ませるべきだろうと考えた俺は、自分の手もとのコップを揺らして見せた。
「スポーツドリンク飲む?」
「うーん、できればお茶がいいかな」
「わかった」
冷蔵庫からポットを取り出して、注いだコップを手渡す。両手でコップを持った瑞樹は椅子に体育座りをして少し落ち着いた様子で笑顔を見せた。
「変わらないね。雅久が入れてくれた麦茶……何だか懐かしい」
「昔は走り回って、汗をかいた後にいつも飲んでたよな」
「うん」
「使ったコップは適当に流しにでも置いておいて」
「あ、待って」
俺は飲み終えたので立ち去ろうとしたら、少しためらったような瑞樹に呼び止められた。
「あ、あのさ、チョ、チョコのことなんだけど」
「腹減ってるの? カロリー気にしてお茶にしたのかと思ったのに、チョコは別腹か?」
「ち、違うっ。菜緒ちゃんに聞いたのだけど、バレンタイン、結構もらってるんだって?」
瑞樹の言葉と、菜緒の部屋の前で聞き耳を立てた話の内容がピンとつながった。しかし言うに事欠いて余計なことを吹き込んでくれたな、あの妹は。
「何だよ唐突に。嫌味か? 大和なんていつも十個以上もらっているのに、こっちは顔見知りから三つと謎のXさんから一つだぞ?」
「Xさん?」
「差出人不明だし、Xさんで十分だろう? 急にどうした? お前こそ男の格好をしたら結構もらえそうなのに、いや女の格好でも、そんだけ顔がきれいならもらえそうだな」
「ま、まあそこそこね」
「くっそー、男の娘に負けたーっ」
「お、男の娘って失礼ね!!」
「だってそのまんまだろう。それとも気持ちが女の子だから女よ、とでも言う気か?」
「だ、だったら何なのよ!」
瑞樹の顔が再び上気し始めているのはわかっていたが、俺はずっと感じていたことを抑えられなかった。
「あーっ、お前が本当の女の子だったらなー! 俺のリビドーがドバドバ溢れて創作意欲が止まらないだろうに!」
「バ、バカっ!!」
大袈裟にため息をついた俺に、瑞樹は湯気が出そうなほど顔を赤らめて勢いよく横を向いてしまった。間違いなく盛大に怒られると思ったのにおかしいな。
ひょっとして俺の絵に興味があるのか?
「気が向いたらいつでも部屋へ来いよ」
「へ、部屋っ!?」
「今は専らパソコンで描くから、かわいい二次絵を見せてやる」
「ヘぇー……」
「あんなコスプレもどきをやってたくせに、何だその引きっぷりはっ! 今度お前をモデルにエロい二次絵を描いてやるぞ!!」
「やめてぇーっ!!」
「ふふふ、もう遅い。素材はバッチリ撮らせてもらったからな」
「さっきのスマホッ!?」
「そのとおり!! ん?……あー、データ消したとこだった」
「そ、そうなの……」
俺はほんのついさっきやってしまったのを思い出した。
一方、勢いよくテーブルに両手をついて立ち上がった瑞樹は、なぜか残念そうな微妙な声のトーンをさせながら、腰が砕けたように椅子へ座り直してしまった。
こんなことなら残しておけばよかった。いいや、これでいいんだ。どれだけかわいくても男の娘だぞ、冷静になれ。
でもマジでもう一回撮らせてくれるなら、撮ってしまいそうな自分が怖い。
だが絶対に言わないぞ。あの父親にして、この息子ありなんて死んでも思われたくない。
しかし元凶はできれば断つに限るか。
「瑞樹さ、風呂入る前に俺の着替え貸そうか?」
「う、うん、ありがと。菜緒ちゃんの少し小さいけど……だ、大丈夫だよ」
そんだけモジモジして、裾とか掴んで尻を隠そうとしてたら全然説得力ないぞ。
残念ながら俺の意図はわかってくれないようだが、似合ってるしいっか。
……ダメだ、すっかり俺も毒され始めている。
「じゃあ、俺はまだしばらく寝ないから、風呂ゆっくり入ってこいよ。そうだ、布団を客間から運ばなくっちゃな」
「え?」
「俺の部屋で寝るんだろう?」
「え!? あ、ううん、おじさんとおばさんから、菜緒ちゃんの部屋って言われてるの」
「は? ホントに?」
「う、うん」
能天気すぎる我が親たちは大丈夫か?
菜緒も懐いているし、瑞樹なら大丈夫だとは俺も思うが少し不用心じゃないか?
しかし瑞樹も瑞樹で驚いた顔をさせているし、俺だけが男扱いをしているのがおかしいのか?
などと考えてはみるものの、どこをどう見ても女にしか見えないんだよな。それも心配していることがアホらしくなるほど、とびっきりの美少女。
飲むものも飲んで、瑞樹にも風呂のことを伝えられたし、遠慮なく一人で夜中まで創作活動に勤しめることもわかった。
「そっか、だったら部屋戻るわ。おやすみ」
「うん、おやすみ……」
まだお茶を飲んでいる瑞樹を残して部屋へと戻った俺は、二、三度、大きく頭を振って気持ちを切り替えてからモニターへ向かった。心の赴くままにペイントソフトでイラストを描き始めたのだが、出来上がったものに唖然としてしまった。
どうしてこうなる?
何枚描いても、誰かにそっくりな金髪ツインテールしか出てこない。
今日はもう無理だ。
気分転換に他の絵師さんのドローイングでも見るかと、イラストサイトヘログインをしたら一通のメッセージが来ていた。
いくら女装をしているからって、菜緒のパジャマはさすがに小さいと思うぞ、母さん。
しかも、なぜそこまでして胸パッドを着用し続けているんだ?
けどホントに腰とか細いよな。いくら女より男のほうが太りにくいからって、小学生のズボンが入るのは高校生男子としてどうなのだろう。
まあ……いろいろな所がぱっつんぱっつんだけど、これはこれで創作意欲が――だからダメだって!
変に意識をしたら急に顔が熱くなってきた。
「ど、どうした、赤い顔して?」
「が、雅久こそ、顔、赤いよ? お風呂入ったの?」
「お、おお、さっきそっちへ言いに行こうとしたんだけど、話が弾んでたみたいだから後にして、水分取ってた」
「え、ええっ!! 聞いていたの!?」
「と、扉越しだから何かしゃべってるなー、くらいだけど。聞かれたらマズイ話なの?」
「そ、そういうわけじゃないわよ! 菜緒ちゃんのクラブの話とか修学旅行楽しみとか、やっと英語の授業に慣れてきたとかよっ」
「そっか。あいつも俺と同じで足腰だけは頑丈だし、小学校で陸上頑張ってるからなあ」
「え、英語でわからないところは、雅久が見てくれるって嬉しそうに教えてくれたわよ」
「いくら俺でも、小学校レベルなら何とかなるさ」
早めに扉の前から退散して正解だった。うっかり瑞樹に鉢合わせていたらとんでもないことだっただろう。
こうやって聞いてみると、いろいろと話をしていたようだ。もともと菜緒は瑞樹に懐いている。ガールズトークって、男の娘でも成立するのか尋ねたらきっと怒るよな。
「お前らって昔から仲がいいよな。実の兄よりの瑞樹のほうを慕っている妹ってどうよ」
「そ、そんなことないと思うけど」
「オタ兄よりきれいなお兄さんのほうが好きってか。現実は残酷だねー」
「も、もう、変なこと言わないでよ!」
「いやホント、お前、すんごい美少女だと思うよ。いや美少年……なのかな?」
「え、あ、ありがとう」
「お、おう」
「あ、あのさ……」
今のは礼を言われるところか?
そうか、容姿を褒めたことには違いないからだな。
しかしやけに思いつめた表情をした瑞樹が見つめてきて、何ともそそられる。
――だからダメだって。
このままでは、またおかしくなことを口走ってしまいそうな俺は、瑞樹を遮ってさっさと用件を済ませることにした。
「遅くならないうちに風呂入れよ。菜緒にも言っておいて。だけどいくら仲良しだからってさすがに一緒には入るなよ? 入るなら男同士の俺たちだからな」
「バ、バカっ!!」
昔から生傷の絶えなかった俺は、湯が染みるのが嫌で早風呂が癖になっている。瑞樹は菜緒と一緒に、ゆっくり湯船に浸かって入っていた。
今も変わらないなら、俺たちが一緒に入るのは一瞬だろうけど、なぜこれほど顔を赤くするのかよくわからない。
たぶん菜緒と入ることを恥ずかしがったのだろう。もし喜んで妹と入るって言い出したら、さすがに俺も止めざるを得なかったのでこの反応でよかった。
けれど瑞樹の顔がまだ真っ赤のままなので、風呂へ入る前に何か飲ませるべきだろうと考えた俺は、自分の手もとのコップを揺らして見せた。
「スポーツドリンク飲む?」
「うーん、できればお茶がいいかな」
「わかった」
冷蔵庫からポットを取り出して、注いだコップを手渡す。両手でコップを持った瑞樹は椅子に体育座りをして少し落ち着いた様子で笑顔を見せた。
「変わらないね。雅久が入れてくれた麦茶……何だか懐かしい」
「昔は走り回って、汗をかいた後にいつも飲んでたよな」
「うん」
「使ったコップは適当に流しにでも置いておいて」
「あ、待って」
俺は飲み終えたので立ち去ろうとしたら、少しためらったような瑞樹に呼び止められた。
「あ、あのさ、チョ、チョコのことなんだけど」
「腹減ってるの? カロリー気にしてお茶にしたのかと思ったのに、チョコは別腹か?」
「ち、違うっ。菜緒ちゃんに聞いたのだけど、バレンタイン、結構もらってるんだって?」
瑞樹の言葉と、菜緒の部屋の前で聞き耳を立てた話の内容がピンとつながった。しかし言うに事欠いて余計なことを吹き込んでくれたな、あの妹は。
「何だよ唐突に。嫌味か? 大和なんていつも十個以上もらっているのに、こっちは顔見知りから三つと謎のXさんから一つだぞ?」
「Xさん?」
「差出人不明だし、Xさんで十分だろう? 急にどうした? お前こそ男の格好をしたら結構もらえそうなのに、いや女の格好でも、そんだけ顔がきれいならもらえそうだな」
「ま、まあそこそこね」
「くっそー、男の娘に負けたーっ」
「お、男の娘って失礼ね!!」
「だってそのまんまだろう。それとも気持ちが女の子だから女よ、とでも言う気か?」
「だ、だったら何なのよ!」
瑞樹の顔が再び上気し始めているのはわかっていたが、俺はずっと感じていたことを抑えられなかった。
「あーっ、お前が本当の女の子だったらなー! 俺のリビドーがドバドバ溢れて創作意欲が止まらないだろうに!」
「バ、バカっ!!」
大袈裟にため息をついた俺に、瑞樹は湯気が出そうなほど顔を赤らめて勢いよく横を向いてしまった。間違いなく盛大に怒られると思ったのにおかしいな。
ひょっとして俺の絵に興味があるのか?
「気が向いたらいつでも部屋へ来いよ」
「へ、部屋っ!?」
「今は専らパソコンで描くから、かわいい二次絵を見せてやる」
「ヘぇー……」
「あんなコスプレもどきをやってたくせに、何だその引きっぷりはっ! 今度お前をモデルにエロい二次絵を描いてやるぞ!!」
「やめてぇーっ!!」
「ふふふ、もう遅い。素材はバッチリ撮らせてもらったからな」
「さっきのスマホッ!?」
「そのとおり!! ん?……あー、データ消したとこだった」
「そ、そうなの……」
俺はほんのついさっきやってしまったのを思い出した。
一方、勢いよくテーブルに両手をついて立ち上がった瑞樹は、なぜか残念そうな微妙な声のトーンをさせながら、腰が砕けたように椅子へ座り直してしまった。
こんなことなら残しておけばよかった。いいや、これでいいんだ。どれだけかわいくても男の娘だぞ、冷静になれ。
でもマジでもう一回撮らせてくれるなら、撮ってしまいそうな自分が怖い。
だが絶対に言わないぞ。あの父親にして、この息子ありなんて死んでも思われたくない。
しかし元凶はできれば断つに限るか。
「瑞樹さ、風呂入る前に俺の着替え貸そうか?」
「う、うん、ありがと。菜緒ちゃんの少し小さいけど……だ、大丈夫だよ」
そんだけモジモジして、裾とか掴んで尻を隠そうとしてたら全然説得力ないぞ。
残念ながら俺の意図はわかってくれないようだが、似合ってるしいっか。
……ダメだ、すっかり俺も毒され始めている。
「じゃあ、俺はまだしばらく寝ないから、風呂ゆっくり入ってこいよ。そうだ、布団を客間から運ばなくっちゃな」
「え?」
「俺の部屋で寝るんだろう?」
「え!? あ、ううん、おじさんとおばさんから、菜緒ちゃんの部屋って言われてるの」
「は? ホントに?」
「う、うん」
能天気すぎる我が親たちは大丈夫か?
菜緒も懐いているし、瑞樹なら大丈夫だとは俺も思うが少し不用心じゃないか?
しかし瑞樹も瑞樹で驚いた顔をさせているし、俺だけが男扱いをしているのがおかしいのか?
などと考えてはみるものの、どこをどう見ても女にしか見えないんだよな。それも心配していることがアホらしくなるほど、とびっきりの美少女。
飲むものも飲んで、瑞樹にも風呂のことを伝えられたし、遠慮なく一人で夜中まで創作活動に勤しめることもわかった。
「そっか、だったら部屋戻るわ。おやすみ」
「うん、おやすみ……」
まだお茶を飲んでいる瑞樹を残して部屋へと戻った俺は、二、三度、大きく頭を振って気持ちを切り替えてからモニターへ向かった。心の赴くままにペイントソフトでイラストを描き始めたのだが、出来上がったものに唖然としてしまった。
どうしてこうなる?
何枚描いても、誰かにそっくりな金髪ツインテールしか出てこない。
今日はもう無理だ。
気分転換に他の絵師さんのドローイングでも見るかと、イラストサイトヘログインをしたら一通のメッセージが来ていた。
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
婚約破棄されて辺境へ追放されました。でもステータスがほぼMAXだったので平気です!スローライフを楽しむぞっ♪
naturalsoft
恋愛
シオン・スカーレット公爵令嬢は転生者であった。夢だった剣と魔法の世界に転生し、剣の鍛錬と魔法の鍛錬と勉強をずっとしており、攻略者の好感度を上げなかったため、婚約破棄されました。
「あれ?ここって乙女ゲーの世界だったの?」
まっ、いいかっ!
持ち前の能天気さとポジティブ思考で、辺境へ追放されても元気に頑張って生きてます!
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
『 ゆりかご 』 ◉諸事情で非公開予定ですが読んでくださる方がいらっしゃるのでもう少しこのままにしておきます。
設樂理沙
ライト文芸
皆さま、ご訪問いただきありがとうございます。
最初2/10に非公開の予告文を書いていたのですが読んで
くださる方が増えましたので2/20頃に変更しました。
古い作品ですが、有難いことです。😇
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
" 揺り篭 " 不倫の後で 2016.02.26 連載開始
の加筆修正有版になります。
2022.7.30 再掲載
・・・・・・・・・・・
夫の不倫で、信頼もプライドも根こそぎ奪われてしまった・・
その後で私に残されたものは・・。
・・・・・・・・・・
💛イラストはAI生成画像自作
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる