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披露宴開始

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レティシアとルイスが最後にパーティー会

場に入ると出席者から拍手が送られた。


主役の2人が披露宴に参加してくれたお礼

の言葉を述べた後、パーティーが始まった


披露宴のみの招待客が主役の2人にお祝い

を言う為に殺到していた。



会場の一角に他のテーブルとは離されたテ

ーブル席が2テーブルあり、庭側のテーブ

ルに座るように促され、アレクやリリー、

ジーンにスカイは大人しく座った。



間を置かずにリリーの弟であるモリスに連

れられてシリウス、ダニス、レイドもテー

ブル席に座った。



アレク達が座ったテーブル席をガードする

ようにあるもう1テーブル席には祖父母に

ローズであるレーウェンス公爵夫妻、アレ

クの母方の祖父母であるオンタニア侯爵夫

妻が席に座った。



給仕の者達がある程度の食べ物と飲み物を

テーブルに並べてくれた。



アレク「ねぇ?皆のお兄様達は?」


シリウス「僕達の兄達は祖父母とベルナー

侯爵の先代様達と一緒にいます」



アレク「そうなんだー、、今日はお祖父様

かローズ様と一緒にいるように昨日の夜に

言われたんだよねー!」



シリウス「そうですかー、、ですがそれが

良いかも知れません。スカイ様は人の感情

を感知されますよね?」



アレク「あぁー、そうだった!!忘れてた

よ!ちょっと訊いてみるね」


(スカイ!大丈夫?イヤな感じする?)


(う~ん、、、うん。お腹空いたー!)


(今、用意するね!)


アレク「リリー!スカイがお腹空いてる」


リリー「わかりました」


それからはスカイに訊いて校舎の時のよう

に食べると言われたので絨毯を敷いて、水

とインベントリから肉を出した。




アレクとスカイの念話の内容を聞いていな

い他の者達は会話が合っているのかいない

のかの微妙なやり取りを知ることはない。



会場にいる貴族達も先代公爵夫妻2家と先

代侯爵夫妻の防波堤を越えることは同格家

以上ではないと無理だった。



リリー「アレク様、少し場を離れます」


アレク「うん、わかった」


場を離れるは女性が使うお手洗いの意味で

もある。



リリーはルーウェンス公爵家に仕えている

貴族達の近くを歩いて会場の近くのお手洗

いに向かった。



王族達も個別に主役の2人とその両親であ

る公爵夫妻と伯爵夫妻に祝言を良いに会場

に来ていたがアレク達は祖父母達の後ろで

頭に下げただけで終わった。



先王夫妻が来た後にオンタニア侯爵夫妻が

席を離れて先王夫妻と移動した。



(お祖母様と先王王妃様が一緒の所は初め

て見たけど、、姉妹だから少し似てるんだ

ね~!ん?母似の僕も似てる?かな?化粧

しないとわかんないけど、、、)










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