公爵家三男に転生しましたが・・・

王都

王都に到着後、フウガ達は学校の厩舎に連

れて行かれた。

２日後から学校が始まる。



久々の学校に行くと正門の近くにダニス達

３人が待っていた。


アレク「おはよう、そして久しぶりだね」


「「「おはようございます、お久しぶりで

す」」」


ジーンやリリーもダニス達と挨拶し、スカ

イはダニス達の足に前足でタッチした。


アレク「久々の家はどうだった？」


シリウス「あ～、そのー、、」


ダニス「アレク様はどうでした？」


(あれっ？３人とも移動疲れかな？覇気が

ないような？)


アレクが領地でどう過ごしたか話そうとし

た時にリリーが授業もあるので昼食時にと

言われたのでそうすることにした。



秋休み明けの連絡事項を聞き、春までの授

業時期などの予定表を貰い、午前の選択授

業を受けた。


昼食時にシリウスとダニスが貴族校舎まで

きて貰い、皆でメニューを見てから注文

し、スカイのご飯や水皿を用意した。


アレクは領地での日々をダニス達に話し、

ダニス達はどうだったか聞いた。


シリウス「僕達は、、、勉強と礼儀作法の

お復習いでした」


ダニス「ダンジョンは１回だけ、、」


レイド「あとは夕方、近場を乗馬です」


アレク「礼儀作法って７歳のパーティーま

でに大体習うよね？ダンスは近隣国と違っ

て必要ないし、、」


シリウス「母が結婚式で粗相しないように

と考えられまして、、」


アレク「じゃぁ、皆のお兄様達も？」


シリウス「はい」


ダニス「僕は兄と弟と一緒に」


レイド「僕も兄と」


アレク「そうだ！皆は下に弟さんか妹さん

がいたよね！久々に会えて可愛く思うのか

な？僕にはいないから、、」


シリウス「そうですね、私は妹ですが可愛

いですし、勉強を一緒にしました」


レイド「僕も妹と一緒に勉強しました」


ダニス「僕は弟ですが、、生意気で僕が上

位で合格したなら自分も大丈夫だと言って

母が怒りました」


アレク「一緒に勉強しなかったの？」


ダニス「同じ部屋で勉強しましたが、、母

が弟を見張ってました」


アレク「ん？教えるじゃなくて見張る？」


ダニス「教えてもいますが勉強嫌いで手が

止まるので、、」


レイド「昔のダニスに似てるね」


シリウス「そうですね」


ダニス「おいっ！」


アレク「あははっ！会えるのが楽しみだよ

ねぇ！ジーン、リリー！」


ジーン「そうですね」


リリー「はい」


ダニスはアレクの発言内容に帰ったら、手

紙を書こうと思った。弟への勉強以外に礼

儀作法を徹底的にと！


後日、ダニスからの手紙を読んだ男爵夫妻

は勉強もだが礼儀作法と話し方を徹底的に

ダニス弟に教え込んだ。