公爵家三男に転生しましたが・・・

結果が貼り出される昼

貴族校舎で午前中の授業を終えたアレク達は騎

士校舎に向かう。


騎士校舎の入り口のロビーではすでに貼り出さ

れた試験結果を生徒達が観ていた。


シリウスとダニスは結果も気になるが貴族校舎

の方の入り口付近でアレク達を待っていた。


セーガ「あれっ？どうしたの？」


「「セーガ様！こんにちは」」


セーガ「こんにちは！っでどうしたの？」


シリウス「アレク様が今日は騎士校舎に来られ

るので、、ここで待っています」


セーガ「そうなんだー、結果は見た？」


シリウス「まだです」


セーガ「あっ！来たよ！」


セーガの言葉にセーガの視線の先を見るとアレ

ク達がやって来た。


アレク「セーガ様、こんにちはー！」


ジーンやレイド、リリーは会釈した。


セーガ「こんにちは！まずは結果かな？」


アレク「はい！何処かな？」


セーガに案内され、貼り出された試験結果の所

に行く。

１年生の試験結果の前にいた生徒達はすぐさま

動き場所を空ける。


通常試験の結果の横に免除試験の結果が貼り出

されていた。


結果は免除試験を受けた生徒、１２名が合格し

ていた。


満点合格はアレクとジーンでシリウスが５位で

レイドが７位、ダニスが９位だった。


アレク「皆も合格だね～！」


ジーン「良かったです」


「「「あぁー、よっ、良かったー」」」


セーガ「皆、合格したね～！おめでとう！」


「「「「「はい！」」」」」


合格したのを確認出来たので昼食を食べること

にした。


騎士校舎のレストランで注文を済ませ、待って

いる時に、、、


セーガ「ねぇ！アレク、、毎年の最初の試験で

免除試験を受けたら良いと思うけど、、どうす

るのかな？」


アレク「そうですね～、、、皆はどうする？」


「「「まっ、毎年が良いです！！！」」」


ジーン「私も毎年で良いかと思います」


アレク「じゃぁ、そうします」


リリーがスカイの食事する為の敷物や水などを

準備していたのでアレクがそっちに意識が向い

てる時に、、、セーガはダニス達３人にウィン

クした。


ダニス達３人はセーガが会釈でお礼の意思表示

をした。


注文した料理を食べながら、、、


セーガ「授業が免除になったけど、、その時間

はどうするの？」


アレク「フウガに会いに行ったり、図書室で調

べたいことをします」


セーガ「他の皆は？」


シリウス「訓練をと考えています」


ダニス「僕もです」


レイド「僕は考え中です」


ジーン「私はアレク様が調べ物をされてる時は

勉強します」


レイド「あっ、なら僕も勉強します」


アレク達が昼食を食べていた時に離れた場所で

シリウス達３人の兄達も昼食を食べながら、、

弟達の合格を嬉しく思っていたのだが、、、


シリウス兄「あぁー、帰ったらお祖父様になん

て言われるか、、、はぁー、、」


ダニス兄「でも、俺達も今までより点数も順位

も上がったから、、」


レイド兄「そうだよ！僕達も結果は良かったん

だし、、、大丈夫だよ！、、たぶん、、」


兄達３人は今後、弟達に負けないように勉強を

しないといけない状況を察した。