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マヨか?

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学校がない日に公爵家の調理場で昼過ぎにマヨ

ネーズを作ろうとしたのだが、、、


レモンッぽい果物の汁に卵黄、油で混ぜてみた

が結果は、、、


(び、、微妙、、小学校の時に作ったけど、、、

なんだろう、、酢がないけど、、どうにかなる

と思ったのに、、ならない、、あー、市販品に

頼った生活の弊害が、、)


リリー「アレク様?どうですか?」


アレク「う~ん、、舐めてみる?」


リリー「はい、では、、、、美味しいですよ?

野菜につけて食べる物でしたよね?」


リリーからはサラダに合うと言われたが、、、


アレク「合うかな?」


リリー「はい、合うと思います」


前世のマヨネーズの味を知っているアレクには

微妙な味だがリリーは合うと言われ、料理人に

も試食して貰ったが、、皆が美味しくサラダ合

うと言ってくれた。


(あー、もう少し自炊なりドレッシングとか手作

りしておけば良かったー、、市販品に頼りすぎ

た生活してたなぁー、、、)


配合を変えたりしたが納得の味にはならなかっ

た。


バウンドケーキにラム酒に近い酒を焼いた後に

少しだけかけたらちょいしっとりした感じで良

くなったから次に出来そうなマヨネーズを作っ

たが、、、結果は微妙だった。


リリー「アレク様?他にも考えている食べ物な

どがあるのですか?」


アレク「う~ん、、、考え中かな~」


リリー「あのバウンドケーキは甘さ控えめで男

性の方には好まれますし、このマヨと言うのは

野菜に合うと思いますし、アレク様は凄い才能

がありますね!」


アレク「そうかな?」


(いやいや、、私が作ったけど前世の知識のお陰

だし、、マヨは微妙だったし、、リリーも前世

のマヨネーズを食べれば評価が変わるよ!?)


その後はしばらくしてハンバーグを思い出し、

作ることが出来た。ソースはトマトに似た野菜

で作り、たまに夕食に出るようになった。


公爵家の料理人達もアレクに触発され、新しい

料理を考えるようになった。


(米みたいな植物も見つからないし、、ないのか

なぁ~?稲っぽい植物じゃないのかな?)


植物学の授業中に植物図鑑で探しているが見つ

からない。


算学と暦学の免除試験の勉強をほどほどにして

アレクは乗馬と選択科目の植物学と料理研究科

を熱心に取り組んでいた。


(スマホが欲しいー!自分のバカバカ!バカ!!

市販品に頼った生活をしていた私のバカー!)


色々と試して作った調味料だが再現にはほど遠

く、、調理場の出入りを許されたら色々作ろう

と意気込んでいた自分の頭を叩きたくなった。







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