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入学式の代表挨拶

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公爵「アレク、入学式で代表挨拶をすることに

なったよ、、考えておきなさい」


アレク「えっ?ジーンも満点でしたよ」


公爵「満点同率の場合は爵位が上の者が挨拶す

るのだよ」


アレク「そうですか、、スカイも一緒にいても

良いのでしょうか?」


公爵「大丈夫だと思うが、、確認してみるよ」


アレク「お願いします」


(あー、こんな時は前世と同じなんだねー、、、

前世では主席入学や生徒会長とかしてないから

関係なかったのに、、、満点とらなきゃ良かっ

たなぁー、前世の入学式等で挨拶していた話を

使わせて貰おう!)



入学式まで2週間後だった。


カイロは第2王子に元ダマネード侯爵領の現在

の状況の視察に旅立っていた。


現在は王家直轄領になっており、道や領都など

の整備状況の視察だった。


レティシアとカイロは誘われたが断った。


アレク「レティシア姉様、お願いがあります」


レティ「どんなお願い?」


アレク「代表挨拶の文章を後で考えるので確認

と助言をお願いします」


レティ「もちろん、良いわよ」


アレク「ありがとうございます」


最近のアレク達は週3日は厩舎に通い、週末の

1日だけ都民街の教会で治癒をしていた。


ジーンは入学式まで時間がある時は王都の公爵

家の執事グレンの仕事の見習いをしていた。



王都の学校では


学校長は試験後の3校舎の生徒数の偏りに苦笑

していた。


学校長「魔法校舎に高位の貴族令嬢が希望し、

騎士校舎は例年の数で貴族校舎の令嬢の殆どが

男爵令嬢ですねー」


教師「公爵子息様が魔法校舎をお選びになると

予想されたのでしょうか?」


学校長「だろうねー、学校としては貴族校舎を

選んで貰えて良かったねー」


教師「そうですね、警護等の問題などあります

ので助かります」


学校長「だが、、公爵子息様は選民意識はない

だろう。あれば都民街の教会で治癒などされな

い。貴族校舎を選ばれた理由はわからないが」


教師「そうでした。都民達は聖君と崇めている

そうです」


学校長「聖君ねー、間違いではないねー」


教師「入学式以降がどうなるかと、、、」


学校長「どうにかなるよ、、楽しみだねー」


教師「、、そうですか、、」


学校長はのほほんとしていたが教師達や学校警

備の兵士達に職員、料理人達は既に緊張してい

た。聖獣への対応が1番、苦慮した。









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