上 下
150 / 214

合格祝い

しおりを挟む
合格発表の翌日

朝から公爵家にはお祝いが届き始めた。


前日は公爵家に帰って来た、アレクはジョアン

を探してジーンに合格の報告をさせた。

ジョアンは涙を流し喜んだ。順位をその後に聞

いて驚いて涙が止まったが、、、


合格祝いにはアレクの誕生日祝いに招待された

公爵家2家と伯爵家が事前にお祝いの参加表明

をしていたので、今回はカーラド子爵夫妻が前

子爵夫妻に変わり、ダニス達の兄達3人が増え

たことになる。


カーラド前子爵夫妻は息子夫妻が体験した緊張

を自分達もすることになるとは思ってもいなか

った。


シリウス兄「はぁー、、」


シリウス「兄様、大丈夫ですよ」


シリウス兄「なぜ、僕達まで、、」

コクコク  頷くダニスとレイドの兄達


シリウス「カイロ様が兄様達も一緒にと、、」


ダニス「アレク様も会ってみたいと、、」


レイド「誰が断れます?」


「「「・・・・・」」」


子爵家の馬車が公爵家に到着した。


玄関ホールで公爵家の面々が出迎えた。

公爵夫妻にレティシア、カイロ、アレク、スカ

イ、ジーンが並んでいた。

挨拶を済ませ、サロンに案内され、ダニス達は

先に到着していた王弟公爵家とデュート伯爵家

の面々からお祝いの言葉を貰う。


そして彼らは先王妹のレーウェンス前公爵夫妻

も来ることを知る。


ダニス達の兄達3人は既に緊張していたが自分

達の弟が自分達より平気なことに内心は色々と

思ったが、、、諦めた。色々と、、、


先王妹の前公爵家が到着したので挨拶をし、

ダイニングルームに移動した。


公爵「では、、合格おめでとう!乾杯」


「「「「「「「「「乾杯!」」」」」」」」」


公爵「合格祝い馬だよ!騎士校舎に通う生徒は

必須授業で貴族校舎と魔法校舎に通う貴族子息

も必須科目にあるから馬を明後日、皆で選びに

行こうか、5人ともそれぞれ自分と合う馬を選

んで欲しい学校に預ける手配はしてるからね」


前子爵「えっ、それはさすがに、、」


公爵「学校でも馬を借りることは出来ますが自

分の馬の方が怪我をしにくいです、明後日、彼

らを連れ出す許可をお願い致します」


前子爵「いや、連れ出すのは構わないのですが

馬はさすがに、、、」


公爵「気にしないで下さい」


カイロ「学校で借りた馬で怪我するのは結構、

起きてますよ!自分の馬なら怪我は少ないのは

確かです」


セーガ「そうですよ、、借りた馬は危険です」


前子爵「あっ、そうですね、、ありがとうござ

います、、」


公爵「いえいえ、、合格祝いですので、、父上

からの指示でもあります」


前子爵「前公爵様の、、後ほどお礼状を送らせ

て頂きます」


アレク「うわぁ~、馬、自分の馬が持てるので

すね!楽しみだね~、みんな!」


「「「「えっ、、あっ、はい、あ、ありがとう

ございます」」」」


ローズ「私も用意しましたの、彼らが10位以

内に入り、合格したことは素晴らしいですわ、

私の記憶では10位以内に子爵2家と男爵2家

が入ったことはなかったはず、、発表の場は

さぞかし騒然としたことでしょう。おめでと

う、、私からの祝いを受け取って下さいね」


ローズのメイドがアレクから順に5人に小箱を

渡した。


その中は、、




しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~

しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」 病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?! 女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。 そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!? そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?! しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。 異世界転生の王道を行く最強無双劇!!! ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!! 小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!

少し冷めた村人少年の冒険記

mizuno sei
ファンタジー
 辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。  トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。  優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!

七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」 その天使の言葉は善意からなのか? 異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか? そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。 ただし、その扱いが難しいものだった。 転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。 基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。 ○○○「これは私とのラブストーリーなの!」 主人公「いや、それは違うな」

うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました

akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」 帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。 謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。 しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。 勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!? 転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。 ※9月16日  タイトル変更致しました。 前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。 仲間を強くして無双していく話です。 『小説家になろう』様でも公開しています。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する

高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。 手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

平民として生まれた男、努力でスキルと魔法が使える様になる。〜イージーな世界に生まれ変わった。

モンド
ファンタジー
1人の男が異世界に転生した。 日本に住んでいた頃の記憶を持ったまま、男は前世でサラリーマンとして長年働いてきた経験から。 今度生まれ変われるなら、自由に旅をしながら生きてみたいと思い描いていたのだ。 そんな彼が、15歳の成人の儀式の際に過去の記憶を思い出して旅立つことにした。 特に使命や野心のない男は、好きなように生きることにした。

最底辺の転生者──2匹の捨て子を育む赤ん坊!?の異世界修行の旅

散歩道 猫ノ子
ファンタジー
捨てられてしまった2匹の神獣と育む異世界育成ファンタジー 2匹のねこのこを育む、ほのぼの育成異世界生活です。 人間の汚さを知る主人公が、動物のように純粋で無垢な女の子2人に振り回されつつ、振り回すそんな物語です。 主人公は最強ですが、基本的に最強しませんのでご了承くださいm(*_ _)m

処理中です...