140 / 214
骨だよ!
しおりを挟む
アレクは公爵家で枢機卿から座学を学び、都民
街での実践を選んだ。
(騎士団に侯爵令嬢2人が行くなら私は必要ない
よねー!?教会で座学だとスカイに対しての視
線が凄そうだし、、落ち着かないと思うし、、
あっ!クッションの御礼言うの忘れてたー!
まっ、今度で良いよねー!部屋出ちゃったし)
談話室では両親である公爵夫妻と枢機卿様達が
今後の話し合いをしている。
2日後に枢機卿様と護衛の聖騎士2名が昼過ぎ
に公爵家に来た。
勉強用の部屋には枢機卿とアレク、ジーンにリ
リーがいて、スカイはクッションに乗ってお昼
寝していた。
ジーンとリリーは付き添いするので一緒に座学
まで受けることになった。
枢機卿「では今日から宜しくお願い致します」
「「「お願いします」」」
枢機卿「まず、人や動物に魔物などの中には
体を支える芯があります。芯が損傷したりする
と動くことが困難になります。こちらをご覧下
さい。このようになっております。」
枢機卿が自信満々に人体解剖図が書かれた紙を
見せてくれたが、、、
(芯?いやいや、骨だよね!ほ・ね!こっちでは
芯なの?しかも、、人体解剖図が雑!雑すぎ!
骨がほとんど繋がってるし、、、誰だよ!これ
書いた人!骨は繋がってないよ!片手だけでも
27個の骨の部位があるのに、、、これ、、、
全部繋がってる、、理科室にあった人体の骨標
本が記憶にあるから要らないわー。必要ない。)
枢機卿「驚かれましたかな?これはなかなか知
ることはありませんので貴重ですよ」
「「「そうですね」」」
(貴重か?雑過ぎの貴重?いや、ないね、、)
リリーとジーンはまじまじと解剖図見ていた。
その後は赤い液の話に治癒する時には動いてる
想像が必要とか、上級までの魔法は治癒力によ
って判断されてることなどの説明を受けた。
(なんか、、必要なかった感じが、、、する。
神経や血管、血液など前世の知識があるからか
こっちの情報など無意味だよねー!)
枢機卿「今日の説明を数回は必要だと思います
がどうでしょうか?」
アレク「いえ、僕には必要ありませんが、、、
リリーとジーンは?」
リリー「アレク様が必要ないのであれば、、」
ジーン「僕も大丈夫です」
枢機卿「アレク様、今日の説明は簡単にしまし
たが疑問など詳しく知りたいなどはなかったの
でしょうか?」
アレク「はい、ないです」
(いや、前世なら医療系の仕事をしてなくても知
ってる当たり前の知識より劣ってる情報など必
要ないよ!)
枢機卿「ほー、そうですか、、、でしたら、、
公爵様に都民街での治癒の実施日の話し合いを
致します」
アレク「わかりました、今日はありがとうござ
いました」
「「ありがとうございました」」
枢機卿「いえいえ、では、また」
枢機卿は部屋を出て行った。
ジーン「アレク様、今日の説明で理解されたの
ですか?」
アレク「うん、大丈夫だよ!」
(前世の知識とこっちの魔法でどうにかなると
思うんだよねー)
リリーとジーンが大丈夫なのかと不安そうに見
ていたことをアレクは気付かなかった。
街での実践を選んだ。
(騎士団に侯爵令嬢2人が行くなら私は必要ない
よねー!?教会で座学だとスカイに対しての視
線が凄そうだし、、落ち着かないと思うし、、
あっ!クッションの御礼言うの忘れてたー!
まっ、今度で良いよねー!部屋出ちゃったし)
談話室では両親である公爵夫妻と枢機卿様達が
今後の話し合いをしている。
2日後に枢機卿様と護衛の聖騎士2名が昼過ぎ
に公爵家に来た。
勉強用の部屋には枢機卿とアレク、ジーンにリ
リーがいて、スカイはクッションに乗ってお昼
寝していた。
ジーンとリリーは付き添いするので一緒に座学
まで受けることになった。
枢機卿「では今日から宜しくお願い致します」
「「「お願いします」」」
枢機卿「まず、人や動物に魔物などの中には
体を支える芯があります。芯が損傷したりする
と動くことが困難になります。こちらをご覧下
さい。このようになっております。」
枢機卿が自信満々に人体解剖図が書かれた紙を
見せてくれたが、、、
(芯?いやいや、骨だよね!ほ・ね!こっちでは
芯なの?しかも、、人体解剖図が雑!雑すぎ!
骨がほとんど繋がってるし、、、誰だよ!これ
書いた人!骨は繋がってないよ!片手だけでも
27個の骨の部位があるのに、、、これ、、、
全部繋がってる、、理科室にあった人体の骨標
本が記憶にあるから要らないわー。必要ない。)
枢機卿「驚かれましたかな?これはなかなか知
ることはありませんので貴重ですよ」
「「「そうですね」」」
(貴重か?雑過ぎの貴重?いや、ないね、、)
リリーとジーンはまじまじと解剖図見ていた。
その後は赤い液の話に治癒する時には動いてる
想像が必要とか、上級までの魔法は治癒力によ
って判断されてることなどの説明を受けた。
(なんか、、必要なかった感じが、、、する。
神経や血管、血液など前世の知識があるからか
こっちの情報など無意味だよねー!)
枢機卿「今日の説明を数回は必要だと思います
がどうでしょうか?」
アレク「いえ、僕には必要ありませんが、、、
リリーとジーンは?」
リリー「アレク様が必要ないのであれば、、」
ジーン「僕も大丈夫です」
枢機卿「アレク様、今日の説明は簡単にしまし
たが疑問など詳しく知りたいなどはなかったの
でしょうか?」
アレク「はい、ないです」
(いや、前世なら医療系の仕事をしてなくても知
ってる当たり前の知識より劣ってる情報など必
要ないよ!)
枢機卿「ほー、そうですか、、、でしたら、、
公爵様に都民街での治癒の実施日の話し合いを
致します」
アレク「わかりました、今日はありがとうござ
いました」
「「ありがとうございました」」
枢機卿「いえいえ、では、また」
枢機卿は部屋を出て行った。
ジーン「アレク様、今日の説明で理解されたの
ですか?」
アレク「うん、大丈夫だよ!」
(前世の知識とこっちの魔法でどうにかなると
思うんだよねー)
リリーとジーンが大丈夫なのかと不安そうに見
ていたことをアレクは気付かなかった。
30
お気に入りに追加
4,035
あなたにおすすめの小説
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
加護とスキルでチートな異世界生活
どど
ファンタジー
高校1年生の新崎 玲緒(にいざき れお)が学校からの帰宅中にトラックに跳ねられる!?
目を覚ますと真っ白い世界にいた!
そこにやってきた神様に転生か消滅するかの2択に迫られ転生する!
そんな玲緒のチートな異世界生活が始まる
初めての作品なので誤字脱字、ストーリーぐだぐだが多々あると思いますが気に入って頂けると幸いです
ノベルバ様にも公開しております。
※キャラの名前や街の名前は基本的に私が思いついたやつなので特に意味はありません
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
外れスキル?だが最強だ ~不人気な土属性でも地球の知識で無双する~
海道一人
ファンタジー
俺は地球という異世界に転移し、六年後に元の世界へと戻ってきた。
地球は魔法が使えないかわりに科学という知識が発展していた。
俺が元の世界に戻ってきた時に身につけた特殊スキルはよりにもよって一番不人気の土属性だった。
だけど悔しくはない。
何故なら地球にいた六年間の間に身につけた知識がある。
そしてあらゆる物質を操れる土属性こそが最強だと知っているからだ。
ひょんなことから小さな村を襲ってきた山賊を土属性の力と地球の知識で討伐した俺はフィルド王国の調査隊長をしているアマーリアという女騎士と知り合うことになった。
アマーリアの協力もあってフィルド王国の首都ゴルドで暮らせるようになった俺は王国の陰で蠢く陰謀に巻き込まれていく。
フィルド王国を守るための俺の戦いが始まろうとしていた。
※この小説は小説家になろうとカクヨムにも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる