公爵家三男に転生しましたが・・・

謝罪

アレク「ごめんなさい。僕のせいで半年間も

、、、きつかったよね？」

「「「えぇっと、、、、、はい、、、」」」

ダニス達３人は嘘をつけなかった。

アレク「そうだよねー、、、」

シリウス「ですが、、、感謝しています！

アレク様が心配して下さったお陰で学力が上が

りました。」

ダニス「そうです。きつかったですが、、、

学力が上がり、両親もすっごく感謝しておりま

した。試験に落ちると大変なんです。」

レイド「僕もです。お母様は先生方をすっごく

感謝していました。」


公爵「アレク、一応、彼らのお家からは感謝の

手紙を頂いているよ、、、だけど、、今後は

父上に願う時はよく考えなさい。」

アレク「はい、、、そうします。」

シリウス「あの～、本当に僕達は感謝しており

ますので、、、、」


コクコク　頷きでダニスもレイドも同意する。

アレク「ありがとう、、でも、、大変だったん

でしょう？」

ダニス「そうですが、、、学校の試験に落ちれ

ば、、、その後が、、、」

レイド「そうです。試験に落ちたら、、、」

アレク「・・？試験に落ちるとどうなるの？」

「「「えっ！えぇっと、、、」」」

ダニス達３人は王都の学校の試験に落ちた貴族

の子息や令嬢の行き先をアレクは知らないのだ

とわかり、公爵の方を無意識に見てしまった。


公爵「アレク、王都の学校の試験に受からなけ

れば、周りの目が厳しくなるんだよ」

アレク「そうなんですね、、」

公爵「だから、５歳から勉強をさせていたんだ

よ、アレクとジーンには卒業までの学ぶ勉強を

先生方に指導して貰っている。レティシア達も

だったよ」


アレク「えっ！？なら試験には、、、」

公爵「アレクもジーンも問題ないよ、アレクの

場合は算学は教え始めたばかりの時から指を

使わず答えていたそうだしね、、」


(おぉっと、やらかしたかな？足し算なんて簡

単だし、、、ヤバい、、考えれば最初は指で

やるかも、、、マズい、、かなりマズい、、

引き算でもやらかした記憶が、、、、)


アレク「なぜかわかってしまいました。多分、

、、、先生の指導が素晴らしかったんですね」

公爵「そうだね、、、数字が増えても大丈夫

で先生は驚いて報告してきたよ」


(あぅぅぅー、ヤバい、ヤバい、どうしたら、、

えぇっと、、、)

アレク「その時のことは覚えいません。なぜか

わかることが出来たんでしょう、、、多分、」


公爵「そうだね、５歳の時だからね、、」


公爵とアレクの会話を聞いていたダニス達３人

は、、、

(((えぇーっ、最初から算学が出来るなんて、、

頭が違い過ぎる、、、それより卒業までの勉強

もしてるなんて、、、ジーンもだし、、、)))


ダニス達３人は自分達、下位貴族と高位貴族の

違いを知った。

勉強していても学力はさほどないと思っていた

３人にはダメージが大きかった。


最初の足し算など普通は指を使ったりして答え

を導き出すものだ、、


１年ぶりに会えたはずなのに、会話の内容は

勉強レベルの話になってしまった。