97 / 214
アレクの姉兄達
しおりを挟む
木陰から出て来た3人は弟達で公爵子息の
シアンとカイロに婚約内定者で伯爵子息ルイス
だった。
レティ「3人仲良く隠れてたのねー!」
ルイス「すまない。隠れた方が良いと言われた
んだ。」
シアン「レティ姉様が遅い時はマリアス王女が
一緒にいると思ったんだよ!」
カイロ「マリアス王女の相手が出来るのはレテ
ィ姉様しかいないし、、、」
レティ「私に任せないでよ!」
カイロ「でも、僕達がいたらマリアス王女は
馬車にすぐには乗らないですよ!」
レティ「、、、そうね。」
3人が隠れていなかったら王女が馬車にすぐに
は乗らなかっただろうと思ってしまった。
なんとなく腑に落ちないが仕方ない。
(あと、約4ヶ月!あと、、4ヶ月の我慢よ!)
ルイス「では、明日また!」
レティ「えぇ、明日ね!」
シアン・カイロ「「じゃ、また!」」
ルイスと別れて、それぞれの馬車に乗り、学校
を出る。
馬車の中
シアン「マリアス王女と何かあったんです?」
レティ「まだ、アレクに会いたいから領地に
一緒に行きたいってね!後は明日、お茶会しま
しょうとも、断る口実があって良かったわ!
後はお相手を選ぶことを急かしたら、、、、
シアンの名があがったわ!!」
レティシア姉様とマリアス王女の会話の内容を
黙って聴いていたが、、、最後の爆弾発言には
黙ってはおけない、、、
シアン「なんで?どうして私なんです?候補
者になるのもすでに断ったはずですよ!」
レティ「他国の縁談は相手の国が多妻だから
いやだそうよ!王国にはなかなか良い相手が
いないからシアンとか、ですって!」
シアン「そんな、、、、」
姉兄達の会話を聴きながら、自分じゃなくて
良かったと思っていたカイロだが、、、
レティ「カイロ!自分じゃなくて良かったと
思わない方が良いわよ!2歳差なんだし、、
問題を起こした貴族が廃嫡などになって減って
いたりしてるのよ!マリアス王女とカイロがも
し結婚になったら新たな公爵家を誕生させこと
も可能だし、それに伴って下位貴族を増やして
子爵家の数家を伯爵に上げることも出来るので
すからね!!」
「「・・・・・・・」」
レティシアの言葉にシアンとカイロは黙ってし
まった。そんな未来がなくはないからだ!
2人はなぜ、自分がと思っていたが、他の子息
達を考えれば、、、学校にいる公爵子息の2人
は自分達より下であるし、押しつけるのは可哀
想で出来ない。
なら、侯爵家と考えたがすでに相手がいるか、
いなくても問題ありで無理だった。
シアン「他国の嫡男ではない子息に婿入りみた
いに来て貰い、多妻不可には、、、」
レティ「う~~ん。でも、そうなると公爵は
無理なのよね!侯爵ならば可能かしら?」
シアン「そうですねー。」
カイロ「誰かいませんかね?条件が良く、、
マリアス王女が気に入る子息、、、」
「「「・・・・・・」」」
3人共、考えるが、該当しそうな子息は思い
浮かばなかった。
その間に馬車は王都の公爵家に着いた。
シアンとカイロに婚約内定者で伯爵子息ルイス
だった。
レティ「3人仲良く隠れてたのねー!」
ルイス「すまない。隠れた方が良いと言われた
んだ。」
シアン「レティ姉様が遅い時はマリアス王女が
一緒にいると思ったんだよ!」
カイロ「マリアス王女の相手が出来るのはレテ
ィ姉様しかいないし、、、」
レティ「私に任せないでよ!」
カイロ「でも、僕達がいたらマリアス王女は
馬車にすぐには乗らないですよ!」
レティ「、、、そうね。」
3人が隠れていなかったら王女が馬車にすぐに
は乗らなかっただろうと思ってしまった。
なんとなく腑に落ちないが仕方ない。
(あと、約4ヶ月!あと、、4ヶ月の我慢よ!)
ルイス「では、明日また!」
レティ「えぇ、明日ね!」
シアン・カイロ「「じゃ、また!」」
ルイスと別れて、それぞれの馬車に乗り、学校
を出る。
馬車の中
シアン「マリアス王女と何かあったんです?」
レティ「まだ、アレクに会いたいから領地に
一緒に行きたいってね!後は明日、お茶会しま
しょうとも、断る口実があって良かったわ!
後はお相手を選ぶことを急かしたら、、、、
シアンの名があがったわ!!」
レティシア姉様とマリアス王女の会話の内容を
黙って聴いていたが、、、最後の爆弾発言には
黙ってはおけない、、、
シアン「なんで?どうして私なんです?候補
者になるのもすでに断ったはずですよ!」
レティ「他国の縁談は相手の国が多妻だから
いやだそうよ!王国にはなかなか良い相手が
いないからシアンとか、ですって!」
シアン「そんな、、、、」
姉兄達の会話を聴きながら、自分じゃなくて
良かったと思っていたカイロだが、、、
レティ「カイロ!自分じゃなくて良かったと
思わない方が良いわよ!2歳差なんだし、、
問題を起こした貴族が廃嫡などになって減って
いたりしてるのよ!マリアス王女とカイロがも
し結婚になったら新たな公爵家を誕生させこと
も可能だし、それに伴って下位貴族を増やして
子爵家の数家を伯爵に上げることも出来るので
すからね!!」
「「・・・・・・・」」
レティシアの言葉にシアンとカイロは黙ってし
まった。そんな未来がなくはないからだ!
2人はなぜ、自分がと思っていたが、他の子息
達を考えれば、、、学校にいる公爵子息の2人
は自分達より下であるし、押しつけるのは可哀
想で出来ない。
なら、侯爵家と考えたがすでに相手がいるか、
いなくても問題ありで無理だった。
シアン「他国の嫡男ではない子息に婿入りみた
いに来て貰い、多妻不可には、、、」
レティ「う~~ん。でも、そうなると公爵は
無理なのよね!侯爵ならば可能かしら?」
シアン「そうですねー。」
カイロ「誰かいませんかね?条件が良く、、
マリアス王女が気に入る子息、、、」
「「「・・・・・・」」」
3人共、考えるが、該当しそうな子息は思い
浮かばなかった。
その間に馬車は王都の公爵家に着いた。
66
お気に入りに追加
4,146
あなたにおすすめの小説

称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。

異世界に転生した社畜は調合師としてのんびりと生きていく。~ただの生産職だと思っていたら、結構ヤバい職でした~
夢宮
ファンタジー
台風が接近していて避難勧告が出されているにも関わらず出勤させられていた社畜──渡部与一《わたべよいち》。
雨で視界が悪いなか、信号無視をした車との接触事故で命を落としてしまう。
女神に即断即決で異世界転生を決められ、パパっと送り出されてしまうのだが、幸いなことに女神の気遣いによって職業とスキルを手に入れる──生産職の『調合師』という職業とそのスキルを。
異世界に転生してからふたりの少女に助けられ、港町へと向かい、物語は動き始める。
調合師としての立場を知り、それを利用しようとする者に悩まされながらも生きていく。
そんな与一ののんびりしたくてものんびりできない異世界生活が今、始まる。
※2話から登場人物の描写に入りますので、のんびりと読んでいただけたらなと思います。
※サブタイトル追加しました。

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。

異世界遺跡巡り ~ロマンを求めて異世界冒険~
小狸日
ファンタジー
交通事故に巻き込まれて、異世界に転移した拓(タク)と浩司(コウジ)
そこは、剣と魔法の世界だった。
2千年以上昔の勇者の物語、そこに出てくる勇者の遺産。
新しい世界で遺跡探検と異世界料理を楽しもうと思っていたのだが・・・
気に入らない異世界の常識に小さな喧嘩を売ることにした。

神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。


元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる