公爵家三男に転生しましたが・・・

母の生家

歴学の勉強中にアレクは先生に聞いてみた。

「先生、お母様の生家の地域はどういう所です

か？」

「公爵夫人の生家は、、、オンタニア侯爵家で

すな。ここですぞ。南の海岸の領地をお持ちで

海の食べ物など食べられます。」


大陸の地図を指しながら教えてくれた。

「ここなんですね。」

「こちらにオンタニア前侯爵夫妻がお越しにな

られるのですかな？」

「いえ、すぐではないですが、会いに行く話

があったので、、」

「そうですか、、」

その後は試験勉強に戻った。


ルーウェンス公爵夫妻は王宮、王都の公爵家

オンタニア侯爵家、ベルナー侯爵家に手紙を

出した。


しばらくは勉強と訓練の日々に過ごし、雪の

降らない冬の時期に突入していた。

獣王ご一行から１ヶ月後、両親から、、、

「アレク！オンタニア侯爵家、ベルナー侯爵家

から返事が届いたよ。１週間後に出発するから

ね！」

「はい。楽しみです。」

「ジーンとジーンの母親であるジョアンには

リリーの補佐として同行して貰うよ。」

「はい。ありがとうございます。」

(やった～。ジーンも母親と一緒なら安心だろう

し、嬉しいよね～！旅行！)


その後、旅の行程を詳しく説明して貰う。

侯爵家からオンタニア侯爵家に馬車で２週間の

移動でオンタニア侯爵家に１ヶ月いる予定。


その後、ダニス達が住んでいる。

ベルナー侯爵家に向かう。

オンタニア侯爵家から１週間の移動になる。

ベルナー侯爵家に１週間の予定で領地の観光な

どを予定している。

ベルナー侯爵家からルーウェンス公爵領地まで

１０日の移動で帰って来る。


なぜか、先生達も同行することになった。

理由は後で知ることになる。


先生達の理由より母親の祖父母が想像とは違い

すぎて驚くことになるがアレクは知らない。


使用人達が旅の準備をしてくれる。

前世とは違い、至れり尽くせりの日々。


１週間後、オンタニア侯爵家領地に向かって、

出発する。

馬車は３台、護衛兵士１０名が馬で併走する。