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あれ?これって

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自室でアレクはスカイにリリーとジーン!

それに護衛兵士2名でいた。そこに両親が

来た。


「アレク!」

「アレク、もう大丈夫よ!」

部屋に来た両親はアレクを両側から抱き締めた


(うん?どうしたんだろう?)

「あれからどうなったんですか?」

「帰ってもらったよ!」

「えぇ、もう大丈夫よ!怖かったでしょ。」

(あっ!そういえば、刺されかけたっけ?

ちょっと、、忘れてた!)

「スカイ様が守って下さったのかな?」

「いえ、めっ、いや、神様みたいです。えぇっ

と、スカイと僕に守りの魔法をかけて下さっ

たらしいです。」

「スカイ様は話せるようになられたの?」

「いえ、まだですよ!あれは神様です。」


アレクの両親である、公爵夫妻は驚いた!

だが、納得した。

「そうか、神様に感謝しかない。」

「本当ですね。神様に感謝しかありません。」

「そうですね。」

「アレク、どこか行きたい所はあるかい?」

「えっ?」

(うん?なぜ?いきなりすぎてわかんない。)

「しばらく領地から出ないかい?」

「私の両親や兄お様に会いに行かない?」


アレクの両親はしばらく心の傷を受けてる

はずのアレクを領地から離れて過ごさせよう

と思っていた。

アレクに心の傷などないのだが、、、

(おぉ、お母様の両親には会ってみたいかも、

ダニス達にも会いたいなぁ~!言ってみる?)

「あの~、勉強と訓練は?」

「大丈夫だよ。しばらくはお休みでいい。」

「そうですよ。気にしなくていいわよ。」

「えっ、本当に?ならお母様の生家に行って

みたいです。ダニス達にも会いたいかも、、」

「そうか、わかった。すぐには無理だが、、、

少し待ってくれるかい?」

「はい。待ちます。ジーンも行けますか?」

「ジーンと一緒が良いかい?」

「はい、出来れば、ダニス達に紹介したいで

す。」

「あぁ、わかった。考慮するよ。」

「はい、お願いします。」


(いぇーい!言ってみるもんだね!)


両親は領地を離れる為にすべきことをする為

部屋を出て行った。

(スカイ!旅行に行けるよ!)

(旅行?なーに、それ?)

(知らない所に行けるんだよ!旅のことだよ!)

(う~ん。わかんなーい。けど行く!)

(すぐじゃないみたいだけど、、行こう!)

(うん。)


両親の気遣い、心配などアレクには必要なかっ

た。

1週間後に王宮に近衛騎士が今日の事を報告し

、国王がファレス獣人国に対して国交断絶など

するなど思ってもいない。

この世界で、至れり尽くせりの人生を謳歌して

いる。
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