公爵家三男に転生しましたが・・・

ガイヤの養子

アレクの父親リードが言う。

「落ち着きなさい。」

(いや、いや、ジーンは孤児じゃないし、、

なんで？ガイヤの養子？なんで？)


アレクの様子に聖獣スカイも

(アレク？どーしたのー？)

(うん。ちょっと待ってて、、、)

(うん。わかったー。)


祖父「アレク？大丈夫か？悪い話しじゃない

んじゃぞ！」

アレク「ですが、、、養子なんて、、、」

執事「アレク様、表向きです。家族と

引き離すわけではありません。」

アレク「表向き？」

祖父「そうじゃ、ジーンの将来にも良い話

ではある。」

アレク「そうなんですか？」


アレクのまだ不安な顔を見てジョシュが言う。

「アレク様、貴族様に養子にして頂くこと

平民にとって有難いことです。」


ジーンの母親もアレクに言う。

「アレク様、私は喜んでいます。公爵家の

当主様や先代様、アレク様には本当に感謝

しております。平民では学べない勉強や

訓練など受けさせて下さり、ジーンの将来を

考えて養子の話もいただけました。

本当にありがとうございます。」


アレクもジーンの母親とジョシュに頭を

下げられ戸惑う。

母親は涙目だった。

祖父「アレク、養子はジーンの将来に良い

のじゃ、王都の貴族学校なども受けれるし、

将来の道が広がる。」


アレク「ジーンは？本当良いの？」

ジーン「はい。私は嬉しいです。アレク様の

近くにいて、役に立ちたいです。」


祖父「アレク。ジーンが今後、アレクの近く

にいるには貴族でなくてはいけないのじゃ、」


リード「無理強いはしていないよ。」

アレク「はい。わかりました。」


祖父「今後も勉強や訓練は一緒で生活は

使用人の屋敷で家族と過ごす。３年後の王都の

学校の試験は共に受けるだけじゃ。」



アレク「はい。ジーン、今後も一緒だね！」

ジーン「はい。頑張ります。」



これで、ジーンは子爵家の養子縁組をする。



後々、冷静になったアレクはジーンの祝福が

貴族子息や令嬢に負けない、いや、、、

平均より上か？　王都の貴族子息や令嬢の

平均などわからなかったが、、、上かなと

思っていた。


実際は下級でも４属性以上は貴族の子息令嬢で

も半数だった。

アレクは教会にいた時、考えごとをしていた。

ジーンも今頃かな？と！だから、わからない

だけだった。

覚える気もなかった。ダニス達の時以外



ちなみにアレクは自分の祝福の内容もあまり

覚えていない。インベントリも忘れている。


聖獣スカイの出現でさっぱり忘れていた。


インベントリは稀すぎて誰も知らなかった。

昔の王族が授かったので記録はある。

王宮の書庫に！