公爵家三男に転生しましたが・・・

親達は

公爵家の応接間


公爵「待たせてしまったね。」

子爵「いえ、全然構いません。」

ダニス達の親達は疲れた顔をしていた。

公爵「何があったか話してくれるかい。」

子爵「はい。まず、公爵様の懸念通りでした。

息子達を泊めて頂き、本当にありがとう

ございました。」

ダニス達の親達の一礼が深く、予想より

酷いのかと公爵夫妻は思った。

公爵「私が泊まる事を勧めたんだよ。

気にしないでくれ。それより何が？」


代表者して子爵がダマネード侯爵に伯爵家２家

が昼すぎにやって来てからの出来事をすべて

話した。

公爵「明日、出発だろうけど、、、

子供達に子爵家の現状は見せてはいけない。

今日は子息と一緒に屋敷に泊まり、明日、

侯爵家からベルナー領に向かいなさい。」


子爵「ご迷惑に、、」

公爵「万が一を考慮して用意はさせている。

気にしないでくれ。アレクと関わったから

でもある。」

子爵「そんなっ、、アレク様のせいでは

ありません。」

公爵「いや、それはない。アレクは国や教会

に取って、すでに特別だ。他国まで情報が

流れた場合、もっと問題が起こるだろう。」

子爵「そっ、それは、、、」

公爵「私達も我が子は全力で守るし、友人も

選ばせたい。自分でね！なので、、

今後も、迷惑をかけると思う。すまない。」



公爵夫妻が頭を下げたので、、、

ダニス達の親達は慌ててパニック状態になる。

子爵「やっやめ、っ止めてくっ下さい。」

「「「「「「ｺｸｺｸ」」」」」」」

子爵の後ろでは他の親達が頷きで示す。


公爵「私達は貴族であるが親としての思いを

示しただけだよ。逆に困らせたね。」

子爵「いえ、お気持ちが伝わりました。」

公爵「ありがとう。困ったら、知らせて

欲しい。ベルナー侯爵には手紙をすでに

出しているけど、まだ、伝えることが

あるので明日、手紙を託したい。

すまないがベルナー侯爵家に届けて

貰いたい。」

子爵「はい。かならず、、」

公爵「すまないが頼むね。では、子供達に

知らせよう。子爵家にも手紙を届けさせよう」

子爵「はい、ありがとうございます。」


子爵は子爵家の使用人に荷造りの確認など

指示した手紙を書いた。


公爵家にダニス達の親達も泊まることになり、

大人数の夕食になった。


翌日、公爵家でダニス達を見送る。

また、会えることを願って、、、

翌々日、アレクも領地に向かって旅立った。