公爵家三男に転生しましたが・・・

ダニス達と執事とメイド

ダニス達はパーティーが終わると普段は

両親の執事をしている執事とメイドと共に徒歩

で子爵邸に向かう。


男爵家は王都の貴族街にほとんど家を持って

いない。王都に住む男爵家は除くが、、、

任されてる土地に屋敷を持つだけだ。


３人の内の１人シリウスが子爵家だった。

男爵家の２人と家族は今回の王都滞在を

子爵家で過ごす。



王都に屋敷がない男爵家などは子爵家などの

知り合いの貴族の屋敷に滞在させて貰う

のが普通だった。



子供３人と大人６人の足取りは重い、

帰ってからの報告を思うと、、、


「なぁー、誰が代表して報告する？」

「それはアレク様を誘った。ダニスでしょ！」

「うん。うん。」

「いやいや、シリウスは子爵家子息なんだし

、、、報告は、、、」

「こんな時だけ階級を出すのは卑怯だぞ！」

「２人とも声が大きいよー。」

「ごめん。」

「すみません。」

「あのさ、ずるいかもしれないけど、、、」

「なんだ？」

「なんです？」

「シリウスの執事さんが１番立場的に

上だし、僕達が説明するよりは、、、」


レイドの提案を聞いた２人は後ろを付いて来て

いた。子爵家執事を見る。


その他の執事やメイドは自分じゃなくて

良かったと思った。

「シッ、シリウス様、それは流石に！」


「「「お願いします。」」」

３人の子息は執事に向かってって、

頭を下げた。卑怯だけど、、、仕方ない。


貴族街の往来で子息に頭を下げらる執事。

他の者が見たらなんと思われるか！？



「頭を上げて下さい。わかりましたから！！」



３人は了承の言葉を聞き、頭を上げる。

「「「ありがとう」」」

笑顔のダニス達３人！


執事は内心、クソガキ共と思ったが、、、



パーティーでの出来事、子息達の会話の内容

事細かに報告することに決めた。


その報告で・・・
　

３人は言葉遣いの勉強、マナーの訓練を

後ほどみっちり課せられた。