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教会へ

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今日も、朝食後に準備して、昨日より早めに

屋敷を出ることになっている。

両親と朝食中に執事が使用人に呼ばれ、暫く

場を離れて戻って来ると父親に紙を渡す。

「旦那様、こちらを」

「うん?」

父親を紙を書かれている内容を読み、、

「王都に滞在中は予定が詰まっていると、、」

「わかりました。」

「リリー、必要がなくなったよ。」

「わかりました。旦那様」

「でも、あなた、リリーも気になるのでしょう

から教会へは」

「そうだね、リリー、待つかい?」

「はいっ。ありがとうございます。」


教会へは最低限の使用人を連れての参加になっ

ている。

警備上の問題で、教会の中には祝福は受ける

子とその親、王族の場合は違う。

使用人は馬車か教会の外で待つ。


(リリーも教会に来るんだぁ~。

さっきのお父様の発言は執事さんが渡した

紙に昨日の侯爵令嬢達の貴族家からの

面会の希望だったのかな?

昨日の縦ロール令嬢達は、、、

本当に凄かったなぁ~~。

私の偏見だけど縦ロールは金髪じゃないと

微妙だよね~。暗め茶髪で縦ロールしても

豪華さが微妙な気がする・・・

7歳の子供の格好じゃなかったしね~。

なんだろう?前世で例えるなら成金?)


一人、昨日の縦ロール令嬢を思い出していた。



「では、そろそろ準備して玄関ホールに

集まろうか?」


「えぇ、そうですね。」

「はいっ、わかりました。」


各々、支度に向かい、、、支度を済ませて

玄関ホールに行き、揃ったら屋敷を出て馬車

に乗り込み教会に向かう。

教会への移動中、明日以降、両親の親しい

貴族達で王都の屋敷で昼食会やお茶会を

したり、出向いたりの予定があると言われ、

アレクはどうしたい?と聞かれたので

ダニス達と教会の祝福の話をしたいと

望んだが家名を聞いていないと伝えたら

名前だけで調べて招待状を一応、送って

くれることになり、アレクは嬉しかった。

父親の従者にダニス達の名前を伝え、

代筆を願い、ダニス達にも予定があるから

公爵家だとしても無理をしないで欲しいと

書いて欲しいと頼んだ。



両親はアレクの願いに高位貴族としてでも、

傲慢に育たなかったことに喜んだ。



(ダニス達とまた話してみたいなぁ~。)



ちなみに、縦ロール侯爵令嬢達の貴族家の

対応はまだ、暫く王都に住む。

先代当主である、自分の両親に対応をして

もらう。

先王夫妻も両親と一緒になって対応するだろう

し、自分達の対応が甘かった場合、、、

孫可愛さに苦言を聞かされることは

想像出来る。

王都にいる日数にも余裕がない、領地に

戻ったら領地の執事ガイヤに判断で

ことを進めなければならない。





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