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パーティーの参加者

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お見送りして、サロンに戻り、明日のパーティ

ーの参加の説明をされた。

パーティー参加者は教会参加者にもなる。


現在、公爵家は5家(1人)

侯爵家は12家(3人)

伯爵家は23家(11人)

子爵家は42家(23人)

男爵家は68家(35人)

( )は参加者の人数。


「明日は子息と令嬢のみのパーティーだが、

各自、メイドと従者または執事がつく。」


コンコン  ドアを叩く音!

「来たみたいだ。」

父親の専属執事がドアに向かい、若い青年を

部屋に招いた。

「失礼いたします。」

「ちょうど良かった。アレク、彼が明日の

パーティーの従者としてつく、モリスだ。」


「アレク様、初めまして、モリスと申します」

「初めまして、アレクです。」

(なんだろう?誰かに似てる?)

両親が笑う。

「モリスはリリーの弟だよ。」

「はいっ?」

斜め後方を見る。

(どうりで誰かに似てると思った。)

リリーが頷いた。

「アレク様、明日は弟と共にアレク様をお守り

いたします。」

(えっ、守る?パーティーだよね?

同世代のパーティーで誰から守るの?

パーティーって戦闘なの?

不安になってきたんだけど、、、)

「明日は姉と一緒に守ります。」

(いやいや、だから何から守るの?)


「モリスは王都の騎士学校に通っているんだ

よ。カイロと一緒にね。年齢も一緒なんだよ」


(そうなんだぁ~。リリーは男爵家の次女って

聞いたことがあるなぁー。)

「明日はアレクを頼むよ。」

「2人共、明日はアレクをよろしくねぇ!」


両親に頼られ、リリーとモリスが頭を下げる。

「「はい、お任せ下さい。」」


(なんか、すでに領地に帰りたくなってきたん

だけど、、、ジーンは何してんだろう?)


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