次は幸せな結婚が出来るかな?

キルア犬

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その後と帰宮

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遅い昼食を食べたエメリアーナは隣の天幕に休む前にサラマンダーのドロップ品と魔石をアイテムボックスに収納した。


(ここに来てからの魔石やドロップ品で食べれない物はある程度の数量になったら王宮に運ばれてたけど私のアイテムボックスに入れたら良かったよね?)


エメリアーナの考えは間違ってはいないが、まとめて大量に出されると困る者達がいることまで考えられてなかった。


魔石の数を数え、ドロップ品の数を数え、それを報告書に記載したり、保管庫に運んだりと王宮に残っていた騎士達も通常の警備などの仕事をしながら頑張っていた。


王宮に残っいた新人の騎士達は訓練以外にもトレント討伐遠征時の帰路の途中で討伐したトレントの魔石取りや運びやすくする為に大木であり、魔木でもある丈夫なトレントを切断するのに苦労していた。



その後、夕方前まで魔物の気配がないので宿屋にお風呂と食事に向かった。


(あぁ~、、お風呂は気持ちいい~!このまま明日の昼まで魔物が出て来なかったら王宮に帰れる!)


宿屋でお風呂と夜ご飯を食べ、天幕に戻り、ダンジョンの様子を訊いて、隣の天幕で早々に休むことになった。


(う~ん、、寝るのが怖い!もうあれは嗅ぎたくないんだけど、、出て来るなよ!魔物!あの鼻にガツーンって表現じゃすまない匂いはホントにもうイヤ!寝てる時に嫌がらせのごとく出て来たら、、、声が疲れまくるまで魔法をぶっ放つから!!!)


ミューレ「エメリー様、お休みなさいませ」


王女「えぇ、、ミューレ、お休みなさい皆もお休みなさい」


「「「「「お休みなさいませ」」」」」


照明の魔道具を弱めて、薄暗くされ、エメリアーナは第1ダンジョン街の最後の夜を過ごしことになった。


翌朝、紅茶の香りで目を覚ましたエメリアーナは、、


(あぁ、、これよ!これ!久々でもないのに久々によく寝た気がするし、良い香りで起きた気がする!)


起きた後は顔を洗い、緩いお下げを緩い三つ編みにして貰い、隣の天幕に行き、朝の挨拶と朝食を食べながらダンジョンの現況を聞き、昼までダンジョン前の開けた場所を散歩した。


昼食を食べた後は撤収作業を見ながら、頼まれた物はアイテムボックスに収納し、天幕もそのまま収納して用意された馬車に乗り、王宮に向けて出発した。


(帰れるぅ~!ダンジョン内部には興味はあるけど、入れないならいいや!さぁ~て、、帰ったら交渉して魔物図鑑を手に入れてやる!なにがなんでも絶対に!!でも、、なんか忘れてるような、、気のせいかな?まぁいっか!)


昼過ぎに第1ダンジョン街を出発、王宮には夕方前に到着した。












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