次は幸せな結婚が出来るかな？

サラマンダーって、、

噂をすれば影、、とあるが、時間も前回の出現から経っていたこともあり、ダンジョンの大穴の奥部から魔物の気配を感じた見張りの騎士達が、、、


騎士「魔物の気配がします！！」


ダンレス「警戒態勢！！」


「「「「「「「「「はいっ！」」」」」」」」」


騎士達、魔法師達、結界師達が警戒しながら配置に着く。


レオニス「エメリー！行こう」


王女「はい！あっ、、ダンレス総団長！」


ダンレス「どうかしました？」


王女「サラマンダーを見てみたいのですが、、」


ダンレス「あぁ、、わかりましたが、、一瞬でも良いですか？危険ですので、、」


王女「はい！」


エメリアーナはレオニスに抱っこされ、移動しながらダンレス総団長に頼み、ダンレス総団長は移動しながらエメリアーナの希望を配置に着いていた騎士達、魔法師達、結界師達に伝えた。


(炎を吐くみたいだから気をつけないとね！さてさて、どんな魔物かな？)


ダンジョンの大穴からかなり離れた場所で待機することになり、抱っこから降ろされたエメリアーナは大穴を注視することにした。


しばらく待つと、大穴の内部から、、、


魔物「グルルルゥー、、フシュゥゥー、、」


魔物の鳴き声？なのか、、呼吸音？なのか、、判断がつかない声が聴こえてきた。


(あれっ？なんか遅くない？グリズリーみたいに速く動けないのかな？)


ダンジョンの大穴からようやく魔物の右前足と鼻先が出て、その後は待たずに頭と左前足が出て来た。


(あれがサラマンダー！？デカい！デカすぎる！赤土色のイグアナが巨大化しまくったような感じ？)


エメリアーナが驚いている間にサラマンダーは炎を吐いた。


魔物「ゴォォォォォーーー！！」


離れていたので結界師達の結界で被害はなかった。


レオニス「エメリー！！」


王女「はい！エアーカッター！エアーカッター！エアーカッター！」


エメリアーナはサラマンダーの大きさに驚き、風魔法を連続でぶっ放した。


シュッ、シュッパァゥゥゥーーー！！


魔物「グッガァァー！！グゥギャァ！！」


サラマンダーの下半身はダンジョン内にあったので
ドロップ品と魔石が大穴近くの内部にドロップした。


ドロップした瞬間に見張り役の騎士達と回収役の騎士達が警戒しながら大穴に近づき、魔石とドロップ品を持ち、走って離れがら、、、


騎士「まだ奥に気配がします！！」


ダンレス「了解！うーん、、王女！先ほどみたいにサラマンダーの頭が出て来たら魔法をお願いしても良いですか？」


王女「良いですけど、、危なくないですか？」


ダンレス「危ないですが、、、」