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魔石と牙?

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騎士「総団長!!ゴブリンとウルフのようです!数はわかりません!!」


ダンレス「警戒態勢!レオニス!試してみよう!」


レオニス「わかりました!、、エメリー!
行くよ!」


レオニスに抱っこされ、天幕から出て、ダンジョンの大穴に近付く、エメリアーナを
抱っこしているレオニスの周りにはダンレスに騎士3名に結界師3名がいた。


レオニス「エメリー!あの穴にファイヤーボールを!」


王女「わかりました」

(ん?良いの?出て来るのを待たないの?わかんないけど、、、いっか!!)


王女「ファイヤーボール!!」


エメリアーナは指示された通りにダンジョンの大穴に火魔法を放った!


ファイヤーボールはダンジョンの大穴に入り、、、


シュボッボッボボーーーーーーーーッ!!


ギャギャギャーーーーーーーー!!!!


大穴から黒い煙が出て来て、結界師達が結界を張り、魔法師達が走って来て、風魔法で黒煙を上空に飛ばした。


誰もがダンジョンの大穴に注目し、警戒していたが、、、ダンレスが騎士に大穴の中の様子を確認させた。


騎士「まだ奥の方から微かに鳴き声が聞こえますが、、入り口辺りには多数の魔石と
牙などのドロップ品が落ちてます!」


ダンレス「ダンジョン内の地形変化や崩落などはないか?」


騎士「目視出来る範囲ではありません!」


ダンレス「なら、、奥のゴブリンなどが近付いたら報告後、即座に避難しろ!」


騎士「わかりました!」


(ん?ドロップ品?魔石と牙?あれっ?前にゴブリンに火魔法ぶっ放した時でも多少は燃え残りがあったよね?水魔法をあの後に放ったから残ったのかな?)


エメリアーナは意味が判らなかった。


その後、間を置かず、ダンジョン内の様子を視ていた騎士が、、、ダンレスに報告し、その場を避難した。


レオニス「エメリー!またあの大穴にファイヤーボールを!」


エメリアーナは指示された通りにダンジョンの大穴に火魔法をぶっ放した。


また、大穴から黒い煙が出て来たので結界師達と魔法師達が対処し、避難していた騎士が大穴の様子を視に戻った。


様子を覗っていた騎士が、、、


騎士「今の所、何も聞こえません!」


ダンレス「了解!、、、ギルマス!!」


ギルマス「はい!!!」


ダンレス総団長が離れた所にいるギルマスに、、、


ダンレス「ゴブリンの魔石とウルフの牙は必要か?」


ギルマスは走って近付きながら、、、


ギルマス「必要です!!面倒でしたら若手の冒険者達に拾わせますが!!」


ダンレス「それは駄目だ!騎士達に拾わせる!お前達!拾って来い!注意はしろ!」


騎士達「「「「「「はい!」」」」」」


6人の騎士達がダンジョンの大穴に入って行った。


エメリアーナは騎士達が入って行く後ろ姿を見ながらレオニスに抱っこされ、天幕まで戻った。


ギルマスがダンレスに近場の宿でお風呂と食事の用意が済んだと報告した。


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