次は幸せな結婚が出来るかな？

お茶会の途中で

お茶会はスキルとかの話題だけでなく、勉強の話になったり、８歳頃から始まる刺繍やダンスレッスンの話になった。


アイミス「エメリアーナ様はそろそろですか？」


王女「そうですね、、算学に関してはお墨付きを戴きましたので、、」


ナナリーア「えっ！エメリアーナ様は算学がお得意なのですか？良いですね、、わたくしは算学が苦手なんです」


王女「まだ学園入学まで４年もありますから大丈夫ですよ！」

(いやぁ～！流石に前世で小中高大まで行ったから、、算学は余裕ありありなんだよね！大学は文学部だったけど、、今世では意味なしだけど、、算学のレベル低すぎだからね！でも、、携帯とかパソコンないから不便なんだよねー！)


その後、王女殿下呼びを止めて貰い、打ち解けて話し合っていたのだが、、、


お茶会部屋の扉をノックしている音が聞こえて、部屋の中の全員が扉に視線を向け、
扉の近くにいた女性騎士が少しだけ開けて相手を確認してる姿を見守っていたら、、


部屋の中に騎士団総団長ダンレスと叔父であるレオニス、他に騎士が４名入って来た。


王女「えっ！？」


部屋の中の全員が驚いているとレオニスが
エメリアーナに近付き、抱き上げた。


王女「レオニス叔父様？」


ダンレス「お茶会を中断してしまい申し訳ない！急用の為、王女殿下を連れて行きます。サラサ夫人に護衛騎士達にメイド達も
一緒に移動してくれ！」


「「「「「「はい！」」」」」」


王女「えっ？えーっと！また今度！」

エメリアーナも突然で驚き、とりあえずご令嬢達に手を振った。


ご令嬢達も驚いて状態で無意識に手を振って応えた。


お茶会部屋を出るとダンレスが、、、


ダンレス「今から準備が終わり次第、王宮を出発する！王女殿下を遠征服に着替えさせてくれ！遠征時に同行しているメイド達は王宮にいるか？」


メイド「はい！お部屋におります」


ダンレス「護衛達は王女が部屋に入ったら
それぞれ出発準備を！君達は同行するメイド達が出発準備を出来るように手伝ってあげて欲しい！」


メイド「わかりました」


ダンレス「サラサ夫人はレオニスが王女殿下の部屋の前で待機中に訊いて欲しい！」


サラサ夫人「わかりました」


(えっ！？今から遠征？御飯は？お菓子は？飲み物は？)


男性騎士が先頭を足早に歩くのでサラサ夫人やメイド達は小走りになっていた。


女性の護衛騎士達はドレスやロングスカートではなくズボンだったので足早でついて来れていた。


(はっやー！もう部屋だよ！ってかほんと
に何所に行くの？)