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出来ることを

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エメリアーナは遠征から帰ってきた翌日からも午前は訓練、午後からは勉強、マナーレッスンを真面目に頑張っていた。



(次の遠征に行くには完璧な王女にならなきゃね~!マナーレッスンではお菓子を食べながら指導を受けるからせっかくのお菓子かわ楽しめなくて微妙にイヤだけど、、仕方ないかぁー、、、)



サラサ夫人「王女様!遠征時にセルビド公爵夫人とお会いされましたよね?」



王女「はい、そうですが、、何か粗相がありましたでしょうか?」



サラサ夫人「いえ、王女は私か第1王妃様
、お母様であられる第2王妃様としかお茶
会などをされたことがありませんのでどう
だったのかと、、思いまして、、」



王女「セルビド公爵夫人には普段の王宮でのことを話しましたので、、大丈夫ではないでしょうか?」



サラサ夫人「そ、、そうですね、、お礼状などは、、」



王女「帰って来た翌日の夕方に書いて送りましたが、、サラサ夫人に確認して頂いた方が良かったのでしょうか?」



サラサ夫人「いえ、、、気にはなりますが
、、大丈夫だと思いましょう」



(ん~?なんかセルビド公爵夫人に対して怖がってない?厳しい人だったのかな?そんな感じはしなかったけど、、う~ん、、
晩餐や四阿でのマナーは大丈夫だったかな
?やらかした?音を立てなかったよね?姿勢はちゃんと背筋を伸ばしてたよね?)



王女「もし、、サラサ夫人に指導に関してのお手紙が届きましたら申し訳ありません
、、精進致しますので今後もよろ、、」



サラサ夫人「いえ、、王女は頑張っておられます!私の方こそ不安になるようなことを訊きまして申し訳ありません」



王女「いえ、、そっ、そうですわ!バクスタ宰相に訊いてみましょう!」



サラサ夫人「そっ、そうですわね!バクスタ宰相にお会いした時にでも、、訊いてみようと思います」



サラサ夫人が不安から少しは解放されたような顔をエメリアーナに向ける。



(サラサ夫人、、遠征行く前に注意して欲しかったよ!私も不安だよ!あっ、、まさかサラサ夫人は遠征先がセルビド公爵領とは知らなかったとか?ありえそう、、知ってたら今の様子じゃ遠征前に厳しい指導してそうな感じだし、、、今後のことも考えると厳しく指導して貰っとかないとヤバいかな?)



エメリアーナはまた許可が出た時に会う可能性がある高位貴族達への対応する為により一層マナーレッスンを頑張ることにした



(頑張ろう!魔法をぶっ放す為に!将来有望そうな男を見つける為に!今のこの顔なら釣れるはず!!)
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