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比べてしまう手
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お洒落なお店の雰囲気と幸せオーラ全開の二人。
そんな中での相良さんとの出会いはとても自然で。
二次会の打ち合わせもスムーズで。
ん?何か忘れてるような?
あ!
手!
私としたことが手のチェックを忘れていた!
いつもなら真っ先に手のチェックから入るのに。
「奈美?」
「あ、な、なんでもない!」
「もしかして。」
「ちょっ、あ、ほら!えっと!最後はあの辺りでお見送りって感じでいいのかな?」
「そうだね!そうしようか!」
危ない危ない!
手フェチがばれてしまう所だったぁ。
気を取り直して。
相良さんの手。
うん。ステキな手です。
悪くないです。
いや。悪くないというより好みの手のはず。
そのはずなのに。
なんでこんなにきゅんっとこないんだろう。
それどころか紺野君の手を思い出してしまう。
思い出しても仕方ないのに。
諦めなきゃいけない手なのに。
「私ちょっと御手洗いに。」
「いってらっしゃ~い。」
ダメダメ。
思い出さない。
幹事の仕事に集中しよう!
「じゃ~そんな感じで宜しくな!」
「おう!」
「じゃ~俺らこっちだから!」
「またね!」
「またね~!」
電車にゆられながら今日の打ち合わせの内容を確認したり。世間話をしたり。
一緒に幹事をやる人が話しやすい人で良かったぁ。
「奈美ちゃんこれから連絡取り合うことになると思うから連絡先交換してもらってもいい?」
「あ。はい!私二次会の幹事って初めてなので分からないこともあると思いますが宜しくお願いします。」
「こちらこそ宜しくね!」
携帯を持つ手。
ステキなのに…。
紺野君はどんな風に携帯持ってたっけ?
「奈美さん…。」
「こ、紺野君!」
こんな偶然。
紺野君のことを考えていたら紺野君が電車に乗ってきてビックリ。
「今まで残業?」
「はい。」
「遅くまでお疲れ様!」
「奈美さんは…。」
「あ。あの。お友達の結婚式の幹事をやることになって。その打ち合わせで!」
なぜかすごく焦ってしまう。
「ども!奈美ちゃんと一緒に幹事をやることになった相良です!」
「ども。」
「あの。職場の後輩の紺野君!」
「へ~同じ職場なんだ!奈美ちゃん職場だとどんな感じ?」
「え?」
「やっぱりしっかりしてそうでちょっと抜けてたり?」
「え!相良さん!?」
「あはは。ごめんごめん!」
「教育係でついてもらっていていつも優しく指導してもらっています。料理も上手いですし。」
「紺野君。そんな対した料理してないし恥ずかしいよ~。」
「へ~奈美ちゃん料理上手いんだ!俺独り暮らしだからさ~。ついつい外食ばっかで。今度奈美ちゃんの手料理食べさせて!」
「え。あ。」
ど、どうしよう。なんかすっごい気まずい雰囲気。
「そうだ。この前家まで持ってきてくれたプリンもすっごく美味しかったんですよ!」
「お、お口にあって良かったょ。」
「俺もプリン好きだからプリンリクエストしちゃおうかな!」
「あ、私この駅なので。」
「遅いし送りますよ。」
「え?あ、ありがとう。相良さん今日はありがとうございました。」
「うん!また近いうちに!」
「はい!」
「…。」
「…。」
なんだろ。
なんでか分からないけど空気がすごく重いような。
あれから紺野君全然しゃべらないし。
「あの。紺野君?」
「…奈美さんってあぁいう人がタイプなんですか?」
「えっ?」
「なんかいつもと雰囲気違ったんで。」
「そ、そんなこと。」
「俺邪魔でした?」
「な、なに言ってるの!?」
そんなわけない!
むしろ相良さんといても紺野君のこと考えちゃってたぐらいなのに。
「やっぱり年下はだめですか?」
「え?」
「5個下は恋愛対象になりませんか?」
ちょ、ちょっと待って!
どういうこと?
これって。
そんな中での相良さんとの出会いはとても自然で。
二次会の打ち合わせもスムーズで。
ん?何か忘れてるような?
あ!
手!
私としたことが手のチェックを忘れていた!
いつもなら真っ先に手のチェックから入るのに。
「奈美?」
「あ、な、なんでもない!」
「もしかして。」
「ちょっ、あ、ほら!えっと!最後はあの辺りでお見送りって感じでいいのかな?」
「そうだね!そうしようか!」
危ない危ない!
手フェチがばれてしまう所だったぁ。
気を取り直して。
相良さんの手。
うん。ステキな手です。
悪くないです。
いや。悪くないというより好みの手のはず。
そのはずなのに。
なんでこんなにきゅんっとこないんだろう。
それどころか紺野君の手を思い出してしまう。
思い出しても仕方ないのに。
諦めなきゃいけない手なのに。
「私ちょっと御手洗いに。」
「いってらっしゃ~い。」
ダメダメ。
思い出さない。
幹事の仕事に集中しよう!
「じゃ~そんな感じで宜しくな!」
「おう!」
「じゃ~俺らこっちだから!」
「またね!」
「またね~!」
電車にゆられながら今日の打ち合わせの内容を確認したり。世間話をしたり。
一緒に幹事をやる人が話しやすい人で良かったぁ。
「奈美ちゃんこれから連絡取り合うことになると思うから連絡先交換してもらってもいい?」
「あ。はい!私二次会の幹事って初めてなので分からないこともあると思いますが宜しくお願いします。」
「こちらこそ宜しくね!」
携帯を持つ手。
ステキなのに…。
紺野君はどんな風に携帯持ってたっけ?
「奈美さん…。」
「こ、紺野君!」
こんな偶然。
紺野君のことを考えていたら紺野君が電車に乗ってきてビックリ。
「今まで残業?」
「はい。」
「遅くまでお疲れ様!」
「奈美さんは…。」
「あ。あの。お友達の結婚式の幹事をやることになって。その打ち合わせで!」
なぜかすごく焦ってしまう。
「ども!奈美ちゃんと一緒に幹事をやることになった相良です!」
「ども。」
「あの。職場の後輩の紺野君!」
「へ~同じ職場なんだ!奈美ちゃん職場だとどんな感じ?」
「え?」
「やっぱりしっかりしてそうでちょっと抜けてたり?」
「え!相良さん!?」
「あはは。ごめんごめん!」
「教育係でついてもらっていていつも優しく指導してもらっています。料理も上手いですし。」
「紺野君。そんな対した料理してないし恥ずかしいよ~。」
「へ~奈美ちゃん料理上手いんだ!俺独り暮らしだからさ~。ついつい外食ばっかで。今度奈美ちゃんの手料理食べさせて!」
「え。あ。」
ど、どうしよう。なんかすっごい気まずい雰囲気。
「そうだ。この前家まで持ってきてくれたプリンもすっごく美味しかったんですよ!」
「お、お口にあって良かったょ。」
「俺もプリン好きだからプリンリクエストしちゃおうかな!」
「あ、私この駅なので。」
「遅いし送りますよ。」
「え?あ、ありがとう。相良さん今日はありがとうございました。」
「うん!また近いうちに!」
「はい!」
「…。」
「…。」
なんだろ。
なんでか分からないけど空気がすごく重いような。
あれから紺野君全然しゃべらないし。
「あの。紺野君?」
「…奈美さんってあぁいう人がタイプなんですか?」
「えっ?」
「なんかいつもと雰囲気違ったんで。」
「そ、そんなこと。」
「俺邪魔でした?」
「な、なに言ってるの!?」
そんなわけない!
むしろ相良さんといても紺野君のこと考えちゃってたぐらいなのに。
「やっぱり年下はだめですか?」
「え?」
「5個下は恋愛対象になりませんか?」
ちょ、ちょっと待って!
どういうこと?
これって。
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