大人の幼馴染

健の評価

メッセージを送ると5分後には、健から、電話がかかってきた。


「柚月。新しい環境になるのに、よくそこまで踏み切ったなー。人間関係が構築される前だから、柚月がクラスに馴染んで、楽しめるよう俺も願ってる！わざわざ、報告してくれてありがとう。一応俺も近況報告すると、、、俺は今日、柚月とファミレス行った時にあった若菜さんと大学でたまたま会ったよ。特に話す事はなかったけど、俺と同じ学部だったよ。今日は割と講義入れまくったから、疲れちゃった。でも、柚月の声を聞いて元気出た。明日も頑張ろうって思えた。ありがとう。」



と言われて、



「健お兄ちゃんに話を聞いてもらえたから、私はここまで頑張れたの。ひとまず明日頑張ってみる！また、だめだったら、保健室登校とか放課後登校から、頑張ってみるよ！健お兄ちゃんに話を聞いてもらって安心した。ありがとう！明日も健お兄ちゃんは、朝や早いよね？おやすみなさい。」



と言い柚月は、電話を切った。



本当はもっと健お兄ちゃんと話していたかったけど、迷惑になる事はしたくない。してはいけないと思い、健お兄ちゃんから、貰った勇気と温かい気持ちを胸に、明日の始業式に備えるのであった。