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芽衣の提案
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芽衣は
「葛城さん。潤もだけど、、、ここまで来てくださるのは報告してくれているという意味でありがたいのですが、この間近所の方に見られていたらしく、一応私達の友人と答えてますが、近所では奇妙なものを見る目で見られてしまいます。…そこで、提案なのですが、今から案内する場所に集まる時は行くという風にしたいのですがいいですか?」
真面目な顔をして言った。すると、
「なんだよ!何も相談されてないんだけど…。私何も聞いてないぞ!私の事がそんなに信用できない?」
と声を荒げて潤は怒った。すると、芽衣は涙目になりながら、
「私達の関係って、私たちは幸せだけど、一般的に見れば変なの…こんな事みんなに言ったら…距離を置かれてしまうと思って…言い出せなかった。でも、お姉ちゃんに話したら、2階を自由に使わせてもらえることになったから、そこで集まることにすれば、誰も傷付かずに今の関係を維持できると思ったの…。隠しててごめんね…みんなどうかな?」
と言う嫁に翔は
「誰も傷付かない?もうお前が傷ついているじゃないか!近所の人目が気になるなら、美琴さんのカフェを借りよう。やる事はどうせ同じなんだ。どこだって変わらないよ?それより一人でその苦しみに耐えてた方が問題だと思う。1番は俺だとありがたいけど、、、その事をこの中の誰かに相談して、辛さを分け合う事!それを約束してくれるなら、俺は賛成だよ。」
と嫁を抱きしめた。すると、葛城も潤も
「場所はどこだって構わない。みんなで幸せでいよう」
と言ってくれたので嫁は
「みんなに心配かけてごめんなさい…ありがとう…」
とホッとした顔で泣き続けた。
「葛城さん。潤もだけど、、、ここまで来てくださるのは報告してくれているという意味でありがたいのですが、この間近所の方に見られていたらしく、一応私達の友人と答えてますが、近所では奇妙なものを見る目で見られてしまいます。…そこで、提案なのですが、今から案内する場所に集まる時は行くという風にしたいのですがいいですか?」
真面目な顔をして言った。すると、
「なんだよ!何も相談されてないんだけど…。私何も聞いてないぞ!私の事がそんなに信用できない?」
と声を荒げて潤は怒った。すると、芽衣は涙目になりながら、
「私達の関係って、私たちは幸せだけど、一般的に見れば変なの…こんな事みんなに言ったら…距離を置かれてしまうと思って…言い出せなかった。でも、お姉ちゃんに話したら、2階を自由に使わせてもらえることになったから、そこで集まることにすれば、誰も傷付かずに今の関係を維持できると思ったの…。隠しててごめんね…みんなどうかな?」
と言う嫁に翔は
「誰も傷付かない?もうお前が傷ついているじゃないか!近所の人目が気になるなら、美琴さんのカフェを借りよう。やる事はどうせ同じなんだ。どこだって変わらないよ?それより一人でその苦しみに耐えてた方が問題だと思う。1番は俺だとありがたいけど、、、その事をこの中の誰かに相談して、辛さを分け合う事!それを約束してくれるなら、俺は賛成だよ。」
と嫁を抱きしめた。すると、葛城も潤も
「場所はどこだって構わない。みんなで幸せでいよう」
と言ってくれたので嫁は
「みんなに心配かけてごめんなさい…ありがとう…」
とホッとした顔で泣き続けた。
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