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告げられた真実
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芽衣に言われたように
、次の日の帰りは潤さんも一緒に帰った。芽衣は
「ごめん。寄りたいお店あるんだけど2人ともいいかな?」
「いいよ!」
と翔と潤さんは言った。
芽衣に連れられてきたのは学校の近所のカフェだった。
カフェに入り、ウェイトレスさんがきたので各々注文を済ませると芽衣は
「ちょっとお手洗い行ってくる。」
と学校の通学カバンとは違う大きな袋を持って、席を離れた。
「ごめん。お待たせしました。」
10分後帰ってきた芽衣は男性の格好をしていて、スバキヤに潤さんときていた男性だった。
潤さんの隣の席に座る芽衣は
「隠していてごめん。実は…私翔くん以外に好きな人がいるの…隣にいる潤なんだけど…私は両性愛者なの!告白されてからずっと言おうか迷ってた…否定されるのが怖かった…でも、翔くんの事大好きだから、伝えなきゃなと思って今日はここに呼んだの。こんな私でも、好きでいてくれる?関係続けてくれる?今すぐじゃなくてもいいから答えを聞かせてほしい…。」
芽衣は泣きじゃくりながら伝えてきた。芽衣はどれだけの勇気を振り絞って俺にこの告白をしてきたのだろう。
翔の気持ちは固まっていた。
「俺のことを大好きって言ってくれたから俺はそれでいいかな?と思ってるんだけど…俺も芽衣の事大好きだし…」
「恋人でいてくれるの?…ありがとう」と少し驚いたような表情をしながら泣いていた。
「っていうわけで私もあんたも芽衣の恋人って事だからあんたが芽衣を泣かせたら私許さないから」
と潤さんに言われ
「もちろんです。」
と強く答えた。
すると、ウェイトレスさんが側まで来ていた。そして
「芽衣~!ちゃんと言えて偉かったね!モヤモヤがスッキリして良かったね!そしておめでとう。2人とも芽衣をよろしくね」
と言われ翔は驚いた。
潤さんは
「もちろんですよ~♪美琴姉ちゃん!」
豆鉄砲を喰らってると、芽衣は
「ここ私のお姉ちゃんのおみせなんだ。」
といい、ウェイトレスさんは
「芽衣の姉の渡瀬美琴です。潤ちゃんは幼馴染だから知ってたけど、芽衣が彼氏連れてきてびっくりだよ!妹をよろしくね。」
と笑顔で言われたので
「藤ヶ谷翔です。こちらこそよろしくお願いします!」
そうして俺達の歪な関係が始まった。
、次の日の帰りは潤さんも一緒に帰った。芽衣は
「ごめん。寄りたいお店あるんだけど2人ともいいかな?」
「いいよ!」
と翔と潤さんは言った。
芽衣に連れられてきたのは学校の近所のカフェだった。
カフェに入り、ウェイトレスさんがきたので各々注文を済ませると芽衣は
「ちょっとお手洗い行ってくる。」
と学校の通学カバンとは違う大きな袋を持って、席を離れた。
「ごめん。お待たせしました。」
10分後帰ってきた芽衣は男性の格好をしていて、スバキヤに潤さんときていた男性だった。
潤さんの隣の席に座る芽衣は
「隠していてごめん。実は…私翔くん以外に好きな人がいるの…隣にいる潤なんだけど…私は両性愛者なの!告白されてからずっと言おうか迷ってた…否定されるのが怖かった…でも、翔くんの事大好きだから、伝えなきゃなと思って今日はここに呼んだの。こんな私でも、好きでいてくれる?関係続けてくれる?今すぐじゃなくてもいいから答えを聞かせてほしい…。」
芽衣は泣きじゃくりながら伝えてきた。芽衣はどれだけの勇気を振り絞って俺にこの告白をしてきたのだろう。
翔の気持ちは固まっていた。
「俺のことを大好きって言ってくれたから俺はそれでいいかな?と思ってるんだけど…俺も芽衣の事大好きだし…」
「恋人でいてくれるの?…ありがとう」と少し驚いたような表情をしながら泣いていた。
「っていうわけで私もあんたも芽衣の恋人って事だからあんたが芽衣を泣かせたら私許さないから」
と潤さんに言われ
「もちろんです。」
と強く答えた。
すると、ウェイトレスさんが側まで来ていた。そして
「芽衣~!ちゃんと言えて偉かったね!モヤモヤがスッキリして良かったね!そしておめでとう。2人とも芽衣をよろしくね」
と言われ翔は驚いた。
潤さんは
「もちろんですよ~♪美琴姉ちゃん!」
豆鉄砲を喰らってると、芽衣は
「ここ私のお姉ちゃんのおみせなんだ。」
といい、ウェイトレスさんは
「芽衣の姉の渡瀬美琴です。潤ちゃんは幼馴染だから知ってたけど、芽衣が彼氏連れてきてびっくりだよ!妹をよろしくね。」
と笑顔で言われたので
「藤ヶ谷翔です。こちらこそよろしくお願いします!」
そうして俺達の歪な関係が始まった。
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