4 / 145
ハジマリ
しおりを挟む
渡瀬芽衣は背が高く、容姿端麗で、入学早々男女問わず一目置かれていた。入学初日に体育会系のチャラい男子が告白していたが、「あなたのことを知らないので、」と玉砕していた。その後、入学して、一ヶ月も経たぬうちに、同学年の男子の大半が告白したらしいが、全員玉砕したというので男子の間では氷姫とかice girlと呼ばれているぐらいクールなのであった。翔は隣の席の人は美しいけど、とっつきにくそうだなと思っていた。隣の席の人とやるペアワークや、グループワークなどが一緒だとどうしていいかとても悩んだ。
「ここの問題順番的に先生に当てられるけど、渡瀬さんわかる?」
と愛想よく聞いてみると、耳まで真っ赤にして、ノートに答えと解説を書き込んだものを見せてくれた。おかげで当てられた問題に正解し、短気な英語のハゲの先生に怒られずに済んだ。氷姫やice girlなんかじゃないと強く思った。耳まで赤くして、愛おしいと思っていた。高校2年の文化祭の最終日に高台から飛び降りる気持ちで、翔は渡瀬芽衣に告白した。渡瀬芽衣は耳まで赤くして、
「私なんかで良ければお願いします。」と言われ、心臓が飛び出そうなほど嬉しかった。俺は告白がOKされたのをいいことに
「今日一緒に帰らない?」
とさそってみた。
「ごめん。今日は潤と帰る約束してるからまた、明日でもいいかな?」
と申し訳なさそうな顔をされたので、翔は
「もちろん!明日楽しみにしてるね!改めてこれからよろしく!」
と言って、1人でスキップで帰った。
「ここの問題順番的に先生に当てられるけど、渡瀬さんわかる?」
と愛想よく聞いてみると、耳まで真っ赤にして、ノートに答えと解説を書き込んだものを見せてくれた。おかげで当てられた問題に正解し、短気な英語のハゲの先生に怒られずに済んだ。氷姫やice girlなんかじゃないと強く思った。耳まで赤くして、愛おしいと思っていた。高校2年の文化祭の最終日に高台から飛び降りる気持ちで、翔は渡瀬芽衣に告白した。渡瀬芽衣は耳まで赤くして、
「私なんかで良ければお願いします。」と言われ、心臓が飛び出そうなほど嬉しかった。俺は告白がOKされたのをいいことに
「今日一緒に帰らない?」
とさそってみた。
「ごめん。今日は潤と帰る約束してるからまた、明日でもいいかな?」
と申し訳なさそうな顔をされたので、翔は
「もちろん!明日楽しみにしてるね!改めてこれからよろしく!」
と言って、1人でスキップで帰った。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
今日の授業は保健体育
にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり)
僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。
その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。
ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。
『女になる』
新帯 繭
青春
わたしはLGBTQ+の女子……と名乗りたいけれど、わたしは周囲から見れば「男子」。生きていくためには「男」にならないといけない。……親の望む「ぼく」にならなくてはならない。だけど、本当にそれでいいのだろうか?いつか過ちとなるまでの物語。
王妃の仕事なんて知りません、今から逃げます!
gacchi
恋愛
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ?
王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。
国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから!
12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる