色恋まみれの花園

収まらない場

「……。早くパパに会わせろよ！お前が伝説のキャストだったとしても俺らには関係ない。逆に気持ちがわかるだろ？パパに直談判するからよー。会わせろよ！」


と雷の次に長くいる烈が、大声で歯向かった。


「何をそんなに騒いでるんだ。おやおや、私の大事なキャストの子達じゃないか。どうした?店は?今日は休みの日じゃないよ？……まあ、察しはつくけどね。僕にみんな話があるんだよね。じゃあ、ロク。ここでみんなにディナーを振る舞うから、案内終わったら、イチに伝えて、料理手伝ってやってくれ。あいつは華奢だが料理の腕はピカイチだからな。じゃあ、みんなの料理もできたところで、僕と話そう。僕はイチくんにご褒美を用意しなきゃ行けないから、ちょっと書斎に行くけどご飯できたらみんなで呼びにきて欲しい。……それじゃ信用できないって顔してるね。みんな。じゃあいいよ。烈と六は、私の書斎で一緒にいてもいい。流石に書斎に全員入らないから。じゃあ六。みんなをリビングに案内して。」


とパパが全てを察したように出てきて、ご飯を振る舞う提案をした。