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告白
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翌日、奏は梨花と一緒に登校するために、早めに家を出た。
少し早く出れば新くんと会えるかも!
という淡い期待を抱いたからだ。
「おはよ。新くん。」
と梨花の家に到着するとほぼ同時に、新が家から出るところだった。
「……おはようございます。……姉ちゃん来るのもうあと30分ぐらいかかると思います……。すみません。」
と機嫌の悪そうな、バツの悪そうな顔で言われた。
「新くん。私昨日梨花から告られたの。でも、断った。私が好きなのは新くんだから!」
と赤面していうと、
「あー……。そうですか。僕は好きとかまだわからないですが、急いで答えが欲しいなら、僕は断ることしか考えられないです。思ってもない相手と付き合うのは失礼だと思うので。やべぇ。遅刻しちゃうので、また。」
と一礼して新は走っていってしまった。
少し早く出れば新くんと会えるかも!
という淡い期待を抱いたからだ。
「おはよ。新くん。」
と梨花の家に到着するとほぼ同時に、新が家から出るところだった。
「……おはようございます。……姉ちゃん来るのもうあと30分ぐらいかかると思います……。すみません。」
と機嫌の悪そうな、バツの悪そうな顔で言われた。
「新くん。私昨日梨花から告られたの。でも、断った。私が好きなのは新くんだから!」
と赤面していうと、
「あー……。そうですか。僕は好きとかまだわからないですが、急いで答えが欲しいなら、僕は断ることしか考えられないです。思ってもない相手と付き合うのは失礼だと思うので。やべぇ。遅刻しちゃうので、また。」
と一礼して新は走っていってしまった。
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