歪み愛

カフェ

その後バイト先の近くのカフェに行った。


「先輩今日はありがとうございました！コーヒーどうぞ。」

と先に座ってもらってた奥里に手渡すと、

「んーんー。全然大丈夫。それより弟君大丈夫だった？お腹痛いって多分私と顔合わせたくなかっただけだろうけど。私ができるのはここまで。あとは弟くんと従兄弟くんの誤解解いておいてね。そこは私は介入できないから。」


と寂しい笑顔で言うと、


「分かりました。ありがとうございます。今日は、ゆっくり過ごしてください。あ、もしこれから先バイトのシフト変わって欲しいとかあったらいつでも言ってもらえたら変わりますので！」


と言われて奥里は、


「そんなこと望んでないよー？ただ、もう少し一緒にいたい。ダメかな？今日はお互いバイトないし。」


と奥里は顔を赤らめて言った。