歪み愛

ご飯

「ただいまー！お？祐馬くん。いらっしゃい。、、、お義姉さん。今度はいつ帰ってくるって？最近多いい気がするけど、、、」

と叔母さんと、海斗兄ちゃんと陸斗兄ちゃんと叔父さんを出迎えた時に最初はニコッと笑ってたおじさんの顔が次第に曇っていった。

「明日には戻って来るって言ってたから、今回はそう長くないみたい。今回は一晩だけみたいよ。」

と冷たい声で言い放つ叔父と叔母が嫌いだった。

確かに海斗兄ちゃんと陸斗兄ちゃんと一緒に過ごせるのは嬉しいけど、僕だって、ここに来たくてきてるんじゃない。

というのが顔に出ていたのか、海斗兄ちゃんは、

「父さん、母さん。俺、祐馬の事、弟みたいに思ってるから、あんま祐馬を攻めるような事言わないでよ。」

と祐馬の手を握りながら言った。

「あ、、、ごめんごめん。ただ、祐馬くんもお父さんお母さんが恋しい年頃だろうから、うちにいて大丈夫かなって思っただけだよー。おじさんも祐馬くん好きだからうちに来てくれるのは大歓迎だよー！」

と叔父は祐馬の異変に気がついて、そう明るく言った。

「じゃあ、父さん帰ってきたしご飯にしましょうか！」

と母もその場の雰囲気を変えようとした。

その後ご飯をにぎやかに食べた。

「お。祐馬すげぇ！もう、箸使えるの？」

と海斗は、いつも祐馬のちょっとした変化に気がついてくれてる。

「うん。おばあちゃんの家で教えてもらったんだー！」

とにこやかに祐馬は答えた。