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向日葵
星夜の話
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「ちょっと待っててねー。」
と星夜は言い残し、家を出て帰ってきた星夜も向日葵の花束を抱えていた。
「蓮兄の真似になっちゃうけど…決意表明的な意味で。俺は、八重ちゃんが好き。…俺たちは法律では結ばれる事はできないかもしれない。でも、3本の向日葵。愛の告白をしたくて、花屋までダッシュで買いに行った。俺は八重ちゃんが好き。今までも。これからもずっと。」
と3本の向日葵を渡すと、
「星夜さん。私も星夜さんのことが好きです!疑って御免なさい。これからもよろしくお願いします。」
と言われて、2人の関係は落ち着いた。
「ねぇ…星夜さん?私たちはどうして結婚できないの?」
と言われて、
「ごめん。実を言うと俺たちが結婚できるかってのは、グレーゾーンで…。俺も、八重ちゃんも身元を蓮兄に引き取ってもらってる。養子縁組をしてるかは…俺には、分からないんだけど…同じ蓮兄としてるなら、結婚はできないって調べてて分かったんだ。でも、いろは姉と八重ちゃんがしてるんだったら、OKだし、その辺はグレーゾーンだから、結婚どうこうってのは、考えずに、俺は八重ちゃんを大事にしたいって思ってる。」
と伝えると、
「うん。調べてくれて、伝えてくれて、ありがとう。私も星夜さんが好き。大切に思いたい。」
と八重は満足げに言った。
と星夜は言い残し、家を出て帰ってきた星夜も向日葵の花束を抱えていた。
「蓮兄の真似になっちゃうけど…決意表明的な意味で。俺は、八重ちゃんが好き。…俺たちは法律では結ばれる事はできないかもしれない。でも、3本の向日葵。愛の告白をしたくて、花屋までダッシュで買いに行った。俺は八重ちゃんが好き。今までも。これからもずっと。」
と3本の向日葵を渡すと、
「星夜さん。私も星夜さんのことが好きです!疑って御免なさい。これからもよろしくお願いします。」
と言われて、2人の関係は落ち着いた。
「ねぇ…星夜さん?私たちはどうして結婚できないの?」
と言われて、
「ごめん。実を言うと俺たちが結婚できるかってのは、グレーゾーンで…。俺も、八重ちゃんも身元を蓮兄に引き取ってもらってる。養子縁組をしてるかは…俺には、分からないんだけど…同じ蓮兄としてるなら、結婚はできないって調べてて分かったんだ。でも、いろは姉と八重ちゃんがしてるんだったら、OKだし、その辺はグレーゾーンだから、結婚どうこうってのは、考えずに、俺は八重ちゃんを大事にしたいって思ってる。」
と伝えると、
「うん。調べてくれて、伝えてくれて、ありがとう。私も星夜さんが好き。大切に思いたい。」
と八重は満足げに言った。
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