花詞復讐屋

七瀬蓮

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コスモス

裏のコンサルタント女子

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八重は

花室様
先日は、貴重なお時間を頂き、誠にありがとうございました。
さて、ご依頼の件について、具体的なご提案をさせていただきたく、メールをさせていただきました。
花室様は桃園様に好意を抱いているのを感じとれました。そこで、桃園様と1日デートをするのを提案いたします。そこで花室様が想いを伝えるのが、桃園様にとって、一生忘れられない出来事になることでしょう。桃園様とのデートまで、弊社でバックアップの方をさせていただきます。いかがでしょうか。ご返信の方お待ちしております。

とメールの文面を打ち、いろはと真理亜に見せた。すると、

「いいと思う!一応蓮兄にも見せてから,送ろっか!」

と2人に言われて、蓮に見せにいくと、

「うん。文面自体はいいと思うよ。ただバックアップをどうしようか考えるから、そのメール下書き保存しておいてくれるかな?」

と、蓮は言うと、

「蓮は、花室様が通ってる学校の先生っていう設定であってたんだよね?その感じで、病院に乗り込んで,京香さんがそれを望んでいます。叶えてあげてください。って言えば問題ないんじゃないかな?…だって、彼女花室様の親御さんあんまりお見舞いにこないみたいだし、、、問題無いんじゃないかしら…」

といろはが言うので、

「そうだね!じゃあ、その作戦で行こう!八重ちゃん!さっきのメールを花室様に明日の朝に送っておいてもらってもいいかな?時間的に今はまずいから,」

と言われて、女子は時計を見ると、夜の10時半を指していた。


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