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ガーベラ
意外な復習相手
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「あの、、理亜さんにも話聞いていただきたいんですけどいいですか?」
原田は理亜にも同席し続けてもらえるよう言ったので怜都と理亜と依頼人の原田の3人で席についている。
そして原田は、
「理亜さんに振り込んだ金額より多く払ったのは、復讐屋さんを紹介していただきたく払ったものです。」
「左様でございますか。」
と原田に微笑んで言い、理亜に向かって
「いくら振り込まれていたんですか?」
「10000円です。こちらの相談料としては多い金額をいただいていました。」
怜都は
「大変失礼致しました。それでは、本題に入らせていただきます。復習したいお相手はどなたでしょうか?」
「……両親です。私は実は普段第3施設で生活をしています。振り込んだお金は両親から二ヶ月分のお小遣いとして父から貰ったものです。母は一年に一回顔を出せばいい方です。2人とも高い役職についているのに私には構ってくれなくて…」
「それはお仕事が忙しいからではないんですか?」
と怜都が聞くと
「私もそう思っていました。でも、この間外泊した友達から私の両親をみたって聞きました。しかも2人ともパパ活、ママ活をやってるらしくて…」
ほう、、それは興味深い。と怜都は思った。
「それではこちらで調べましょうか。」
と怜都が言うと
「やって頂けるですか。」
と原田は目を輝かせて言った。
「それではお調べし次第連絡差し上げますね。」
と怜都お得意の営業スマイルを見せた。
原田は理亜にも同席し続けてもらえるよう言ったので怜都と理亜と依頼人の原田の3人で席についている。
そして原田は、
「理亜さんに振り込んだ金額より多く払ったのは、復讐屋さんを紹介していただきたく払ったものです。」
「左様でございますか。」
と原田に微笑んで言い、理亜に向かって
「いくら振り込まれていたんですか?」
「10000円です。こちらの相談料としては多い金額をいただいていました。」
怜都は
「大変失礼致しました。それでは、本題に入らせていただきます。復習したいお相手はどなたでしょうか?」
「……両親です。私は実は普段第3施設で生活をしています。振り込んだお金は両親から二ヶ月分のお小遣いとして父から貰ったものです。母は一年に一回顔を出せばいい方です。2人とも高い役職についているのに私には構ってくれなくて…」
「それはお仕事が忙しいからではないんですか?」
と怜都が聞くと
「私もそう思っていました。でも、この間外泊した友達から私の両親をみたって聞きました。しかも2人ともパパ活、ママ活をやってるらしくて…」
ほう、、それは興味深い。と怜都は思った。
「それではこちらで調べましょうか。」
と怜都が言うと
「やって頂けるですか。」
と原田は目を輝かせて言った。
「それではお調べし次第連絡差し上げますね。」
と怜都お得意の営業スマイルを見せた。
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